T&Yファーム農作業奮闘記

米の成長記録。その他。

感謝を込めて。

2009年11月30日 | Weblog
今日の作業はサツマイモを掘り起こし、お米をお買い上げいただいているお客様に発送しました。毎年の恒例で送っているのです。おコメなどはどこででも買えるものですが、わざわざ私たちのお米を買ってくださるのですから、感謝の気持ちを込めてお送りしているのです。今からの季節はビタミンC(サツマイモのビタミンは熱に壊れにくいのだそうです)を摂取するには最適のサツマイモで、カゼ予防をしていただきたいと思います。

配達をお願いしているネコとトリ

2009年11月29日 | Weblog
今日は2軒のお宅におコメをお送りしました。夕方に受付に行きましたので明日に届く予定です。30キロはけっこう重いですから、3袋に分けて10キロづつもてるようにしています。(力持ちで分けなくてもいいという方は一袋ですが)ご家庭によっては、月5キロしか消費しないとか、2キロしか消費しないという方もいますので、ご都合に応じてお送りしています。沖縄北海道はそれいがいはにお願いしています。どうぞこれからも大切に届けてくださいね。

母の気持ち

2009年11月28日 | Weblog
ご近所の家では大納言小豆の選別をしていました。虫に食われた小豆を取り除く作業は、根気が必要です。農薬を使わないからこそ虫も安心して食べているのでしょうが、人間が食べる段になりますと、見た目が悪いのは気持ちがいいものではありません。難しいところです。選別していたお母さんは、ご家族の健康のために時間をかけてよいものを選んでいたのでしょう。家族の口に入るまでにはたくさんの愛情と労力が注がれてゆくのですね。子供の頃は好き嫌いがあったりして、食卓に上るまでにはどれほどの労力がかけられたかなどは考えもつきませんでしたが、自分が農業をするようになって、子供たちのためにと注がれた愛情や時間、労力について本当の意味でわかってきたように思います。農家のお母さんとのちょっとした会話からご家族を思う気持ちについて気付かされました。

穏やかな日

2009年11月27日 | Weblog
ご近所を散策すると、ゆったりと時間が流れるかのような場面に遭遇します。納屋の日当たりのよいところに、収穫したゴマを乾燥させるために並べられていました。昔はそれぞれの農家が自分のところで食べる分を栽培し、天日干しする風景がよく見られたのでしょう。この老夫婦の家でも、ずっとそのようにしてきたのでしょう。いろいろな野菜の栽培のコツを知っていることは素敵なことであると思います。現在の農業は特定作物の栽培で、ハクサイ農家、コメ農家、---と専門農家となっていますが、私たちも歳をとったらいろんな野菜の育て方を知っている農家になりたいですね。

地域情報

2009年11月26日 | Weblog
天気のよい日などは家族で霞ヶ浦湖岸をサイクリングや、ジョギングなどを楽しむのはいかがでしょうか。湖岸沿いの道路はよく整備されていて、信号などもありませんので気持ちよく走ることができます。ときどき釣りをしている人に声をかけて、釣果を見せてもらうのも楽しいものです。歩崎公園に車を止めて、ジョギングや自転車で走り出すなら、開放感のある景色と風を切る心地よさが味わえることでしょう。

竹の話

2009年11月25日 | Weblog
最近では竹を肥料にして野菜を栽培している方々が増えてきたようです。パウダー状のものが売られていますので、自分で堆肥を作り田んぼや畑に投入することで今までとは違う効能が見られるようです。梨農家では、梨の実が鈴なりになったり、トマト農家では病気が出にくくなったりしているようです。確かに竹は生命力がありそうですね。味そのものにも変化があるようです。トマトやメロンは糖度が上がるようです。竹にはケイ酸やカリが多く含まれているようですが、竹の成分には乳酸菌の好むものが多く含まれているそうです。土壌中の有用細菌が活発に働き、植物に働きかけるのでしょうか。どのように作用するかはこれからの研究課題ですが、現実に効果が現れてよいやさいが作られているのですから、試みてみる価値はあると思われます。それにしても、竹に紅葉とはシブイ感じです。

ワカサギ釣り

2009年11月24日 | Weblog
今霞ヶ浦では、多くの釣り人がワカサギを狙って竿をおろしています。柏崎から八木方面までサイクリングがてら「釣れますか?」と声をかけてはその釣果を見せていただきました。ワカサギは群れで泳いでいますので釣れだしたら面白いようにあがるようです。5分ほど見ていましたが次から次にかかっていました。「今晩はワカサギのてんぷらにしたらオイシイでしょうね」との問いに、「そうだな、てんぷらが最高だね」という答え。確かに揚げたてはオイシイでしょうね。このような湖の味覚を楽しめるのも、水質がよくなってきた証拠ですが、これからもよりきれいな湖となれるよう地域全体が意識を高められるようでありたいと思います。

最近思うこと

2009年11月23日 | Weblog
数日前の我が家の夕ご飯のおかずです。タラは塩コショウをしバターでソテー、セロリとトマトを入れ最後に味を確認しながら塩コショウで調えます。妻は毎回食材を調理して出してくれます。体によいものを食べてもらいたいとの思いからなのでしょう。ある雑誌を読んだときに、現代食品の欠陥について記してありました。必須微量ミネラルの不足の疑いについてです。食物添加物「リン酸塩」を使った加工食品の増加、水煮食品の増加によりミネラル補給が期待できずにいるということです。ミネラル補給ができないことによりどのような症状が生じるのでしょう?---。確かに、できあいのものは調理の手間が省けて便利かもしれませんが、食品から体に必要なものが抜けてしまっていたとしたら、体を造りあげ健康を維持するために食べるということの目的からズレが生じてきていることになります。5大栄養素以外にも人体に大切なものはたくさんあるはずなのです。愛する家族のためにできるなら野菜に自分で包丁を入れ、調理して食べていただきたいと思うのです。

ボランティアが支えるマルシェジャポンinつくば

2009年11月22日 | Weblog
お客様と直接触れ合って、自分たちの作った農産物を紹介するこうした機会にも2日目の今日のほうがなれてきた感じがします。買っていただきたい目的もありブースで紹介するのですが、会話でのやり取りが楽しく買っていただかないとしても、楽しいひと時であることを実感できました。笑顔で次のブースに行く人たちの様子は、この場所に来てよかったと感じてくださった証であると思います。こうした場を作り上げるために、多くのボランティアが参加し、支えてくださいました。日本の農業と食の流通の在り方をより良いものにしたいと考えて、参加してくださっている方もいました。社会にどように貢献できるか、今自分にできることを実行に移して下さっているのですね。本当に頭が下がる思いです。今現在も大事ですが、子や孫の社会がよりよいものとなるよう、私たちができることをおこなってゆきたいと思ったのでした。

マルシェジャポンinつくばに出店

2009年11月21日 | Weblog
さわやかな青空の下地元農家や、食べ物屋さんなどがイーアスつくばに集結し、それぞれの自慢の品を来店者に披露し楽しいおしゃべりをしました。お米とゆずを展示し関心ある方々に見てもらいました。どのようにコメ作りをしているのか、どのような場所か、除草剤を使わないためホタルをはじめとする数々の生き物や、植物が豊富に見られることなど写真などで説明したボードなども用意しました。「メダカが生息しているなんて珍しいわね」と感想を述べてくださる主婦や、「これなに」とアケビの写真を指差し質問してくる子供たちと楽しい会話ができました。昼からはヤーコン、ブルーベリー、レンコンを栽培しているマイスターたちに混じり、新規就農者代表ということで夫婦でインタビューを受けました。一日はあっという間に過ぎて帰途に着きました。明日はいろんな農家さんの自慢の品を観察し、勉強の機会とさせていただきます。

サツマイモの食べ方-その1

2009年11月20日 | Weblog
紅まさりという品種のさつまいもは、甘くねっとりした食感がたまりません。焼きいも好きの方にはたまらない一品でしょう。最初の試食はもちろん焼き芋ですが、妻はある時どらやき屋に入り大量の焼いた皮(中身の餡なし)を買ってきました。なぜこんなに皮だけを買って来たのか不思議に思いましたし、焼いた皮だけを売るどらやき屋があるのかとそれもまた不思議に思ったのでした。「焼きたてのこの皮にバターぬって食べたらすごくおいしいの」という返事に、「そうだよね」というほか何もいえませんでしたが、あとで作ってくれたこのお菓子には「こういうことだったのか」と満足したのでした。茹でた芋に生クリームと砂糖をいれ練りこみます。餡ができたらどらやきの皮に挟んで3時のおやつにどうぞ。クリームチーズや生クリームなどを使って、果物をはさんでもおいしいでしょう。

ゆず-捨てるところありません

2009年11月19日 | Weblog
近くでガソリンスタンドを営むHさんのところでは、この季節ゆずが畑にたくさん実っているようです。私たちのところにもこんなにたくさん届けてくれました。香りがよく何度も香りを嗅いでしまいます。ゆずはヘタを除いて全部が有効活用できます。皮を薄くむいて細かく刻めば薬味に最適です。冷凍保存もできます。種を除いた果肉部分は砂糖づけにすれば美味しく食べられます。種は倍以上のホワイトリカーにつければ、飲んでも体によく化粧水にしても肌荒れに効くそうです。種からエキスが出てジェル状になるようです。と妻が言っていました。みなさんも季節のものを食して寒くなる季節を健康に過ごせますように。(風邪予防)

ガッツリいただきました。

2009年11月18日 | Weblog
ずいぶん寒くなってきました。私たちの体も冬に向けて備えるよう、体内時計の働きがあるのでしょうか。お腹がすきます。この時期にたくさん食べてしまうのは自然の摂理であると自分に言い聞かせて、自己満足しています。クマは冬眠に備えて木の実などをたくさん食べるのです。この季節に食べないとしたら生命の危機に直面するかもしれません。私もひげを生やせば「熊さん」と言われてもよいような顔ですから。体重のことなど気にも留めずに、ガッツリといただきます。もちろんいただくのはサンマルツァーノトマトのパスタです。

サツマイモの収穫

2009年11月17日 | Weblog
少しづつですがサツマイモを掘り起こしています。べにまさり、つくばこまち、べにあずま、紫いも、それぞれが違う特性があるものです。ねっとりと甘いべにまさりは、比較的最近出回るようになった品種です。ホクホク栗を食べているみたいな食感のつくばこまちは、皮が傷つきやすいため市場にはあまり出回らない地元農家が食べる芋です。紫芋は最近では薄いパープルが多いですが、こんな色のもの食べて大丈夫かと思わせるほどかなりどぎつい色の紫です。発酵させたパン生地に練りこむと、焼きあがったときに包丁を入れてびっくり、鮮やかなパープルのパンが出来上がります。紅あずまは今年は収穫しないことにしました。甘さが足りないのです。天候のせいでしょうか、いい形のものでも焼き芋にしたときにもの足りません。ということで、お米を買ってくださっているみなさん、順次お送りしますのでお楽しみに。(土付きなので洗ってくださいね)

Mさんのカレー

2009年11月16日 | Weblog
私たちが米つくりを始めたときから応援し、お買い上げくださっているMさんは、差し上げたサンマルツァーノトマトをカレーに入れてトマトカレーにして食べているそうです。ご家族はトマト入りのカレーが大好きで、週に何回かは作るそうです。「簡単にできて美味しくなるからいいのよー」と本当に好きであることが伝わってきます。「トマトはどんな風に調理するのですか」と尋ねたものですから、現物まで持ってきていただいて感謝です。それぞれの家庭により、調理の仕方や味付けが違うことは飽きさせません。カレーひとつとっても味付けが違うことは、ときどきご馳走になったときにとても新鮮で、同じものがつづいたときでもなんとなく違うものを食べているようにも感じられて、食べることは楽しいものです。食材がどのようにおいしいご馳走に変身するのか、生産する側としても興味あるところです。