蒸気鉄道日記

5インチゲージ・ライブスチーム活動の日々を書き連ねます。

やってきました花粉の秋が

2014年09月30日 | Weblog
 毎年この時期には書いているのですが、今年も花粉の季節がやって来ました。「え、春でしょう??」と思われる方もいると思いますが、花粉症は秋にもあるのです。そして春よりタチが悪いのです。

 春の花粉症の主役はスギやヒノキですが、秋はイネ科の雑草がメインです。ポピュラーなところではネコジャラシ、ブタクサなどです。昨年はこの時期に三陸の「3鉄まつり」に行き、被災地に一面に咲いていたブタクサでひどい目に遭いました。
 なぜタチが悪いかと言いますと、発生源がそこらじゅうにあるということです。春は遠くの山々から花粉が飛んでくるので時期が過ぎればさっさと治ってしまうのに対し、秋は足元にいっぱい発生源がありますのでいつまでも飛んでいるのです。つまり発症時期が大変長いのです。残暑に悩む時期から凍りつくような冬のさ中まで続くのです。そして風邪の流行時に入っても続き、下手をすると春の花粉症の時期までつながってしまうのです。

 対策はマスクと薬しかありません。まだマスクにはつらい暑さですが、朝晩の通勤時には着用しています。薬は「アレジオン」というのを病院からもらって飲みます。アレジオンは薬局でも買えますが、その5倍ぐらいの濃度のものです。それに加えて点鼻薬と目薬が手放せないのです。

 いったん発症してしまうと、似たような物質(ハウスダストなど)でも刺激になって反応してしまうので、なんとしても避けなければならないのです。当然副作用はありまして、眠くなったりぼんやりして注意力が散漫になります。わたしの場合、抗うつ薬も服用しているので、普通以上にぼんやりしてしまいます。はたから見るといかにもやる気のなさそうなでれでれっとした姿になって、はなはだ外聞が悪いのですが、仕方ありません。
 ライブの運転のときにマスクをしていると、手で触ったりシンダを吸い込んだりでたちどころに真っ黒になってしまいます。マスクをしていても結局一日外にいるので、運転会の帰り道は一人涙しながらシトロちゃんを運転することになります。

 ということで、本日も暑いのにマスクをして周囲から注目を浴びつつ一日を過ごしました。

 blogramのブログランキング →今年は平和に行きたいです。

 
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フェルトバーン君の大活躍

2014年09月21日 | Weblog
 本日は大学鉄研(OB会)の16番レイアウトの修理作業が行なわれました。
 前回は全体を組み立てた上で導通の改良とポイントマシンの調整等を行ないました。今回は残った電気関係の不具合の点検・修理を行ない、すべての区間の走行性をチェックしました。その結果、交換を要するポイントが3個ほどあったのと、フィーダーのハンダ付けが剥がれている箇所が数箇所あってハンダ付けをやり直しました。

 ハンダ付けの寿命は永久ではなく、20~30年ぐらいで危なくなると聞いていました。このレイアウトは35年経っていますので、当然不良箇所はあるのでした。特にフィーダー線をレール側面に密着させず、ハンダの玉でつないでしまったような部分はほぼ全滅でした。やはり品物同士を密着させてその間にハンダを流すというのが基本のようです。銀ロウ付けと一緒ですね。

 さて、その試運転に昨日完成したばかりのわがフェルトバーン君が活躍したのでした。このレイアウトはジョイナーを使わないで接続する構造ですので、経年によって線路がずれていたり間隔が開きすぎていたりという箇所があります。そこで脱線するわけですが、先輪のあるようなF級機ですとその都度復旧するのに時間がかかります。その点Oスケールでホイールベースの短いB型のフェルトバーンは好適なのです。

 というようなわけで、写真のように小さな体でレイアウト中を駆け巡ったのでした。とはいえ軽便機ですから、あまりロングランして小さなモーターが焼けてはいけない、と途中でキハ82と交代しました。

                                           

 このレイアウトは35年前の製作ですから下の写真のように昔ながらのコントロールパネルで、ポイントもタッチ式のものです。4列車が同時運転でき、現役時代は公開運転会で大活躍しました。

                                                                                                   

 今回の修理で電気的にはほぼ復活しましたので、次回の作業では保線に重点を置いて脱・脱線を目指すこととしています。

 ブログランキングならblogram ←市川の仮設線路より組み立てに時間がかかります。。。

 
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怪動力車の正体

2014年09月20日 | Weblog
 情報を小出しにしてきた怪動力車がほぼ完成しましたのでお見せいたしましょう。

 アルモデルから発売されている「フェルトバーンタイプ小型DL」です。ヨーロッパの産業鉄道などによくあるタイプですね。実物はたぶん2フィート軌道なのでしょうが、このモデルはOナロー30つまり16.5mmです。実物換算では2フィート6インチ軌間になります。ごらんのように大変小さいものです。線路が16.5mmですからそれからご想像ください。組み立ては折り曲げとホゾで出来てしまいますから、ハンダ付けは基本的にしなくても大丈夫ですが、それだけですとあまりに剛性が低そうなので、今回はハンダ付けで組み立てました。しかし、16番のスタンダード車両などのような大容量のハンダゴテは不要で、電気配線用の40Wで十分でした。

 屋根裏とボンネットの上面裏にはハンダを流し込んで補充してありますから、そこそこの牽引力はあると思います。まだ補重の余地はありますので足りなければ追加できます。

 実物が2フィート軌道であろうということから、本当は13mmゲージにしたかったんですが、改軌するのが大変面倒なのでそのままにしました。動力部分は先日お見せしたようにメーカーで組み立て済みですから。。。動きは集電装置の手直しをしましたので大変スムーズです。明日、大学鉄研の16番レイアウトの修理作業がありますので、そこで試運転をしてみたいと思っています。

 さて、これの走る舞台装置=レイアウトが必要になりますね。その第1弾が前回ご紹介した実験線なのです。これで可能な限り小さなエンドレスを作り、実験線改めOナロー試運転線とするのです。まぁ、仮レイアウトとでも言うものですね。本式の(?)レイアウトは別途ハンドスパイクで作るつもりです。こちらもギリギリの小レイアウトとするつもりです。予定ではポイントもありません。ただひたすらグルグル回るだけです。ちゃんとシーナリーも作ってやればそれだけでもけっこう楽しいと思います。

 問題はそれをどこに置くのかという収納の点と、Oスケールの寸法感覚がまったく頭に入っていないということです。なにしろOスケールは小学校4年生以来半世紀ぶりのことですから、そもそもスケール感というものがないのです。しばらくは頭を悩ませることになるでしょう。1/80か1/8.4ならすぐに手が動くんですけど。

 ということで、「ほぼ」完成したというご報告でした。残った部分は動輪の塗装とヘッドライト、カプラーの取り付けですから。暇を見てやってしまいましょう。

 blogramによるブログ分析 ←Oスケールだと眼がいくらか楽です。。。

  
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或る実験線

2014年09月17日 | Weblog
 JR九州が「或る列車」を作るらしい--という新聞報道があったので期待していたら、気動車にそれっぽい模様を入れるだけの話のようでしたね。な~んだ。

 さて、こちらは或る実験線です。写真のような悲惨な状況です。モノは見てお分かりのとおり篠原の16番フレキシブルレールです。もう10年以上前に3本買ったまま放置していたのを、2本は直線の試運転線に使い、残った1本を実験線にしたのです。

 実験の目的は(1)いったいどのくらいの急カーブに曲げられるのか、(2)1本でエンドレスになるか、(3)その状態で走れる動力車はあるのか--といったところです。

 そしてご覧のように急カーブに果敢に挑戦したところ、枕木が邪魔してある程度以上は曲げられないことが判明。無理すると枕木が集団でレールから外れてしまいます。それなら枕木を減らそう、とばかりにつながっている部分をカッターで切り離し、パラパラと減らしてぐいぐいと曲げたら写真のようになりました。かなり無理なことをしていますが、どうやらエンドレスにはなりそうです。
 ということで、さっそく工作室で惰眠をむさぼっているベニヤ板の中から適当なものを探して打ち付けてみたいと思います。

 そして、こんな急カーブを走れる動力車、、、、それがあったのです。ここのところご紹介している例の怪動力車が見事走ってくれました。
 まぁ、そんなわけで、近々実験線の開通と怪動力車のお披露目とを本ブログで行ないたいと考えているところです。

 それにしてもなんのためにそんなことをしているのか、、、まぁ、一時の気まぐれだと思っていてください。

 blogramによるブログ分析 ←今度の週末ぐらいにはチラ見せ出来るかも。。。

 
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ここのところライブの話題が

2014年09月14日 | Weblog
 すでに皆さまお気づきのとおり、ここ最近本ブログにライブスチームの話題が登場しません。かろうじて小スケールの情報が小出しになっているだけの状態です。実は、一身上の都合がありまして、現在ライブスチームには手が付けられない状況なのです。本日も市川蒸気鉄道クラブの定例運転会なのですが、欠席しました。

 そんなわけで、もうしばらくライブスチームについては進展がないことをお断りしたいと思います。

 別段撤退したわけではありません。あくまで一時休止の状態なわけです。特に病気とかでもありません。

 というわけで、しばらくは小スケールの話題が中心になってしまいますことをご容赦ください。

 人気ブログをblogramで分析 ←そろそろ日本酒がおいしい季節ですねぇ。。。一年中飲んでますけど。。。。

 
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怪動力車の改良

2014年09月08日 | Weblog
 前回ご紹介した怪動力車ですが、動きも奇怪で、走っている途中で力尽きたように止まってしまったかと思うと、突然脱兎のごとくすっ飛んでいったりと、動力車としてははなはだ怪しすぎる挙動不審なやつでした。

 原因は集電不良であろうことは分かっていたので、はじめは軽すぎてダメなのかなと思い、ウェイトを載せてみましたが根本的な解決にはならず、微動だにしなくて線路をぽんと叩くと動いたりして、なんじゃこりゃ???な調子でした。
 次なる原因は集電ブラシの不良かと思って張り具合を調整してみましたが、これも違うようです。困ったな、、、とは思いましたが、いずれにしろ集電不良が原因ですから、今度は非絶縁側の導通を当たってみたところ、わずかに接触不良と思われる箇所がありましたので、そこをちょっといじってみたところ、大正解で、大変調子よく動き出しました。

 このキットは動力部分が非常に小さいのでメーカーで組み立て調整済みなのですが、その組み立ての方法が折り曲げネジ止め式でハンダ付を用いないやり方ですので、その中の導通の接触部分に小さなガタが生じていたのでした。写真ではちょっと分かりづらいかもしれませんが、モーターに取り付いているラグ板の足が床板に差し込まれている箇所がその不良部分でした。そこに0.3mmの真鍮線をクサビのように差し込んでやり、下の写真のように真鍮線を90度曲げてフレームにハンダ付けして固定することで解決しました。

                                                

 というわけで、走り装置がなんとかOKとなりましたので、さっそく上回りの組み立てに入りました。組み立て自体は上に述べたとおりの折り曲げ差し込みだけの超簡単な方式ですので、ものの10分もあれば形になるのですが、それだけですとガタが大きすぎますので、ここはハンダ付けで固定することにし、今度の週末にでも行なうこととしました。
 といいつつまだ正体を明かさずに終わりにしたいと思います。ふっふっふ。。。

 blogramによるブログ分析 ←小さいので不安ではありますが。。。

 
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怪しい動力車

2014年09月01日 | Weblog
                                  

 わが鉄道に怪しい動力車が加わりました。写真では分かりにくいかもしれませんが、16.5mmの線路上に載っています。もちろん走ります。

 形態からご想像されるとおり、スタンダードなモデルではありません。その正体は近々ご紹介できると思います。今後に向けていろいろテストをしようと思って導入しました。あまりコストをかけたくなかったのですが、実験用のものを新たに作っている余裕がないので、手間との相談で、この出来合いの動力車を購入したわけです。

 これで何をするつもりか、、、まぁ、どうせわたくしのすることですから大したことではないのですが、今後鉄道模型を続けていく上では、私的にはけっこう重要な位置づけのものなのです。

 ということで、本日は 情報を小出しにしただけで意地悪く終わりにしたいと思います。再見!

ブログランキングならblogram ←まぁ、だいたいご想像のとおりです。

 
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