陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

日本映画「花田少年史 幽霊と秘密のトンネル」

2009-08-10 | 映画──ファンタジー・コメディ
夏真っ盛りですね。夏といえばホラーです。
というわけでお盆休み中のファミリー層向けにテレビ放送していたのが、映画「花田少年史 幽霊と秘密のトンネル」

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やんちゃな男の子花田一路は、交通事故から奇跡的に生還した後、幽霊と対話ができるようになってしまう。
魂を現世に戻してくれた女子高生の幽霊聖子が、なにかと彼にまとわりつくように。そのうち、弁護士の沢井の霊までがうろついて、自分がほんとうの父親だと名乗る。母を愛していたのに、一路の父、大路郎に奪われたのだと。

一路の父、大路郎はしがないタクシー運転手だが、町の漁師連中からは忌み嫌われていた。大路郎と親友荘太の父の事故死との因縁を聞かされた一路は、父のことが信じられなくなってしまう…。

最後はハッピーエンドなんですが、こういう家族愛を再燃させるようなお話はいいですね。
幽霊の聖子がなぜ一路につきまとうか、その真相が明らかになるあたりは悲しいですが。
あと、お婆ちゃんの幽霊が意外に暗躍するのが、おかしいです。まさかあれを武器に戦うとは思わなかった。


主演は須賀健太。坊主になっても頭のかたちがいいので、似合いますね。
母親役の篠原涼子との掛け合いがなかなか愉快ですね。「クレヨンしんちゃん」の母子に近いです(笑)

監督は水田伸生。
原作は一色まことの漫画『花田少年史』
原作のほうが、もっと悪ガキっぽいですよね。


花田少年史 幽霊と秘密のトンネル(2006) - goo 映画

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