陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

アニメ「美少女戦士セーラームーン Crystal」第九話

2014-11-06 | テレビドラマ・アニメ
昨夜は171年に一度のお月見「ミラクルムーン」の日だったようで。
「ミラクルムーン」とは、一年に十三夜が三回もある暦上の現象のこと。あくまでも暦上で、うるう月を挿入したためにそうなったとか。で、それが前回は171年前、すなわち江戸時代だったわけですね。一生に一度、遭遇するかしないかの日だったわけです。夕方にそれだと認識しないまま、夜空を眺めたのですが、あまり思わしく見えなかったですね。その日、曇りがちでした。残念。

さて、アニメ「美少女戦士セーラームーン Crystal」も第九話に。
これね、全世界同時放映なので、世界中のアニオタが注目していると思うんですよね。ネットで見るに、日本の腐男子・女子なみにファンアートのいきおいも凄いし。

しかし、なんだろう。
すでに内容を知ってるせいか、いまいち萌えない。原作準拠というか、世界に向けた出荷ってことで、旧作にあったぎりぎりな描写が削ぎ落とされているせいか、なんなのか。

それにしてもですね、いっつも思うのですが。
なんで、まもちゃんが出るときばっかり、作画がいちじるしく崩壊してしまうんだろう?!とか、 アルテミスのどアップが、キュウべえ並みにとても暑ッ苦しいとか、リップが光っているセーラー戦士が中学生っぽくなくて微妙に色気づいてJK産業ぽいな、とか、そういうのが目についてしまう次第です。すっごく、スタッフの愛情度が見え隠れしちゃう瞬間ですよね。


今回の内容はかいつまんで申し上げますと。

「タキシードかべぇえん!!」
うさぎ覚醒、Vちゃん偽装解除

銀水晶さんご登場するも、タキ様に収納される

戦力にならなかったタキ様、そのまま拉致られる

うさぎ、引きこもり

セーラーチームで励ます

月に行きましょう!!


というわけで、次回は月の王国シルバーミレニアム(正確には廃墟だけど)へレッツゴー編となっております。セレニティママも登場のはず。いやあ、古今東西、月ってのはいろいろなサブカルの舞台になってますけども、ロマンを掻き立てる場所ではありますね。

セーラー四戦士は前世からあのまんまの姿らしいんですけど、うさぎことセーラームーンだけはイレギュラーな存在なんですよね。過去に添い遂げられなかったので、強くなろうと思って転生してしまったのか、どうだか。しかし、本作の場合、ヒロイン役が男ってのがおもしろいですよね。

ところで、数話前のひとつ屋根の下で夜を明かした(いちじるしく誤解を招く表現です)いきさつから、急速に親しくなった地場くんとうさぎですが、問題はその呼び名。「うさこ」って、どうなんだろう…。なんか「ジャイ子」とか「ゲボ子」とか「キャス子」みたいに、オタクっぽくて嫌じゃない? まもちゃんの趣味を疑ってしまいます。

はい、今回のレヴューもお粗末さまでした。


【美少女戦士セーラームーンシリーズ レヴュー一覧】


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