
【LA CHISPA DE LA VIDA/AS LUCK WOULD HAVE IT】
2014/11/22公開 スペイン 94分
監督:アレックス・デ・ラ・イグレシア
出演:ホセ・モタ、サルマ・ハエック、ブランカ・ポルティージョ、ファン・ルイス・ガリアルド、フェルナンド・テヘロ、マヌエル・タリャフェ、サンティアゴ・セグーラ、アントニオ・ガリード、カロリーナ・バング、ホアキン・クリメント
STORY:2年前に失業して以来、職にあぶれたままの元エリート広告マンのロベルト。恥を忍んで訪ねた旧知の会社社長にも冷たくあしらわれてしまう。失意のロベルトは、最愛の妻ルイサと新婚旅行で訪れた場所に足を向けるが、思い出のホテルは跡形もなく消えていた。やがてロベルトは、ふとしたはずみから遺跡発掘現場に転落してしまい、後頭部に太い鉄筋が刺さってしまう... (allcinema ONLINEより)
ひょんなことから後頭部に鉄筋が刺さったまま動けなくなった男の救出劇に群がるマスコミやさまざまな関係者が繰り広げるブラック・コメディ。監督は「気狂いピエロの決闘」「スガラムルディの魔女」のアレックス・デ・ラ・イグレシア。
邦題のとおり後頭部に鉄筋が刺さったままの男をワンシチュエーションで描いた話だけなのに、94分最後まで引きこまれました。ずっと刺さった男とその家族や医師や現場の関係者たちによる会話劇、一歩間違うとつまらない話になってしまう。しかも瀕死の状態でなぜかフッと笑ってしまうシーンもあるからシリアスなのかコメディなのかわからなくなってきた 汗。←いや笑えないよっ
とっても家族思いのロベルト、仕事運には見放されて2年間失業中。再就職のために友人に相談に行っても冷たくあしらわれ誰も彼に感心がなったのに、思い出のホテルがなぜか遺跡発掘現場になってうっかり転落して鉄筋が刺さってから、彼に感心を持つ人達がわんさか!!
動かしたら死んじゃうっていうのに、ドキュメンタリーだの映画化だのと....日本ではありえない展開に唖然。当の本人もマスコミに携帯電話で実況放送してたり、インタビューの出演料の交渉までしてしまうときたもんだ。彼が死んだらいくら、死ななかったらいくら...とマスコミ連中の会話もすごい。確かにリアルでもすぐに映画化決定、製作の権利は誰...とか聞きますもんね。
舞台劇にもなりそうな作品でした。ロベルトを気遣う妻や警備員、お金儲けを企む会社やその顧客などなど様々な登場人物たちの様子を見事に描いてました。一番大切なのは何なのか....人間の心理的な部分を描くのがうまい監督さんですね。夫を心から愛してる妻を演じたサルマ・ハエックの演技が素晴らしかったです。ラストシーンは印象的...。
★★★★
![]() |
刺さった男 [DVD] |
ホセ・モタ,サルマ・ハエック,ブランカ・ポルティージョ | |
松竹 |
![]() |
刺さった男 Blu-ray |
ホセ・モタ,サルマ・ハエック,ブランカ・ポルティージョ | |
松竹 |
夜だけだったからパスしたの、
面白いのね??
最近DVDになっちゃったやつ
たまりにたまってて全然見れないどころか
レビューもあと11本分あるよー!
昔みたくまとめて書くしかないな
ゆかりんコンスタントにみてるよねー
前半部をもう少し短くしても良かったかなって思うけれど…
これで80分台だったらもっとよかった!
妻の最後の表情が印象的ですよね
ロベルトが最後まで妻子の今後の生活の事を心配してたのが、皮肉。
どうなるんだろうとそこが一番気になりましたが、奥さんの姿勢・態度が本当に素晴らしかったです。
時間があったら見てみて。
最近私も前ほどDVDが観れてないのよ 汗
まとめてレビューもいいかもね。
観たやつは全部記録しときたいし...私もそうしようかな。
ほとんど会話劇だったので80分くらいがいいのかもしれませんね。
見入ってしまいましたよね。
ほんと奥さんは素晴らしかったですね。
実際そうなったらどうなるんだろうなと考えさせられます。