遊民翁の”散策と絵”

”旅や散策”と”撮った写真をもとに描いた風景画”の紹介。

スイスの古城

2012-09-28 10:39:45 | ガッシュ
 移動中のバスから見えた古城。遠くてよく分らなかったが、今も住居として使っているのか、ホテル等の商業施設なのか。古そうだが手入れして使っているよう。堅実なスイス人らしさを感じる。

 白絵の具を間違えてパールホワイトを使ってしまったので少々変。樹木や森の表現が難しい。参考にしているM氏の場合、樹木や森は淡彩のような描き方が多い。何か違った表現法が有るとは思うのだが。見たとおりに描くのでなく、感じたとおりに描きたいもの。少し、生意気か。 (ガッシュ、364X258mm2)


ランドバッサー橋(スイス)(2)

2012-09-25 08:05:40 | ガッシュ
 ランドバッサー橋を通過する電車を眺めるため橋の下へ。未だ開拓途中の観光地なのか、街道沿いの空き地にバスを止め、アルブラ川沿いの砂利山道を歩いて5分の場所。絶景ポイントには私有地を示す柵と、私有地内の大きな樹が展望を少々邪魔にしている。だがこんな近くで見れるとは。未だ知られていないのか、途中出合ったのは数人のみ。運よく二回電車の通過に遭遇。通過したのは残念ながら氷河特急ではなく普通の電車。
 (ガッシュ、364X258mm2)

ランドバッサー橋(スイス)(1)

2012-09-21 09:52:00 | ガッシュ
 有名な「氷河急行」が走っているスイス・レーティッシュ鉄道の高架橋。長さは136m、高さ65mで20世紀の始まり頃に建設。この橋の直ぐ近くまで行き、下からランドバッサー橋と、そこを通過する電車を眺めに向かう途中、バスの中から前方にそれらしきものが見えたので、ズームで撮ったもの。当時でも鉄橋はあったと思うのに、古代ローマの水道橋のような橋。それだから、今となって人の集まる観光的なものになったともいえる。

 どうも木立や森が旨く描けない。広葉樹は扇子状、針葉樹は糸の字のような形にと教科書にはあるが、沢山樹木の集まった森はどう、何処まで描くか。まあ自分の思うように描けば良いかと思うが。
(358X254mm2 ガッシュ)


丘の上の教会(スイス)

2012-09-17 08:56:20 | 水彩画


 スイスの高速道路から見えた教会。ヨーロッパの教会は国夫々特徴がある。この国では、石かコンクリート製で飾りも少なく派手さは無い。国民性なのか。
 淡彩に比べると描きあがるまで時間はかかる。だが上塗りが出来るし白を使うことで趣が出せるなど、自分には合っている(と、思い始めた)。(364X258mm 、ガッシュ)
(雑感)
 ここ一ヵ月、中国韓国と領土問題でややこしい。夫々の国で、固有の歴史教育や愛国教育のためか、それとも過去の出来事に対する未だに消えない怨念のせいなのか。日本人から見ると行動が異常に見える。先々代の総理大臣や与党幹事長が、アジアに軸足を置く(中国には卑下とも思える態度)外交戦略に変えようとしたことと、決められない統一感の無い国内政治の停滞で、つけこまれるている様に見える。当時日本を引っ張った二人と、それに乗っかった○○チルドレンの先生方の発言が聞えてこない。聞きたいものだ。所詮、善隣外交などは夢のまた夢なのか。日本は、脱亜入欧で立場を作っていくしかないのだろう。悩ましい。

ハイジ博物館への途中(スイス)

2012-09-14 09:39:41 | ガッシュ
 アニメ作品で有名な『アルプスの少女ハイジ』は、スイスの作家ヨハンナ・シュピリによる児童文学作品(1880年頃の作品)。記憶がはっきりしないが、添乗員の説明では、、作家はジュネーブ在住で、このあたりでこの作品を執筆した縁で、ここがハイジの里と呼ばれているということだったと思う。もう少し歩くと、左手にハイジ博物館に着く。訪れた日は、開館時間前だったので、中に入ることは出来なかったが、館の前にはハイキング姿のスイスの小学生数十人が、先生と思われる人に引率されて待っていた。日本では評判だった「フランダースの犬」が、オランダで殆ど知られていないのに比べると、ハイジはこの国でも有名なようだ。
 前を歩いている人が良く描けていない。人を描くのは難しい。(ガッシュ、254X358)
 
 

奥州平泉中尊寺の観音堂

2012-09-10 14:37:31 | ガッシュ
 孫二人を連れて花巻・平泉、夏の旅。孫の希望で、花巻では宮沢賢治、平泉では何故か源義経を訪ねての旅。爺は奥州藤原氏三代の跡を訪ねるのが目的なので、引き連れて訪れた中尊寺。二回目なので金色堂よりもその周辺の建物に引かれた。そのひとつが、この観音堂。参道(と言っても平安時代は北のはずれに続く街道だったらしいのだが)そば、緑の中に建つこじんまりとしたお堂。良い感じでした。
 最近絵を描くペースが落ちている。夏ばてでしょうか。(268X198mm2 ガッシュ)


早朝のスイスマイエンフェルト(ガッシュ)

2012-09-05 15:11:11 | ガッシュ
 早朝「ハイジの里」マイエンフェルトの散策中に見かけた風景。6月後半なのに未だ後の山には積雪、山裾には牧草地。まさにTVドラマのハイジの里。残念ながら、こちらのハイジは可愛い少女では無かった。
 最近ガッシュ(不透明水彩)で描いている。透明水彩と違って上塗りや白絵の具を使うことも可能であるので、混色しても色が暗く汚くならないために、原色は明るいのだろうか。そのためか、思ったような色合いが出ない。
(画用紙寸法358X254mm:このサイズはスキャナーが使えずデジカメ撮影なので少々歪んでいる)