陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

映画「恋愛適齢期」

2012-09-14 | 映画──社会派・青春・恋愛
2003年のアメリカ映画「恋愛適齢期」(原題:Something's Gotta Give)は、老いらくの恋といいますか、年の差恋愛を扱ったかと見せかけてじつは熟年の恋愛観を描いたラブコメ。

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60を過ぎても若い娘との交際を楽しむ音楽業界の大富豪ハリーは、恋人のマリンにその母の所有する別荘に招かれる。そこでばったりでくわしたのは、彼女の母親で売れっ子脚本家のエリカ。滞在中に心臓発作で倒れたハリーは、やむなく、エリカの別荘に居候することに。最初は年の離れた娘のボーイフレンドである男にこころを許さずギクシャクした関係が続くが、やがてお互いに惹かれあっていく。

恋愛といえば、三角、四角関係。
エリカにひそかに想いを寄せるのは、ハリーの担当医となった青年医師のジュリアン。しかも、ねっからのプレイボーイであるハリーはエリカを裏切ってしまいます。最後はけっきょく元の鞘に戻るんですけどね。

主演はジャック・ニコルソン、ダイアン・キートン。
当て馬役にキアヌ・リーブスとは恐れ入ります。
監督はナンシー・マイヤーズ。

設定としては、日本のトレンディドラマでもありそうなお話なのですが、恋愛よりもウィットに富んだ会話のやりとりを楽しむ人生訓のような映画といえばいいのでしょうか。しかし、熟年のベッドシーンはどうもいただけない。

(2011年1月4日)

恋愛適齢期 - goo 映画

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