陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

日本映画「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」

2009-07-19 | 映画───サスペンス・ホラー


織田裕二主演映画「アマルフィ 女神の報酬」の公開記念として、第一弾にひきつづきTV放映。
〇三年作。

第一作「踊る大捜査線 THE MOVIE」ではゲスト出演の小泉今日子が猟奇殺人の犯人役でいい味をだしてましたが、今回ご登場の美女は、真矢みき。

前作の副総監誘拐事件からは五年後の湾岸署。
署轄内では、女子高生の首筋にかみつくという奇妙な婦女暴行事件とスリ事件が発生。さらに、変死体まで発見と、今回も三竦みの事件がおきる。

そこでまたしても、警視庁の捜査本部が署内におかれ、本庁からは女性管理官・沖田がやってくる。彼女は最新の監視カメラシステムを駆使して犯人逮捕に息巻き、おなじみ署轄の刑事たちを手ごまのように扱うのですが、これには青島らが反発。けっきょく第二の被害者が出ることで、室井警視正の責任問題に。

同僚のすみれが犯人の銃弾に倒れたことで、署内の全員が沖田に抗議し、けっきょく室井の指揮のもと、犯人検挙にむかうことに。ひそかに、真矢みきさんの大立ち回りなんぞ期待してしまったのですが、けっきょくモニタ眺めて毎期で支持するだけの人間に終わっちゃいましたね。あっさり退陣させられちゃうし。

犯行のトリックうんぬんのスリルや、派手なカーチェイス&銃撃戦をやらかすハリウッド映画とちがい、ひたすら人間どうしの生身のぶつかりあい、政治的闘争を描いています。日本的ですね。

いかりや長介は、この映画が最終作だったんですね。すごく理解のある老人役で、惜しまれます。
そういえば、小西真奈美はさいきんあまり見かけなくなった気がしますね。「天体観測」というドラマにオダジョーの恋人役で出ていたのを覚えていますが、声がかわいいですよね。

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