1995年の映画「ムトゥ 踊るマハラジャ」は、二度目の鑑賞になりますが、やはりおもしろいですね。
筋書き自体はよくある話で、途中退屈な部分もありますが、楽しいミュージカルパートのおかげで二時間超の大作が長くは思えません。
南インドの大地主に仕える召使いのムトゥは、陽気で腕っぷしも強く、お邸中の人気者。旦那様のラージャーやその母からの信頼も厚い。
ひょんなことから旅回りの美しい女優ランガを邸に住まわせることになり、ムトゥと恋仲に。だが、従姉に結婚を迫られている旦那様は、じつはランガにひと目惚れしていた。この恋の三角関係にくわえ、邸を乗っ取ろうとする旦那様の大叔父の陰謀、ランガを追いかけてきた義兄との対決を経て、ムトゥの驚くべき秘密が明らかになってしまう。
最後はそれぞれのカップルが落ち着くところにおさまるのですが、この奔放な男ムトゥの存在感がなんといっても一番際立っていますね。ランガとの恋話よりも、むしろ、数あるドタバタのアクションシーンや台詞の掛け合いが絶妙。そして、カラーヴァリエーション豊富な、ムトゥとランガの恋を歌いあうダンスシーンも必見。
最後に立場が変わっても、忠誠心と絆はいっこうに変わらないムトゥと旦那様の関係がほほえましいですね。
こういう主従愛を描いたものは大好きです。
そして、ムトゥとランガは、最初はお互いいがみ合っている仲で逃避行中に、ランガの嘘によってムトゥが災難に遭ったりと、なかなかラブコメちっくで笑えます。
主演は、二役を演じた、インドの国民的俳優ラジニーカーント。
クレジットが「スパースター・ラジニーカーント」表記されているのが、笑えますね。
監督はケー・エス・ラヴィクマール。
気分が落ちこんだときは、こういうバカバカしい映画を観るのがいちばん。
といっても、ダンスシーンはもはや芸術の域です。
ムトゥ 踊るマハラジャ(1995) - goo 映画
筋書き自体はよくある話で、途中退屈な部分もありますが、楽しいミュージカルパートのおかげで二時間超の大作が長くは思えません。
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南インドの大地主に仕える召使いのムトゥは、陽気で腕っぷしも強く、お邸中の人気者。旦那様のラージャーやその母からの信頼も厚い。
ひょんなことから旅回りの美しい女優ランガを邸に住まわせることになり、ムトゥと恋仲に。だが、従姉に結婚を迫られている旦那様は、じつはランガにひと目惚れしていた。この恋の三角関係にくわえ、邸を乗っ取ろうとする旦那様の大叔父の陰謀、ランガを追いかけてきた義兄との対決を経て、ムトゥの驚くべき秘密が明らかになってしまう。
最後はそれぞれのカップルが落ち着くところにおさまるのですが、この奔放な男ムトゥの存在感がなんといっても一番際立っていますね。ランガとの恋話よりも、むしろ、数あるドタバタのアクションシーンや台詞の掛け合いが絶妙。そして、カラーヴァリエーション豊富な、ムトゥとランガの恋を歌いあうダンスシーンも必見。
最後に立場が変わっても、忠誠心と絆はいっこうに変わらないムトゥと旦那様の関係がほほえましいですね。
こういう主従愛を描いたものは大好きです。
そして、ムトゥとランガは、最初はお互いいがみ合っている仲で逃避行中に、ランガの嘘によってムトゥが災難に遭ったりと、なかなかラブコメちっくで笑えます。
主演は、二役を演じた、インドの国民的俳優ラジニーカーント。
クレジットが「スパースター・ラジニーカーント」表記されているのが、笑えますね。
監督はケー・エス・ラヴィクマール。
気分が落ちこんだときは、こういうバカバカしい映画を観るのがいちばん。
といっても、ダンスシーンはもはや芸術の域です。
ムトゥ 踊るマハラジャ(1995) - goo 映画
日本の焼き物の産地みたい。参考になりました。
「スーパスター・ラジニーカーント」は、いわゆる「スターにしきのあきら」みたいな呼称なんでしょうか(笑)
身分制度の名残りなんかもあって、貧困層からの支持が高い俳優は、インドのセレブからは敬遠されているのかな、とも思ったりしました。
「ムトゥ」は日本人が抱くステレオタイプなインド人像と愉快なダンスが相まって人気を得たような気がします。進化するのはいいけど、へたに欧米に追従した作風はかえって海外では評価されにくいのでは、という懸念もあります。