☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

映画とLIVEのミーハーな感想とたまにお出かけ日記♪
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アレクサンドリア

2011年10月11日 | ★★★+

【AGORA】 2011/03/05公開 スペイン 127分
監督:アレハンドロ・アメナーバル
出演:レイチェル・ワイズ、マックス・ミンゲラ、オスカー・アイザック、マイケル・ロンズデール、サミ・サミール、アシュラフ・バルフム、ルパート・エヴァンス、ホマユン・エルシャディ、オシュリ・コーエン

そこは、真実が
滅び去った場所。

4世紀、世界の学問の中心地で伝説を残した、実在の女性天文学者の物語。

ローマ帝国崩壊寸前の4世紀末。東西交易の要衝として文化的な発展を遂げたエジプトの中心都市アレクサンドリアにも徐々に混乱の足音が迫りつつあった。そんな中、美貌と明晰な頭脳を兼ね備えた女性天文学者ヒュパティアは、学問に生涯を捧げ宇宙の真理を解明することに情熱を傾けていた...

 

4世紀のエジプト、アレクサンドリアに実在した伝説の女性天文学者ヒュパティアの悲劇の物語。
監督は『バニラ・スカイ』(原案)、『アザーズ』のアレハンドロ・アメナーバル。

これ地元MOVIXでも上映されてたんですが他を優先しちゃってパスしちゃったのでした。文献などは残ってないけれど実在した女性天文学者ということで興味深い内容ではありました。この時代に女性の学者さんがいたのも凄いけれど、もの凄い数の文献を収蔵した図書館があったなんてビックリ。

女性天文学者のヒュパティアは、信仰や身分に差別することなく素晴らしい女性だけど信念を決して曲げない頑固なお人でしたね。それがやがて悲劇になるわけで...。

ヒュパティアを演じたレイチェル・ワイズはなかなかハマってて良かった。こんなキレイな先生に教えてもらったら生徒たちはそりゃ好きになるよなー。でも彼女の最後は悲しかった...ダオスのやさしさにジーン。実際はもっと残酷だったみたいですね。

しかし、スペイン映画なのにキリスト教をすごく悪く描いてるけどいいのか、、、。それが醜い争いを引き起こして...。ま、いつの時代も変わらないものですな。ラストのアレクサンドリアからアフリカ大陸、地球へとズームアウトしていく所では、宗教の争いも地球規模になるとなんと小さい出来事かと思ってしまいますね。

ヒュパティアが地球の軌道は楕円なのかも?と気づいてから証明されるのは1200年後というのがなんとも。この時代、天動説が信じられていたあたり、まさに自己中心的な人たちでした。

★★★.2

 

アレクサンドリア [Blu-ray]
レイチェル・ワイズ,マックス・ミンゲラ,オスカー・アイザック,マイケル・ロンズデール,ルパート・エヴァンス
松竹

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4 コメント

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こんばんは♪ (maki)
2011-10-11 18:14:50
図書館や装飾などが、いかにも古代作品めいていて凄く良かったですね!
あの時代に発見される前のこんなことを考えていた人物がいたんだと考えるだけでも楽しいと思います
歴史ものスキーにしてはあの図書館にも興味津々でした。どんな偉大な理論や考察がそこにあったのだろうかと考えるとワクワクしてきちゃいますね
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makiさんへ (yukarin)
2011-10-12 15:24:02
こんにちは♪
あの時代にこういう人がいたんだと思うとワクワクしますね。
あの図書館もどんなものが収められていたのか気になります!
返信する
じっくりじっくりまた観ようかな (q 凄い作品)
2011-10-17 13:59:50
映画の中で起こっている出来事が
もー現代エジプトで起こっている事に重なちゃって観た~
 図書館が理性と科学の象徴って、ズバリ。納得。図書館大好きqだしね
オレステス(オスカー・アイザック)の俗世界に身を浸しつつ聖なるものを守ろうとする苦闘
愛を告白しながら受け入れられなかった奴隷ダオス(マックス・ミンゲラ)の魂
これって 壮大ラブストーリーよっ!
実は。思慮深き知性ある人を目指すqには憧れちゃうヒュパティアよ
返信する
qへ (yukarin)
2011-10-17 17:27:32
なるほど~確かに壮大なラブストーリーだよねコレ。

>思慮深き知性ある人を目指すqには憧れちゃうヒュパティアよ
ぜひヒュパティアになってくれ!!
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