2010年61本目、映画日記328本目
映画「スタートレック」(原題"Star Trek", 2009年)を観ました。
未来の地球。正体不明の宇宙船に攻撃された惑星連邦のU.S.S.ケルヴィンは、絶体絶命の危機に陥っていた。囚われて殺された船長に代わり指揮を執ったジョージ・カークは身重の妻を含め乗組員を脱出させ、自らは壮絶な戦死を遂げる。
その息子ジェームズ・カークは成人して艦隊アカデミーに入隊するが、父親ゆずりの無鉄砲さが災いして、試験の「コバヤシマル」テストをごまかしたかどで査問会に付せられる。
その席上、再び現れた正体不明の宇宙船に対処するため、アカデミーの士官候補生も出撃することとなった。カークは謹慎処分となっていたが、友人レナードの手引きにより新造戦艦エンタープライズに乗り込む。
SF不朽の名作「スタートレック」シリーズ。
なかでも、日本でも数十年前にTV放映されたThe Original Story(TOS)と呼ばれる宇宙大作戦シリーズのリメイク版です。
ジェームズ・カークやミスター・スポック、レナード・マッコイ、スコッティ、スールー(TV放映当時は加藤)、ウフーラ、チェコフといったお馴染みの面々が、キャラクタ設定を変えて再び登場します。
TOSと設定がだいぶ違うのですが、正体不明の宇宙船がタイムトラベルにより歴史を変えたため、と解釈されています。
TOSと本作の物語展開をつなぐ重要な人物として、未来からやってきた人物ミスター・スポックをTOS当時と同じレナード・ニモイが演じます。懐かしいことこの上ない。残念ながらだいぶお年を召されました。
興味深いところでは、ウィノーナ・ライダーがスポックの母アマンダを演じていました。
ウフーラを演じるのは、ヒット作「アバター」でナヴィ族のヒロイン、ナイティリを演じたゾーイ・サルダナ。
また、チェコフを演じるのはアントン・イェルチン。「ターミネーター4」でカギを握る人物カイルを演じていました。
マッコイを演じるのはカール・アーバン。「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズにも出演。
実はワタシはトレッキー(スタートレックの熱狂的ファン)。再放送していたTOSは全部観たし、早川書房の「宇宙大作戦」シリーズの単行本も全部持っていました。
英語もだいぶ勉強させてもらったのです。
"Space, the final frontier." で始まるフレーズは今でもそらで言えますし、指先が不器用ながら、ヴァルカン人の挨拶"Live long and prosper"を一生懸命真似たりしました。
本作でも、「カークより以上(Kirk, out.)」、「転送!(energize)」、「興味深い(fashinating.)」など、原作の特徴的な表現が多数登場して懐かしい。
原作との違いを指摘する声もあろうと思いますが、原作をコアとしつつ、かつ派生させてオリジナリティを出した作品と感じました。
映画「スタートレック」(原題"Star Trek", 2009年)を観ました。
未来の地球。正体不明の宇宙船に攻撃された惑星連邦のU.S.S.ケルヴィンは、絶体絶命の危機に陥っていた。囚われて殺された船長に代わり指揮を執ったジョージ・カークは身重の妻を含め乗組員を脱出させ、自らは壮絶な戦死を遂げる。
その息子ジェームズ・カークは成人して艦隊アカデミーに入隊するが、父親ゆずりの無鉄砲さが災いして、試験の「コバヤシマル」テストをごまかしたかどで査問会に付せられる。
その席上、再び現れた正体不明の宇宙船に対処するため、アカデミーの士官候補生も出撃することとなった。カークは謹慎処分となっていたが、友人レナードの手引きにより新造戦艦エンタープライズに乗り込む。
SF不朽の名作「スタートレック」シリーズ。
なかでも、日本でも数十年前にTV放映されたThe Original Story(TOS)と呼ばれる宇宙大作戦シリーズのリメイク版です。
ジェームズ・カークやミスター・スポック、レナード・マッコイ、スコッティ、スールー(TV放映当時は加藤)、ウフーラ、チェコフといったお馴染みの面々が、キャラクタ設定を変えて再び登場します。
TOSと設定がだいぶ違うのですが、正体不明の宇宙船がタイムトラベルにより歴史を変えたため、と解釈されています。
TOSと本作の物語展開をつなぐ重要な人物として、未来からやってきた人物ミスター・スポックをTOS当時と同じレナード・ニモイが演じます。懐かしいことこの上ない。残念ながらだいぶお年を召されました。
興味深いところでは、ウィノーナ・ライダーがスポックの母アマンダを演じていました。
ウフーラを演じるのは、ヒット作「アバター」でナヴィ族のヒロイン、ナイティリを演じたゾーイ・サルダナ。
また、チェコフを演じるのはアントン・イェルチン。「ターミネーター4」でカギを握る人物カイルを演じていました。
マッコイを演じるのはカール・アーバン。「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズにも出演。
実はワタシはトレッキー(スタートレックの熱狂的ファン)。再放送していたTOSは全部観たし、早川書房の「宇宙大作戦」シリーズの単行本も全部持っていました。
英語もだいぶ勉強させてもらったのです。
"Space, the final frontier." で始まるフレーズは今でもそらで言えますし、指先が不器用ながら、ヴァルカン人の挨拶"Live long and prosper"を一生懸命真似たりしました。
本作でも、「カークより以上(Kirk, out.)」、「転送!(energize)」、「興味深い(fashinating.)」など、原作の特徴的な表現が多数登場して懐かしい。
原作との違いを指摘する声もあろうと思いますが、原作をコアとしつつ、かつ派生させてオリジナリティを出した作品と感じました。