T&Yファーム農作業奮闘記

米の成長記録。その他。

来年取り組みたいこと

2009年11月10日 | Weblog
最近の読売新聞日曜版には、福島県で化学合成した肥料や薬を使用せず、漢方生薬と熟成堆肥を使い米作りに励んでいる人の記事が載りました。きっかけは、アレルギー患者さんと接する漢方薬局を経営する方が考案したことがきっかけらしい。最初は10アール当たり2俵しか収穫できなかったらしいが、今では6俵まで収量を上げているらしい。手間もコストも通常の何倍もかかるようだが、1キロ900円以上の価格でも注文が殺到しているとのことです。この記事を呼んで改めて思うことは、ただ米を作っていればよいと言うことではなく、消費者のニーズも細分化しており化学物質を極力控えて作られた米など求められていると思います。アレルギーの方、がん患者の方、食餌で改善を図ろうとする方がますます増えるであろうと思うのです。私も河川の水が入らない地下水を汲み上げて作る田んぼがありますので、除草作業はたいへんですが、「ここで作った米でなければ」と言われる米つくりをしたいと思っています。