遊民翁の”散策と絵”

”旅や散策”と”撮った写真をもとに描いた風景画”の紹介。

バルト三カ国・ヘルシンキの旅シリーズ(3)タルトゥ(エストニア)の市庁舎

2015-11-28 13:38:44 | 水彩画

 タルトゥはエストニア南東部にある大学の街。戦争や火災で何度か焼き尽くされたが、今は整然とした形で昔の儘に再現されたとのこと。この市庁舎前はエマユギ川までのゆったりとした下りの広場でこの街の中心。市庁舎の前には若い恋人同士が接吻している像の”キスの噴水”が広場のシンボル。

絵画用の筆は柔らかいので細かい所を描くのが難しい。もう少し細かい部分までとは思うのだが。
(画用紙はHolbein albireo AB-B5 258X182mm、絵具は不透明水彩絵具(HOLBEIN)、最後に固形不透明水彩(HOLBEIN)で微調整)


上田城(長野県上田市)(城郭シリーズNo33)

2015-11-26 09:22:03 | 水彩画

 この城は直接は、訪れたことが無い。絵は、長野新幹線の窓からの景色。近くまでは行くのだが、何故かチャンスが無い。近くの海野宿や別所温泉北向観音など絡めて散策したい。

(画用紙:SketchBook Maruman 173x122mm(B6)、絵具:固形透明絵具(呉竹14色):この組み合わせで描くときには、下絵10分、色付け10分と短時間仕上げ。「下手も絵のうち」(熊谷守一)の精神で、独り楽しんで描いたもの。)


バルト三カ国・ヘルシンキの旅シリーズ(2)ウスペンスキー大聖堂(ヘルシンキ)

2015-11-23 10:55:19 | 水彩画

 これもヘルシンキ港のマーケット広場から、夕陽に染まっていたロシア正教のウスペンスキー大聖堂。この街には、もう一カ所、プロテスタントの大聖堂が在った。一つの街に二つの大聖堂とは不思議だが同じキリスト教でも宗派が異なれば良いのか。

(画用紙はHolbein albireo AB-B5 258X182mm、絵具は不透明水彩絵具(HOLBEIN)、最後に固形不透明水彩(HOLBEIN)で微調整)


松本城(長野県松本市)(城郭シリーズNo32)

2015-11-20 09:27:54 | 水彩画

 訪れたのは2007年10月と2014年7月の二回。2007年は松本駅から歩いて市内散策の途中、2014年は北陸ドライブ旅行の帰り道に寄り道で。2007年には狭く急な階段を最上階まで昇って腰が痛くなったことを思い出す。この城はアルプスをバックにした姿が良いのだが二回ともアルプスは望めなかった。

(画用紙:SketchBook Maruman 173x122mm(B6)、絵具:固形透明絵具(呉竹14色):この組み合わせで描くときには、下絵10分、色付け10分と短時間仕上げ。「下手も絵のうち」(熊谷守一)の精神で、独り楽しんで描いたもの。)


バルト三カ国・ヘルシンキの旅シリーズ(1)ヘルシンキにて

2015-11-17 19:28:22 | 水彩画

 バルト三カ国とヘルシンキ観光のツアに参加した。夫々の場所で気に入った、気になった建物などの写真をもとに、描いた絵を紹介。
 第一回はヘルシンキのマーケット広場から対岸に見えた建物。観光名所ではないようだが、まるで教会の尖塔のような形をしたな屋根など気になった。時間的には、日没後で未だ空が赤く明るさを保っている頃。

(画用紙はHolbein albireo AB-B5 258X182mm、絵具は不透明水彩絵具(HOLBEIN))


松代城(長野市松代町)(城郭シリーズNo31)

2015-11-15 07:36:28 | 水彩画

 訪れたのは2008年2月で街中には残雪。JR長野駅から川中島古戦場跡を左に見ながらバスで、旧長野電鉄松代駅前近くで下車。市内の象山神社や古屋敷などを見ながらの散策の後、最後に訪れたのが再建された松代城。元は、武田信玄・上杉兼信の川中島の闘いに出てくる海津城だそうだ。城址内の高台からは、広々とした千曲川の扇状地や雪を被った北アルプスの山々などが望めた。散策の後は、松代駅から長野電鉄屋代線で屋代まで乗車したが、この線、今は廃線。懐かしい旅。

(画用紙:SketchBook Maruman 173x122mm(B6)、絵具:固形透明絵具(呉竹14色):この組み合わせで描くときには、下絵10分、色付け10分と短時間で仕上げる。「下手も絵のうち」(熊谷守一)の精神で、独り楽しんで描いたもの。)

 


小諸城(長野県小諸市)(城郭シリーズNo30)

2015-11-12 13:53:25 | 水彩画

 訪れたのは2009年5月新緑の頃。この城は城下町の市街地よりも低地にあり、市街地から城内を見ることが出来る。そのため、穴城とも鍋蓋城ともいう別称があるとのこと。この城の大手門は、しなの鉄道小諸駅を挟んで東側、大きな「懐古園」と書かれた扁額が掲げられ小諸を代表する懐古園の入口の「三の門」は西側に残されている。この城も甲府や長岡のように嫌がらせで、城の中に線路が施設されたのだろうか。絵は大手門と三の門。
(画用紙:SketchBook Maruman 173x122mm(B6)、絵具:固形透明絵具(呉竹14色):この組み合わせで描くときには、下絵10分、色付け10分と短時間で仕上げる。「下手も絵のうち」(熊谷守一)の精神で、独り楽しんで描いたもの。)


高島城(諏訪市)(城郭シリーズNo29)

2015-11-10 10:04:45 | 水彩画

 訪れたのは、2007年10月。北斎の富嶽三十六景にも描かれている城。小さな城だが、お堀に囲まれた景色は和む。近くには足湯を備えた酒蔵もあり諏訪湖にも近く散策には適していた。

(画用紙:SketchBook Maruman 173x122mm(B6)、絵具:固形透明絵具(呉竹14色):この組み合わせで描くときには、下絵10分、色付け10分と短時間で仕上げる。「下手も絵のうち」(熊谷守一)の精神で、独り楽しんで描いたもの。)


バルト三カ国とヘルシンキ旅行中に描いた絵 その2

2015-11-07 10:25:19 | 水彩画

(画用紙:SketchBook Maruman 173x122mm(B6)、絵具:固形透明絵具(呉竹14色))
「下手も絵のうち」(熊谷守一)の精神で、独り楽しく描いた。

最後の二枚は中継地のフィンランド・ヘルシンキで描いたもの。ヘルシンキでは中心部近くのホテルで、前の公園はバルト海に繋がるトーロ湖に面した絶好の場所。


バルト三カ国とヘルシンキ旅行中に描いた絵 その1

2015-11-07 10:22:23 | 水彩画

 10月末から今月初めにかけて、バルト三カ国とヘルシンキへ、ツア旅行してきた。ホテルでやることが無い時には訪れた場所の写真を見ながら、自由時間には外で、輪郭描き10分・色付け10分の水彩画を何枚か描いた。バルト三カ国には以前から行きたかった場所の一つだったが、期待通り楽しい旅だった。周辺のロシア、ポーランド、ドイツ、スエーデンなどに何度も占領されても、民族の尊厳を守り続けて、四半世紀前に念願の永久的独立を達成できたことは素晴らしい。戦火により破壊された歴史的建物は、”忠実”に昔の姿に戻されてユネスコ世界遺産に登録されている。

(画用紙:SketchBook Maruman 173x122mm(B6)、絵具:固形透明絵具(呉竹14色))
「下手も絵のうち」(熊谷守一)の精神で、独り楽しく描いた。