障害年金社労士 吉野千賀 ブログ

障害年金など社労士の仕事を通して感じたこと、知って為になること、面白いことをよしの社労士事務所の代表吉野千賀が綴ります!

障害年金~診断書の信憑性

2012-05-31 | 社労士の障害年金
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

障害年金~診断書の信憑性

昨日、メンタルヘルス対策の講義を受けてきました。

その中で、産業医の先生が「主治医(精神科医)の診断書は100%信じないこと」とおっしゃっていました。

理由は、精神科の医師は患者のために診断書を書いている、患者の治療の一環として診断書を書いているため、だそうです。

論点となっている診断書は、「復職可能の判断」に用いるものです。

そのため、復職可能の判断では、主治医の診断書は参考程度にとどめ、独自に判断する方法を教えていただき、それはそれで、納得できる内容でした。

かたや、障害年金は、診断書の内容で障害年金の受給の可否や等級が決定します。

書いていただくのは、同じ精神科の医師です。

検査結果とその所見という診断書とは異なり、精神科医の診断書は疑いだすと切りがありません。

診断書の信憑性を疑われて、障害年金が不支給になったり、等級が診断書通りでないこともあります。

その場合、どのように(再)審査請求するべきか、悩ましい問題です。

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
【関連記事】障害年金請求サポート専門社労士吉野千賀ブログの「社労士の障害年金」記事一覧
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

【お知らせ】

初回のご相談は無料です。専門家としてアドバイス致します。
直接お電話(03-6380-8611)いただくか、メール(info@cyoshino-office.com)でご連絡ください。
なお、匿名でのご相談は受けておりません。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

See you tomorrow!

Chika Yoshino

障害年金請求サポートの「よしの社労士事務所」 吉野千賀
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

障害者雇用~てんかん発作時の対応

2012-05-29 | 社労士の労務管理
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

障害者雇用~てんかん発作時の対応

先週末、てんかん講座を受講しました。都立東大和療育センター小児科の平山先生の講義です。

今回は、発作の類型と診断の講義で、やや専門的でした。

知的障害と高次脳機能障害の方は、てんかん発作を伴う場合があります。

雇用するうえで大切と思われる「てんかん発作時の職場対応」をシェアします。

* 発作時に直面すると驚くものですが、「慌てない」「過度の刺激をしないこと」

* てんかん発作のみで生命的危機に至ることはないので、周囲が慌てないことが一番大事。

* 発作が始まったら「xxさんは時間を計る」「○○さんは動画撮影する」など役割分担を決めておくこと(職場内で)。

* 運動性の痙攣がある場合(バタンと倒れるなど)、周囲の危険物はあれかじめ除去しておく

* 冷静に観察して医師へ伝える(動画撮影better)。ポイントは、意識の有無・目の動き・四肢の動き・経過・発作後の状況など。

* 5分以内で治まったら、口腔内の分泌物を排泄させて、そっとしておく。多くは数十秒から数分で治まる

* 5分以上治まらない場合は、救急車を呼ぶ。10-15分治まらないと抗けいれん剤の投与が必要なため。

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
【関連記事】障害年金請求サポート専門社労士吉野千賀ブログの「社労士の労務管理」記事一覧
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

【お知らせ】

初回のご相談は無料です。専門家としてアドバイス致します。
直接お電話(03-6380-8611)いただくか、メール(info@cyoshino-office.com)でご連絡ください。
なお、匿名でのご相談は受けておりません。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

See you tomorrow!

Chika Yoshino

障害年金請求サポートの「よしの社労士事務所」 吉野千賀
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

障害者雇用~雇用率2.0%へ

2012-05-25 | 社労士の労務管理
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

障害者雇用~雇用率2.0%へ

5月23日に厚生労働省が下記を発表しました。

1 障害者雇用率について

 ○ 民間企業については、2.0%(現行 1.8%)にすること。
 ○ 国及び地方公共団体並びに特殊法人については、2.3%(現行 2.1%)とすること。
 ○ 都道府県等の教育委員会については、2.2%(現行 2.0%)とすること。

2 障害者雇用納付金等の額について

 ○ 障害者雇用納付金、障害者雇用調整金及び報奨金の額については、それぞれ現行とおりとすること。
 

3 施行期日  平成25年4月1日から施行すること。
-------------------------------------------------------------------------------------------

法定雇用率は、5年ごとに見直され、前回は平成19年でしたので、平成24年の今年、2.0%にする旨の発表があったのです。

平成23年の実雇用率は1.68%でした。

今まで社員56人に対して障害者1人を雇うことになっていましたが、社員50人に対して1名になります。

一番影響するのは、納付金の納付と調整金の受取額が変わることでしょう。

納付金の納付額は増え、調整金の受取額は減ります

法定雇用率以上の障害者雇用を行い、積極的に社会貢献している会社の受取額も減ります。

障害者雇用を進めるのであれば、法定雇用率を上げるのではなく、

納付金の額を上げる方が効果があるという声が成功企業から聞かれました。


--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
【関連記事】障害年金請求サポート専門社労士吉野千賀ブログの「社労士の労務管理」記事一覧
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

【お知らせ】

初回のご相談は無料です。専門家としてアドバイス致します。
直接お電話(03-6380-8611)いただくか、メール(info@cyoshino-office.com)でご連絡ください。
なお、匿名でのご相談は受けておりません。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

See you tomorrow!

Chika Yoshino

障害年金請求サポートの「よしの社労士事務所」 吉野千賀
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

障害年金~認定日という「点」

2012-05-24 | 社労士の障害年金
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

障害年金~認定日という「点」

認定日の診断書は、初診日から1年6カ月後の障害認定日(認定日から3カ月以内)のカルテを元に、医師に書いてもらいます。

例えば、2009年5月25日が初診日であれば、認定日の診断書は「2010年11月25日~2011年2月25日」の間です。

そこで問題になるのは、下記の2点です。

1 ちょうどその時点に、病院へ行っていなかった。
2 カルテが残っていない(保存期間5年を超過している、廃院しているなどの理由により)

「1」の場合、「認定日の前後で病院へ行っていたのがいつか?」により、拡大解釈が認められるかどうか、判断します。

前後何年も通院していない場合は、認定日請求は難しいでしょう。

前後1・2カ月程度だったら「その間の症状は変わらない」旨を医師に一筆書いてもらえると認められる可能性がでてきます。

それにしても、初診日から1年6カ月が認定日で、その時点の診断書で判断されるから、しっかり通院しよう、と意識している方はどれくらいいるのでしょうか。

多くの方は、認定日など意識せずに、体調や症状・医師の指示に合わせて通院するのではないでしょうか。

運転免許証の更新みたいに「皆が常識として知っている」こととなれば、

当たり外れ感や不公平感など納得できないことが減っていくことでしょう。


--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
【関連記事】障害年金請求サポート専門社労士吉野千賀ブログの「社労士の障害年金」記事一覧
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

【お知らせ】

初回のご相談は無料です。専門家としてアドバイス致します。
直接お電話(03-6380-8611)いただくか、メール(info@cyoshino-office.com)でご連絡ください。
なお、匿名でのご相談は受けておりません。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

See you tomorrow!

Chika Yoshino

障害年金請求サポートの「よしの社労士事務所」 吉野千賀
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

障害者雇用~あかね園

2012-05-23 | 社労士の労務管理
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

障害者雇用~あかね園

昨日は、社労士チームで千葉県習志野にある障害者就労・生活支援センター「あかね園」を訪問しました。

あかね園は、就労・生活支援センターとしては日本で初めて認可が下りたところです。

平成18年には、天皇皇后両陛下がご視察もされたそうです。

副園長の松尾氏にお話を伺い、見学させていただきました。

松尾氏は、30代(?)の好青年で爽やか、とても感じのいい方でした。

通常の助産施設ですと、その施設オリジナルの品(クッキーなど)を作成して収入にしているそうですが、

あかね園では、段ボール組み立てやトマトパックのシール貼り、ケーキやチョコの箱作成などの仕事を、

松尾氏のガッツで、企業の外注先として営業開拓した仕事をしています。

そのため、フルタイムで働いて月1万円ということはありません。

施設に出所しても、やる仕事がない!という事態にならないよう、幕張メッセなどの展示会に通って業者と交渉して

仕事を開拓したそうです。

それらの仕事をやりながら、挨拶・身支度・自己管理・対人関係・働く体力などの基本的なことを2年、その後、

イケアなど近隣の企業で企業実習、または、リサイクル選別の仕事など就労移行支援を2年、

その間、企業からの求人があれば途中で就職することもあるそうです。

併設のエフピコの特例子会社ダックスの工場も少し見学させてもらいました。

元気に挨拶してきびきび仕事をしている姿は、一般の会社員にはない真摯さが感じられました。

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
【関連記事】障害年金請求サポート専門社労士吉野千賀ブログの「社労士の労務管理」記事一覧
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

【お知らせ】

初回のご相談は無料です。専門家としてアドバイス致します。
直接お電話(03-6380-8611)いただくか、メール(info@cyoshino-office.com)でご連絡ください。
なお、匿名でのご相談は受けておりません。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

See you tomorrow!

Chika Yoshino

障害年金請求サポートの「よしの社労士事務所」 吉野千賀
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

障害年金~点と線

2012-05-22 | 社労士の障害年金
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

障害年金~点と線

障害年金は「年金」ですので、長く継続する傷病に対して支給が決定されます。

例えば、PTSDや適応障害などは「一時的」な神経症状と認識されており、精神病態(うつ病など)を伴わない場合は認定されるのは難しくなります。

「経過をみて判断する」というのは、時間経過を「線」でとらえて

長く続いていたのか、どのような状態が続いているのか、これからも続きそうか、により判断されます。


一方、「障害認定日」という概念は、「点」でとらえています。

初診日から1年6カ月(から3カ月以内)時点での診断書の提出が必須です。

どんなに長く続いて苦しんできた傷病でも、

初診日から1年6カ月後の時点で、たまたま病院へかかっていなかったり、

病院が廃院していたり、カルテがなかったり、諸々の理由により、認定日での遡及請求ができないことがあります。

理不尽ですね。

また、認定日にたまたま症状が重く、その旨を診断書に記載してもらっても、

数カ月後に回復して社会復帰できている場合は「経過をみて」軽い等級になることもあります。


これらの特徴を把握した上で、診断書を補う書類を作成して、受給に結びつくように考えるのが、社会保険労務士の役割かな~と思います。

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
【関連記事】障害年金請求サポート専門社労士吉野千賀ブログの「社労士の障害年金」記事一覧
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

【お知らせ】

初回のご相談は無料です。専門家としてアドバイス致します。
直接お電話(03-6380-8611)いただくか、メール(info@cyoshino-office.com)でご連絡ください。
なお、匿名でのご相談は受けておりません。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

See you tomorrow!

Chika Yoshino

障害年金請求サポートの「よしの社労士事務所」 吉野千賀
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

障害年金~初回のヒアリング

2012-05-21 | 社労士の障害年金
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

障害年金~初回のヒアリング

障害年金のお問い合わせがあり、受給の可能性面談のご希望があった場合、直接お会いしてヒアリングします。

初回のヒアリングは1時間程度です。

一番伺いたいことは、「初診日を含めた症状の経過」「現在の症状」です。

これらを伺った後、障害年金請求方法のご提案を致します。

また、年金事務所の委任状をいただいて、保険料納付要件の確認も致します。

初回のご面談時に、初診日が確定し、経過や現在の症状が把握できると、以後の進み具合が加速します。

反対に、初診日が確定できない場合、例えば、初診の病院に行ったら前に通っていた病院がわかった場合などは、初診日が確定するまで停滞します。

経過や現在の症状も、事実をお伝えいただけないと、事実がわかるまで停滞します。

また、「症状の経過」「現在の症状」共に、臨場感あふれる具体的なお話を伺えると、「病歴状況申立書」の作成もしやすくなります。


--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
【関連記事】障害年金請求サポート専門社労士吉野千賀ブログの「社労士の障害年金」記事一覧
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

【お知らせ】

初回のご相談は無料です。専門家としてアドバイス致します。
直接お電話(03-6380-8611)いただくか、メール(info@cyoshino-office.com)でご連絡ください。
なお、匿名でのご相談は受けておりません。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

See you tomorrow!

Chika Yoshino

障害年金請求サポートの「よしの社労士事務所」 吉野千賀
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

障害年金~医師との交渉

2012-05-17 | 社労士の障害年金
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

障害年金~医師との交渉

障害年金の請求を代理するうえで、医師との良好な関係はとても重要です。

障害年金の診断書を「初めて目にするので書き方がわからない」とおっしゃる先生には、

初診日・認定日の関係を説明して、

「障害認定基準」「診断書の書き方」の該当ページをコピーして参考にしてもらっています。


「書きたくない」「書けない」という先生も中にはいらっしゃいます。

その場合は、書きたくない具体的な理由を伺ってみます。

たとえば、内科の先生(クリニック)に

半身麻痺した脳梗塞の患者さんがかかっている場合、

「肢体の診断書」にご記入を依頼するのですが、

「内科だし、肢体の診断書には書けない」という理由を言われる先生もいます。

障害年金の診断書は、障害者手帳の診断書と違い、

内科の先生でも肢体の診断書を作成することができる・・・ということをお伝えして、

「それでは書いてみましょう」と言っていただけるように説明します。


ちなみに、医師法19条2項、歯科医師法19条2項により、医師・歯科医師は「患者から依頼があった場合には正当な事由がない限り診断書作成を拒否できない」と規定されていますが、

こういうことを持ち出すと、上手くいかないことが多いため、

書かない理由から、問題を解決していった方がいいと思います。

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
【関連記事】障害年金請求サポート専門社労士吉野千賀ブログの「社労士の障害年金」記事一覧
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

【お知らせ】

初回のご相談は無料です。専門家としてアドバイス致します。
直接お電話(03-6380-8611)いただくか、メール(info@cyoshino-office.com)でご連絡ください。
なお、匿名でのご相談は受けておりません。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

See you tomorrow!

Chika Yoshino

障害年金請求サポートの「よしの社労士事務所」 吉野千賀
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

障害年金~医師との関係

2012-05-15 | 社労士の障害年金
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

障害年金~医師との関係

障害年金の審査で最も重要なのが「診断書」です。

診断書の作成は、医師と歯科医師のみに作成することが認められています

障害年金の診断書は、必ず記載する欄(特に初診日の日付など)が定められています。

障害年金の診断書を書き慣れている先生もいれば、「初めて目にするので書き方がわからない」とおっしゃる先生もいます。

社会保険労務士としては、医師の診断内容にまで踏み込むことはできませんが、

初診日の日付や診断書を書く日付(認定日)など、

障害年金の審査上あやふやにできない箇所はご説明するようにしています。


医師にとっては、障害年金の診断書は書くのに時間がかかり、また、記載内容に相当の責任も生じます。

提出後に、保険者(国)から照会が入ることもあります。


基本的には患者さんから医師へ依頼することですが、

医師と社会保険労務士との良好な関係も重要です。

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
【関連記事】障害年金請求サポート専門社労士吉野千賀ブログの「社労士の障害年金」記事一覧
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

【お知らせ】

初回のご相談は無料です。専門家としてアドバイス致します。
直接お電話(03-6380-8611)いただくか、メール(info@cyoshino-office.com)でご連絡ください。
なお、匿名でのご相談は受けておりません。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

See you tomorrow!

Chika Yoshino

障害年金請求サポートの「よしの社労士事務所」 吉野千賀
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

障害年金~本人の申立書

2012-05-14 | 社労士の障害年金
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

障害年金~本人の申立書

障害年金を請求する時に、本人の生活(就労)状況申立書を提出します。

障害年金の請求サポートを受託した場合は、ご希望によっては申立書の作成も代理しています。

面談でヒアリングした後に、この生活状況申立書をドラフトして、ご本人やご家族に加筆や訂正をお願いしています。

この段階で、私自身、気をつけようと思っていることがあります。

それは、第三者が記載することで生活状況や症状を客観的に書くことができるというメリットがある一方、時にご本人やご家族の気持ちを傷つけることがあるからです。

「そこまで言って欲しくない」「そんなに悪い状態でない」などのご意見をいただくことがあります。

生活上の不自由さや具体的な症状などご本人やご家族にしかわからないことを踏み込んで記載すること、

また具体的に記載した方が障害年金が認定されやすいことなどをご説明して仕上げていきます。

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
【関連記事】障害年金請求サポート専門社労士吉野千賀ブログの「社労士の障害年金」記事一覧
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

【お知らせ】

初回のご相談は無料です。専門家としてアドバイス致します。
直接お電話(03-6380-8611)いただくか、メール(info@cyoshino-office.com)でご連絡ください。
なお、匿名でのご相談は受けておりません。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

See you tomorrow!

Chika Yoshino

障害年金請求サポートの「よしの社労士事務所」 吉野千賀
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

障害者雇用~国のリハ施設

2012-05-11 | 社労士の労務管理
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

昨日は、所沢にある国立職業リハビリテーションセンターを訪問しました。

広くて充実の施設で驚きました。さすが、国の施設ですね。

障害のある方が、1年間のカリキュラムで職業訓練を受けているところを見学させてもらいました。

ホテルの客室(ベットメーキングや洗面所)、コンビニ(棚やレジ)、スーパーの裏方(野菜や肉・魚のパック詰め)、会社のメール仕分け室、工場(電気や工具の設計などもあり)、デザイン室(CAD)などが完備されていて、実際の仕事の研修を受けることができます。

もちろん事務の仕事(簿記やワード・エクセル)の職業訓練も受けている方多数。

すれ違う研修生の方は、「こんにちは!」と挨拶してくれて気持ちが良かったです。

年間の研修生が200名と、若干少ない(?)のが難点ですが、障害者雇用を始める企業は見学されることをお薦めします

卒業生の就職率は80%だそうです。

これから働きたいと考えている方も、技術習得に有効ですね~。

身体の障害・高次脳機能障害の方は、これから開始のコースもありますよ。

国立職業リハビリテーションの詳細はこちら

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
【関連記事】障害年金請求サポート専門社労士吉野千賀ブログの「社労士の労務管理」記事一覧
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

【お知らせ】

初回のご相談は無料です。専門家としてアドバイス致します。
直接お電話(03-6380-8611)いただくか、メール(info@cyoshino-office.com)でご連絡ください。
なお、匿名でのご相談は受けておりません。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

See you tomorrow!

Chika Yoshino

障害年金請求サポートの「よしの社労士事務所」 吉野千賀
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

障害者雇用~成功の秘訣

2012-05-10 | 社労士の労務管理
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

今朝は、スワンベーカリーのパンを食べながら仕事をしています。

昨夜、第5回障害者雇用(20大雇用)研究会に参加し、帰りにお土産でいただいたパンです。

ソーシャルビジネスネットワークが主催のこの研究会、初めて参加させていただきました。

(株)スワンの海津社長(株)アイエスエフネットの渡邉社長がスピーカーで、NPO法人ぱれっとの谷口奈保子氏がファシリテーターです。

海津社長、渡邉社長のお話を聴いていて、共通するのは、

「行動が素早い(決断も)」「時代の感知力に優れている」「なんでもやってみる」などで、

障害者雇用の分野に限らず、どんなビジネスでも成功させるために必要な要素が満載でした。

障害者雇用を成功させている企業を訪問させていただいて感じることは、
「障害者雇用を成功させているのではなく、事業を成功させている」ということ。

利益を上げて雇用を維持する」という強い意思が社長にあること。

社会保険労務士として、中小企業をご支援できることは何か?考えていきたいと思います。



↑スワンのラテアート、アビリンピック全国大会銀賞受賞者 知的障害の方(お名前聞き忘れました)が作ってくれました。



--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
【関連記事】障害年金請求サポート専門社労士吉野千賀ブログの「社労士の労務管理」記事一覧
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

【お知らせ】

初回のご相談は無料です。専門家としてアドバイス致します。
直接お電話(03-6380-8611)いただくか、メール(info@cyoshino-office.com)でご連絡ください。
なお、匿名でのご相談は受けておりません。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

See you tomorrow!

Chika Yoshino

障害年金請求サポートの「よしの社労士事務所」 吉野千賀
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

障害年金 社会的治癒のつづき

2012-05-08 | 社労士の障害年金
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

障害年金~社会的治癒 つづき

昨日のブログで、社会的治癒について書きました。そのつづきです。

社会的治癒を主張して障害年金を請求する場合、下記の理由があります。

1 初診日の証明がとれない(何十年も前で)
2 本来の初診日において、保険料納付要件を満たさない
3 厚生年金に加入していた時期を初診日としたい

認定する保険者としては、そう易々と認められない理由です。

そのため、社会的治癒を主張して請求しても認められず、審査請求や再審査請求で争うことになることがあります。

論点は「社会的治癒の期間はどれくらいが相当か?」となり、精神疾患でも傷病により異なり、また、傷病によっては長い期間でも同一傷病とみることもあります。これは、良い期間が長く続くような統合失調感情障害などです。

精神疾患で社会的治癒が認められる期間の目安は10年と、保険者は言っていました。

たとえば、3年半の間に、留学・就職・各種検定試験合格・自動車免許も取得して、診断書に「寛解」とあっても、3年半では期間が短い と認められないことがありました。

保険者側の医師の判断は10年、主治医の判断は3年半、医学的にはどちらが正しいのでしょうか。

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
【関連記事】障害年金請求サポート専門社労士吉野千賀ブログの「社労士の障害年金」記事一覧
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

【お知らせ】

初回のご相談は無料です。専門家としてアドバイス致します。
直接お電話(03-6380-8611)いただくか、メール(info@cyoshino-office.com)でご連絡ください。
なお、匿名でのご相談は受けておりません。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

See you tomorrow!

Chika Yoshino

障害年金請求サポートの「よしの社労士事務所」 吉野千賀
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

障害年金 社会的治癒とは

2012-05-07 | 社労士の障害年金
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

障害年金 社会的治癒とは

障害年金を請求する際、初診日が何十年も前で初診証明がとれず、その間、働くことができていた場合、

「社会的治癒」とみなして、再び悪化して医師の診断を受けた日を初診日とできることもあります。


社会的治癒とは、「医学的には治癒したと言えなくても、

その症状が消滅して社会復帰が可能となり、かつ、治療投薬を要せず、外見上治癒したと見えるような状態が

ある程度の期間にわたって継続することにより、保険給付上は治癒とみなすこと」です。


治療投薬は、維持的・経過観察的な通院や投薬があっても「社会的治癒」は認められます。

ガンや精神疾患の場合は、その傷病の性質上「社会的治癒」が成立することがあります。


何十年も前の初診日の証明がとれず、かつ、社会的治癒と認められる期間があれば、

初診日は、再び悪化して医師の診断を受けた日とすることもできるかもしれません。


--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
【関連記事】障害年金請求サポート専門社労士吉野千賀ブログの「社労士の障害年金」記事一覧
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

【お知らせ】

初回のご相談は無料です。専門家としてアドバイス致します。
直接お電話(03-6380-8611)いただくか、メール(info@cyoshino-office.com)でご連絡ください。
なお、匿名でのご相談は受けておりません。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

See you tomorrow!

Chika Yoshino

障害年金請求サポートの「よしの社労士事務所」 吉野千賀
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

車の運転のリスク評価

2012-05-02 | 社労士の労務管理
こんにちは!社労士の吉野千賀です!

車の運転のリスク評価

大きな交通事故が相次いでいます。

私は前職(外資系企業)で交通事故の調査や原因分析と予防策の策定を担当していました。

石油化学製品を扱う会社でしたが、全ての業務のリスク分析を行った結果、営業部員が毎日運転することが、他のどんなリスク(工場での作業含む)よりも大きいということがわかりました。

リスク評価は、下記のように数値化します。

事故が起きた場合の影響度 x その業務を行う頻度 

「疲労時の車の運転」を上記の式にあてはめると、

事故が起きた場合の影響度=自分や他人を死亡させる(最大リスク)x 頻度は大(毎日運転する、疲労は毎日起こり得る

となり、リスクとしては最大値を示します。

高所作業、工場での作業、危険な化学物質の取り扱いなど、リスクが大きそうな危険作業よりはるかに車の運転はリスクが高いのです。

なぜなら、高所作業や危険な化学物質の取り扱いは、適切な防護を行うと簡単に回避することができますが、

「疲労」という要因は個人差があり、年齢差があり、男女差があり、他人にわかりづらく、「休憩をとる」「睡眠時間を確保する」以外の予防策がありません。

そのため、営業部員には毎日の走行距離をつけてもらい、300kmが一日の最大走行距離、300kmを2日以上続けてはいけない、定期的な休憩をとる、などの社内ルールを作成しました。

が、「営業成績」や「利益」が優先と社内ルールを守らない営業部員もいました。

疲労が原因で営業部員が交通事故を起こすと、上司である営業部長の管理能力が問われます。

営業部隊には、会社としては「利益」よりも「自分や他人を死亡させる」リスクの方が社会的制裁などを考慮するとダメージが大きいと説明していました。

外資系だったので、こういうリスクには敏感で、トップも徹底していました。


GWの大型バス事故は、非常に残念でなりません。

500kmを夜勤明けで運転すると、明け方に疲労がピークに達するのは目に見えています。

500km走行なら2人体制、夜勤明けは中一日(24時間)の休みが必要です。

万一のことが起きた場合のリスク想定が甘いとしか言いようがなく、管理さえしっかりしていれば、事故は起きなかったのです。

逮捕されるべきは、運転手でなく、適切な管理を怠った会社のトップだと思います。

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
【関連記事】障害年金請求サポート専門社労士吉野千賀ブログの「社労士の労務管理」記事一覧
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

【お知らせ】

初回のご相談は無料です。専門家としてアドバイス致します。
直接お電話(03-6380-8611)いただくか、メール(info@cyoshino-office.com)でご連絡ください。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

See you tomorrow!

Chika Yoshino

障害年金請求サポートの「よしの社労士事務所」 吉野千賀
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする