★yukarinの映画鑑賞ぷらす日記★

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凶悪

2014年07月08日 | ★★★★(4/5)

2013/09/21公開 アメリカ R15+ 128分
監督:白石和彌
出演:山田孝之、ピエール瀧、リリー・フランキー、池脇千鶴、 白川和子、吉村実子

ある日、スクープ雑誌『明潮24』に死刑囚の須藤純次から手紙が届く。それは、判決を受けた事件の他に、彼が関わった誰も知らない3つの殺人事件について告白するものだった。須藤曰く、彼が“先生”と呼ぶ首謀者の男が娑婆でのうのうと生きていることが許せず、雑誌で取り上げて追い詰めてほしいというのだった... (allcinema ONLINEより)


新潮45編集部の取材記録を綴ったノンフィクション「凶悪 ある死刑囚の告発」をもとに、事件を追う一人の雑誌記者の執念と驚愕の真相を描くクライム・サスペンス。

監督は『ロストパラダイス・イン・トーキョー』の白石和彌。

実話をもとにした作品は好きなので観てみました。が、初っぱなからかなり強烈な印象で始まり、その後もかなりバイオレンスなシーンが多くて辛かった、、、。

特におじいちゃんにお酒を無理やり飲ませるシーンはあまりにも辛くて....コトが終わる所まで早送りしてしまった....あのまま見続けていたら体調悪くなりそうでした。これが若い人だったら普通に観られたかもしれないけどじいちゃんだけはダメだった。

こんなことがリアルで行われてたかと思うとゾッとしますね。家族まで共犯にしちゃう保険金詐欺....恐ろしや。確かにニュースで似たような事件を聞いたことはあるけど....改めて映像として観ると気持ちのいいもんじゃないです。須藤たちのバイオレンスなシーンよりも、指示だけする木村のほうがもっとたちが悪い。

須藤には何の同情もないけど、あの告白がなかったら木村はのうのうと生きてたと思うと腹立たしい。動機は刑期が延びる、道連れにしたいと思ってたとしてもよく告白してくれたと思うよ。
とにかくピエール瀧さんとリリー・フランキーさんの怪演?はお見事でした。リリー・フランキーさんてパッと見には人の良いおじさんなイメージだけど...今回は憎たらしかったわぁ。
一番凶悪なのはああいう人なのだなと感じました。

一方、ジャーナリストの藤井の家族....これもリアルに描かれてましたね。アルツハイマーの母親と介護する奥さん....これ奥さんひとりで看るのは大変だよ~ダンナにいった一言はすごくわかる。うちも祖父母の時、両親二人(私は手伝い)でやってたけど大変だったもの。
このへんは家庭よりも仕事優先の熱血ジャーナリストさをうまく現わしてたかなと思いますね。

一応物語りは完結したけど、あまりすっきりしない終わり方。木村の藤井へ指を指すシーンは意味深で印象に残りました。先日観た『渇き。』も日本映画にしてはなかなかのバイオレンスな作品だと思ってたけどコレもすごかった、、、

★★★★.2

 

凶悪―ある死刑囚の告発 (新潮文庫)
「新潮45」編集部
新潮社

 

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4 コメント

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こんばんは (maki)
2014-07-21 23:00:12
リリー・フランキーさんて、私の印象では
うさんくさい人だなあ…というのがあります
だからこの役、ぴったりだなあと思いました

本当に凶悪なのは、誰か、ですよね。
背筋が寒くなりました
makiさんへ (yukarin)
2014-07-21 23:21:52
こんばんは♪
リリー・フランキーさんはハマリ役ですね。
ああいう見た目やさしそうな人が胡散臭いもんですよね。
本当に凶悪なのは....ゾッとしちゃいますね。
試写会で見ました (KGR)
2014-08-08 18:45:28
キャスト登壇で、各キャストのコメントが面白かったので、その記事もトラックバックします。
KGRさんへ (yukarin)
2014-08-12 12:57:24
舞台あいさつの記事読ませていただきました。
内容が内容なだけに役者さんたちも精神的に負担もあったようですね。

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