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自転車に乗って、美味しいものを食べに行ってます。秋から春はスキー、夏は登山も。前十字靭帯断裂するも手術して復帰。

映画日記-アバター(21/288)

2010-03-06 02:30:50 | 映画
2010年21本目、映画日記288本目

映画「アバター」(原題"Avatar", 2009年)を3Dシアターで観てきました。映画館に行って映画を観るのは非常に久しぶりです。

近未来。地球を離れた太陽系外の衛星パンドラ。人類はそこで採れる貴重な鉱石のために鉱山を築いて進出していた。
海兵隊員のジェイクは軍役がもとで下半身不随となり退役したが、恩給が尽きかけていた。急死した双子の兄が赴く予定だったパンドラへの任務は報酬が高額。DNAが兄とほぼ一致することで白羽の矢が立ったジェイクは、兄の代わりにパンドラに赴く。
パンドラではナヴィと呼ばれる先住民が、自然と調和した原始的な生活を送っていた。彼らの居住地に有望な鉱脈を見た人類は、彼らを手なずけて開発を無理に進めようとする。
ナヴィとのコミュニケーションに使われるのは、アバターと呼ばれるナヴィそっくりに作られた身体。ジェイクら隊員は神経融合でアバターとつながり、人類が生活できない大気の中で、アバターが代わりに行動する。
久しぶりに自分の足で大地に立つことが出来たジェイクは、自由をかみしめながらナヴィの社会に溶け込んでいくのだが・・・

言わずと知れた人気作品で、本格的3D映画。これはやっぱり劇場でみなければ。
つくば万博やキャプテンEO(古いですねえ)の時代に比べると3D技術もだいぶ進歩したようですが、やはり今ではまだ、専用のメガネをかけ、限られた設備でしか見ることが出来ません。
昔のそうした3D映像は、極端に3Dを強調した、技術の開陳という感じでしたが、アバターは不自然になりすぎないよう、より「映画らしく」作ってあります。約3時間の長編でしたが、それほど無理なく3Dを見られました。

ストーリーは極めて単純ではあるけれど、破壊されつつある地球環境を暗に批判しています。自然と共生するナヴィの姿勢は、四季と共に暮らす日本人の感性に通じるところがあるように感じました。

ナヴィは、”絆”をつなぐことによって動物と一体となり、彼らを乗りこなすのですが、カヤックに乗り、スプレースカートをバチンとはめた瞬間、スキーに乗りバインディングをバチンと締めた瞬間、道具と一体になって自然へ飛び出していく感覚は通じるものがありそうです。

アバターを操るために人間が入るタンクのような機械は、先日入ったMRIと何だか似ています。
神経でつながって分身を操るコンセプトはマトリックスそっくり。マトリックス・レボリューションズで出てくるパワード・スーツそっくりのロボットも登場。
パンドラに生息する動物は、ジュラシック・パークに似ているでしょうか。
ナヴィらの部族と人類との戦闘は、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」にも似ているでしょうか。

”エイリアン”との戦いではお馴染みのシガニー・ウィーバーがグレイス・オーガスティン博士役で出演しています。

ナヴィの習慣や言葉、格好が何となくネイティブ・アメリカンに似ているように思います。どこかから文句が出なかったのか、と少し心配。


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