UMA君のお部屋

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リベンジ成功 小津から花房山

2015-01-18 18:31:26 | 山歩き…伊吹・越美の山
山行目的:リベンジ

山行日:2015年1月18日(日)

天気:晴れ

山行者:単独です。

CT:自宅4:49=橋5:35/5:47…登山口7:25…林道終点8:51…

稜線10:09…花房山10:54~11:04…稜線(下降点)11:38…

林道終点12:28~12:48…登山口13:21…橋14:33/15:00=自宅15:56



車は橋の側に置きました。

林道は雪ありますが集落から続くこの道は路肩にあるくらい。

まだ夜明け前で真っ暗、ヘッドライトを点けて出発。

この先に鹿柵ゲートが二ヶ所あるのでツボ足で行きます。

どうしてかというと前回ゲートが締まっていて

開けられないので仕方なくよじ登って越えたため。

最初のゲートは橋を渡ってすぐ、

これは半分空いてましたのでそのままスルー。

二つ目は全開でした。なんでかな?

と考えつつここでスノーシューを装着。

前回は4年前でワカンだったのでかなり苦労しましたが

スノーシューはホント楽でスイスイです。

林道は積雪50cmほどで内新雪は15cm前後といったところ。

小沢が横切っている所は大きな段差になっていて、バランス崩しやすい。

1時間強で登山口到着。

一度目は同じ時期で登山口にも辿り着けず3時間程で敗退、

二度目は残雪期で登山口まで1時間半だったからかなり優秀だ。

条件は同じではないけれど、スノーシューの威力は凄いです。

チョイチョイ登ったところでお日様を拝む。

林道は雪崩る箇所が幾つかあって日の出前に通過でき良かった。

日の出後だと雪崩る可能性上がるもんね。

順調よく高度を上げていく。

1h/標高差250mくらい、割とハイペースだ。

割と雲が多かった朝だったけど、

林道終点を越えると青空の割合が増えていった。

雪化粧した木の枝と青空はサイコーにマッチする。

時折立ち止まり、写真を撮りながら景色を楽しんだ。

前回両足が攣って引き返した地点は10時に通過、

この時点ではまだ足に違和感はない。

この先は未開拓。ドキドキしながら登っていく。


最後、稜線に詰め上がる所。

地形図では等高線が混んでいてぱっと見でも結構急なのがわかる。

スノーシューを逆ハの字にし前詰を確実に雪面に食い込ませながら直登する。

滑るかと思ったが意外にグリップはよく警戒に登っていける。

新雪が完全に飛ばされてアイスバーンに

なっている所もありやや肝を冷やした所もあった。

最後は発達中の雪庇を切り崩しながら這い上がり稜線に出た。

素晴らしい景色。しばし景色に見とれた。

振り返って今登って来た斜面を見てみた。


ちょっとこれはスノーシューで下っていけるのか不安になるような急斜面だ。

この下りがこの日の核心部にあったのは言うまでもない。

多分必要ないとアイゼンとピッケルを置いてきたが持ってきた方が良かったかもしれない。

稜線は雪が飛ばされ、ややアイスバーン気味のところはザクザク音を立てて歩き。

木々に囲まれた場所では積雪豊富でしっかりラッセルをさせられる羽目になった。

しかし山頂まであと少しという高揚感と景色の素晴らしさに苦は感じない。





(小津権現から続く稜線)

花房山頂上へは稜線から外れ一旦下って登りかえす。

これまた急登で、おまけに雪庇がかなり発達している。

尾根を直登するのは厳しそうで途中から左から回り込むようなルートを取った。

(下山時に撮った山頂直下に付けたトレース)

あともう少し、もう少しというのに両足からついに悲鳴があがった。

両足とも攣ってしまったのだ。しかしこんなところで敗退はしたくない。

10歩進んで休憩する作戦でなんとかしのいだ。

凄い雪庇は記念撮影してから、切り崩せそうな所を選んで切り崩して這い上がった。


ちょいちょいで山頂。三度目にしてやっとの登頂、感無量だ。


360度ほんとにすばらしい景色、


無雪期にも訪れたことがあるが比較にならない程の絶景だ。

山頂は雪庇の発達で平らな所は無く完全に斜面と化しており長居は無理そうだった。

山名板を見つける事はできず、写真を撮ったら休憩する事もなく下山を開始した。

山頂直下、左巻きに取ったルートは足元ずるずるで滑落しないかヒヤヒヤした。

下降点で小休憩を入れたら問題の急斜面を下降した。

真っ直ぐには到底下れない。グリップが利かなさそうである。

かといって横歩きも滑りやすく、バランスを崩しやすいのですぐにやめた。

結局、後ろ向きに蹴り込みながら下った。これが一番安全な方法だった。

ふとGWに登った奥穂高で雪壁を下るとき後ろ向きに下った事を思い出した。

雪質はすでにザラメに変わっておりよく滑る。

両側切れ落ちている所もあるのでこの先も慎重に下った。

林道終点の広場まできてやっと一息、

持参したカップ麺と菓子パンで昼食にした。

ここから下は特に危険という所もなく、スピード下山した。

今回も敗退か…という不安もあったが

三度目にしてやっとこさ宿題を片づけることができ

胸のつっかえが取れたような気分になった。

御池岳で新年会

2015-01-03 18:49:52 | 山歩き…鈴鹿の山
山行目的:テント張って新年会

山行日:2015年1月2日(金)~1月3日(土)

天気:二日間、雪。

山行者:I藤兄さん、M利さん、K川♂さん、K川♀さん、T橋夫さん、僕の6名。

CT:
2日 藤原町山口R306ゲート手前7:32…標高680m13:30頃(テント泊)

3日 テント場6:30…御池岳9:57~10:15…テント場11:40~12:12… 藤原町山口R306ゲート手前13:44



山仲間5人とテント泊で御池岳へ行ってまいりました。

二日間ともに天気は雪!

ハプニングがあり、登頂は厳しいかな…と諦めてましたがなんとか登頂できました。


(ながいながい閉鎖されたR306を尾根取付点まで歩きます)


(テント場)


(昼間っから宴会⇒鍋パーティとなりました)


(二日目はヘッドライトをつけて夜明け前に出発)


(雰囲気のいい樹林)