原題:AVATAR
公開:2009/12/23
製作国:アメリカ
上映時間:162分
監督:ジェームズ・キャメロン
出演:サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガーニー・ウィーヴァー、スティーヴン・ラング、ミシェル・ロドリゲス、ジョヴァンニ・リビシ、ジョエル・デヴィッド・ムーア
観るのではない。そこにいるのだ。
もうひとつの体。もうひとつの運命。
Story:下半身不随になり、車いす生活を送るジェイク(サム・ワーシントン)は、衛星パンドラにやって来る。彼は人間とナヴィ族のハイブリッドであるアバターに変化を遂げ、不自由な体で単身惑星の奥深くに分け入って行く。慣れない土地で野犬に似たクリーチャーに襲われていた彼は、ナヴィ族の王女(ゾーイ・サルダナ)に助けられる。(シネマトゥディより)
ジェームズ・キャメロン監督の最新技術を駆使しまくった、衛星パンドラの資源を頂こうともくろむ人間とその星の先住民ナヴィとの戦闘を描いた作品。
『ターミネーター4』のサム・ワーシントンが良かったのと予告編で見た美しい映像が楽しみで前夜祭上映で観てきました。めずらしく友人が行くの?と言ってきたのでおや?と思ったら、本編前に流れる3Dのファイナルファンタジーが目当てだったらしい、、、おいおい。
とにかく映像の美しさに圧倒されました。衛星パンドラの世界を見事に描いていたと思います。パンドラの世界を体験する作品で今だからこそ作れた作品ですね。先住民と人間のDNAを掛け合わせた“アバター”と人間がリンクする設定は面白い。
お話は目新しいものはなく、ヒジョーにシンプルでわかりやすすぎる展開。映像に集中するには、ヘンに小難しい設定よりもよいのかもしれませんね。とにかく映像やその世界観を楽しむ映画ですねっ。
宮崎アニメの影響あり?と思わせる雰囲気、メカ関係はどうしてもSWを始め諸々の作品が浮んじゃう、カッコ良い。もしかしていいトコ取りですか?という感じも(笑)。でもすごくこだわってつくられてるのはわかります。クライマックスでの戦闘シーンは圧巻でしたわ。最初から感じ悪かったクオリッチ大佐が最後までとことん悪人だった設定が良かった。なので最後にジェイクとのバトルは見応えありました。
青を基調とした世界、そういやナウシカも青い服着てたなーと。友人は『もののけ姫』入ってたと言っておりましたが、観ていないのでそのへんはちょっと、、、。
まぁ何だかんだ言っても、映像の美しさには堪能できました。クラゲみたいな木の精がフワフワ、灰が降るシーンは雪のようにこちらまで降ってくる感じだったし、3Dしか味わえない感覚を体験できてそれは良かったです。
気合い入れて3Dの吹替版で観たんですが、メガネの上に3Dメガネは重いし、動きがとんでも速いので微妙な残像が目に負担がかかりました。鑑賞後、頭痛に悩まされた(泣)。気持ち3Dで観てるほうが画面が小さく感じました。今度は年末年始の休みにでも2Dで再挑戦しようと思ってますっ。つーか、メガネくん用に何か対策してくれ~っ。
映像★★★★★
※2009/12/22、TOHOシネマズにて
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