蒸気鉄道日記

5インチゲージ・ライブスチーム活動の日々を書き連ねます。

良いお年を

2012年12月30日 | Weblog
 本年最後のブログをお届けします。
 「蒸気鉄道日記」とかいいつつ、最近は鉄道と関係ない話題が多くて「なにやってんのさ」という声が聞こえてきそうですが、年末の最後に及んでまたまた脱線してお終いということになりました。

 写真がそのモノなのです。いったい何に使うものかちょっとお分かりになりにくいかもしれませんが、これでも楽器なのです。「デジタルパーカッション」というもので、その名のとおり本来はパーカッションなのですが、ドラムにもなるという便利なものです。先日の「居酒屋ライブ」の際にメンバーから借りたのもこれの古いモデルです。
 バンドごっこもだんだんエスカレートしてきて、ついに新年には20代の女子が2人加入するという信じがたい事態になっております。パートはキーボードとボーカルでありまして、これでわたしは鍵盤系を解雇され、ドラムに専念せざるを得ないことになりました。ところがボーカルの彼女は実は「ドラムも上手」だという情報がありまして、わたし的には大変まずい状況になっているわけです。このままいくとカスタネットぐらいしかやることがなくなりそうなので、なんとかドラムだけは死守しようというわけで、練習用にこれを購入したわけです。

 本当はデジタルドラムセットを購入すれば良いのですが、さすがに家の内にはもうスペースはありません。機関車だの工作機械だのそれでなくてもわたしの道楽物件が家中を占領しているのに、このうえドラムセットなどを持ち込んだら確実に家を解雇されてしまいます。そこで妥協の産物としてデジタルパーカッションということになったわけです。

 先日のデジタルピアノに続いてまた変な楽器を購入したので妻はあきれてほとんど口もきいてくれません。お値段はデジピの0.1倍ほどで、もちろん自分の会計からの出費なのですが、そういうことはこの際問題ではないのですね。生活態度がよろしくない、ということで、「いい加減にしなさい」ということなのでしょう。

 ということで、どうも脱線気味の蒸気鉄道日記ではありますが、来年もこんな調子かと思います。それでもよろしければお付き合いのほどを。

 ブログランキングならblogram ←2013年が皆様に良い年でありますよう。。。

 
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昨日は失礼しました

2012年12月29日 | Weblog
 昨日はウヤの予定ではなかったのですが、終日通常勤務をしたあと友人と忘年会があり、予定外に2次会まで発展して帰宅したのが午前3時という状態でしたので必然的にウヤとなってしまったのでした。
 珍しく終電に乗り遅れ、手前の駅から3km歩いて帰りました。

 さて、この年末年始はひたすら疲労回復に努めることとし、「何もしない」ことを予定しています。元日に妻の実家に顔を出し、5日に鉄研同期の新年会に出かけるだけで、あとは何の予定もありません。

 本ブログは明日を最終として年末年始休暇に入らせていただきますのでよろしくお願いいたします。

 ブログランキングならblogram ←今年は「鉄」系の内容がかなり少なかったの反省します。。。

 
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寝ても寝ても寝ても

2012年12月24日 | Weblog
 本日はお日柄もよく、何週間目かに巡ってきた「なんにもしなくて良い一日」です。
 昨日はクラブの忘年会、一昨日はライブ。その前はず~~~~~~~っと仕事でしたから、本当に疲れております。したがって朝からただひたすら眠り姫のようになっていますです(例えが良くない?)。

 そういうわけですから、黙っていると自然にまぶたがくっついてしまうという状態です。それでも哀しいことに疲れが取れません。おそらく2、3日はぐうたらしていないと回復しないのでありましょう。普段から薬漬けの日々で、それだけで体力を消耗しておりますから、いったん落ちてしまうと容易には戻らないようです。

 あすから残り4日間仕事をすれば1週間の休みですから、今年はなにもせず普通の体に戻ることだけを念頭にただただぐうたらすることに努力したいと思います。ですから本ブログは25~27日をウヤに、さらに31~1月3日までは年末年始休暇ということに(つまりはウヤですけど)させていただきます。

 ブログランキングならblogram ←背中が凝って困ります。。。

 
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クラブの忘年会

2012年12月23日 | Weblog
 本日はこれからなんと今年最初の忘年会です。まぁ、昨日のライブも結局忘年会みたいなものだったのですが、分類上(?)は今日が最初なのです。これは例年にはないことで体力維持のためにも大変望ましい展開です。いい年をして毎年10回近くも忘年会をやっていたら肝臓がたまったものではありません。

 で、今日は市川蒸気鉄道クラブの有志による忘年会です。これも例年行なっておりまして、12月の運転会で急きょ決まったようです(わたしはその場にいなかったので)。
場所は新宿の「東順永」で、これもいつものとおりですが、店は本店へと変わりました。いままでの「2丁目店」はビルの建て替えのため閉店してしまったのでありました。大人数で集まるには2丁目店の方が広くて都合が良かったのですが、無くなってしまったのではどうしようもありません。まぁ、本店の方がそれらしくてわたしは好きなのですが。

 今回は9人なので本店のキャパでもなんとかなるかな、といったところです。

 というわけで、本日は白いお酒(パイチュウのことで「密造酒」ではありません。念のため)でかなり酔っぱらって帰宅する予定ですので早めにUPしておこうという極めて姑息なアリバイ的内容でした。すみません。

 ブログランキングならblogram ←なにか事件がありましたら明日ご報告します。

 
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一応デビュー

2012年12月22日 | Weblog
 いつも月一でバンドごっこをしていたのですが、はからずも本日人前で演奏することとなり、なんとかこなしてきました。
 本当は今日はその月一のバンドごっこを日だったのですが、いつもそのあとに行く居酒屋のママさんが「たまにはここでやってよ」というリクエストを下さいまして、「じゃ、やろうか」という極めて低い志のもとに本日デビューのライブを行なったのでありました。小さな居酒屋さんですから観客は10人足らずで、まぁ大規模な流しのおじさんといったような風情であったのですが、ともかく人前で演奏した第1回目であったのでした。

 場所が場所ですから大きな機材は入りませんので、まずキーボード・ピアノの類はNGです。そしてドラムセットもとうてい入りません。ということで、まず「ピアノの入る曲はやらない」「ドラムは練習用の卓上デジドラで対応する」ということでなんとかセッティングを行ないました。それでもアンプとスピーカーを入れるとフロアはいっぱいになってしまい、肩寄せ合っての演奏となりました。で、わたしはドラム係であったのでした。途中でデジドラのスネアのパッドが叩いた勢いで飛び出してしまい、使えなくなるというアクシデントもありましたが、そこはご愛嬌ということで眼をつぶっていただきました。

 それでもこれでなんとか人さまに聴いていただけそうな感じはつかめましたので、次回は本当にライブを行なおうと一同誓ったのでありました。

 ブログランキングならblogram ←あんなに練習したのに結局わたしは太鼓係となってしまいそうです。。。。

 
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仕事が果てしなく

2012年12月19日 | Weblog
 昨日はやはりウヤとなりましたが、本日も事実上のウヤです。
 衆院選の対応で通常の仕事が後回しになっていたため、いつもの年末進行がさらにひどいことになっています。加えてわが編集部は病人続出で崩壊状態になりつつあり、いつもだれかが不調のため入庫しているという悲惨な状態です。

 当然わたしもその一員なので、体力と精神力の限界に挑戦している毎日です。うつ病患者がこんなことをしていて良いのかという気もしますが、だからといってどどーっと休むわけにもいかず、這うように出勤しています。

 ということですので、やはり今週いっぱいはウヤとさせていただきます。来週になれば少し落ち着いてくると思います(あれ、もしかしてもう最終週か)。

 ブログランキングならblogram ←目薬の減りが早いこと・・・。

 
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前倒し回送

2012年12月17日 | Weblog
 正確には後倒し回送というべきかもしれません。先週の校了日が今日と明日にずれましたので、二日間回送扱いとさせていただきます。場合によっては明日は完全ウヤとなるかもしれません。仕事中隙を見て何か書きこむかもしれませんが、いずれにしろ明日になってみないと分かりません。

 ということで失礼いたします。

 ブログランキングならblogram ←クラブ通信編集ができません。。。

 
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D51745号機のこと

2012年12月16日 | Weblog
 さすがにC61関係の話題はもうおしまいですが、ひとつ忘れていたことがありました。水上駅構内に置かれているD51745号機のことです。
 この機関車はついこの間まで上越新幹線の上毛高原駅前に静態保存されていたものです。その以前は旧高崎鉄道管理局前に局の準鉄道記念物として静態保存されていました。 後閑駅からD51498を引き上げる際に代替として上毛高原駅に移されたと聞いています。

 それがなにゆえ水上駅構内へ移転してきたのか理由は知りませんが、「駅前」から「構内」へと変わったので、いずれ整備が行なわれてどこかに展示されるものと思います。まさか498の部品取りなどにはならないと思いますが、見ると発電機が外されており、もしかして498かC57かC61か、あるいは今復元作業が行なわれているC58に持っていかれたのか、という不安がよぎります。記念物なのですからそれなりの扱いが行なわれることを期待しています。

 なぜそんなにこの機関車に思い入れがあるかというと、この745号機は長年高崎第1機関区にいて、わたしの世代には八高線でお馴染の1両だったからなのです。八王子の207、515などとともになぜかよくお眼にかかっていたのです。当然写真もありまして、いまでもお気に入りの1枚です。晩年、テンダーのナンバープレートが盗難にあうというアクシデントがありましたが、どうやら作り直されたようです。整備状態の悪かった最晩年の高崎1区の機関車群の中では大宮工場最終出場機となった(たしか)507号機とともに、比較的きれいな状態が保たれていたものでした。

 というわけで、数少ない関東型の保存機ですから、わがD51のディテールの参考にしようと、今回は細部の撮影をもくろんでいたのですが、実際には単独行動の時間が少なかったのと、南北方向に置かれていて光線状態があまり良くなかったのとで、給水温め器の配管周り数枚のみにとどまってしまいました。

 もう少し暖かくなったら再度撮影に行こうと思います。

 ブログランキングならblogram ←解体されないことを祈りつつ・・・。

 
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C6120「西北の杜」号運転(6)

2012年12月15日 | Weblog
 このシリーズも今回で終わりです。
 水上駅で「おいでちゃん」に見送られて帰路についた酔っぱらいオジサン一行を300人も収容した「西北の杜」号は無事定刻に高崎駅に到着しました。途中でカメラを構えていた会員もいましたから、結局往復とも乗車しないという一銭も寄与していないOBも何人かいたのでしょう。。。

 車中でいろいろ談合したことは昨日のべたとおりです。高崎駅到着後は、すでに伝統ある雑用分科会のほかに会計分科会、自動車運転分科会、催事幹事会が成立しており(代表が認識しているかどうかは知りません)、だれも何も言わなくても「近いうちに」雑用分科会から例会のお達しが来るものと確信して流れ解散となりました。

 わたしと自宅が近いY田君とは八高線経由で酒盛りしつつ帰ることに決定、ただちに食料と飲料を確保して入線している八高線の気動車に乗りこみました。この気動車は最近ではポピュラーな(というかそればっかり)の軽快気動車という100番代の形式のものです。それでもクロスシートですからちょっと汽車の気分です。
 すでに冬の陽はすっかり落ちて真っ暗ですが、ぼんやりと見える景色と懐かしい駅名に「ああ、ここら辺でD51や9600を撮ったよなぁ」などと思いつつさらに酔っぱらったのでありました。しかし闇の中をよく見ると昔は田んぼばかりであったはずのところにぎっしりと建物が建っていたりして、やっぱり40年の時の流れは大きいのだ、ということを実感しました。なにしろDL化されてから八高線の高麗川以北へ列車で足を踏み入れるのは初めてですから。

 高麗川に着いてからはもう昔の面影はまったく期待しておりませんでした。いまや通勤電車区間ですからね。ふだんの帰宅のときでもどうかすると「箱根ヶ崎行き」とか「高麗川行き」などという電車が来てびっくりするぐらい開発されているのです。
 でもオジサン二人は未練たらしく先頭車の窓から前を見つつ「ああ、このカーブが転覆事故地点だ」とか「ここは遠くから俯瞰できたんだよな」だの「D51だと時速30kmぐらいだったんだけどねぇ」だのと背後の日常の乗客のことなどまったく無視して熱く語り合ったのでした。
 それでもさすがに八王子まで行く元気はないので拝島で青梅線の直通電車に乗り換えて帰ったのでありました。
 下の写真は今回の乗車券です。これはさすがに鉄研が勝手に作ったのではなくて旅行会社が作ったのですから本物でございます(JR的には団券があるわけですが)。本当は改札口で改札鋏を持って改札したかったのですが、うっかり企画を出し忘れました。次回は忘れず実行することにします。

                                           

 今回の記念行事で感じたことをふたつほど。。。

 (1)JRさん、この手の鉄系SL団臨はけっこう儲かるし沿線の経済効果もあるということを学習しましょう。
 (2)JRさん、できたら土曜日午後下り、日曜日午前上りの一往復設定だともっといいんですけどねぇ。。。乗務員さんの泊代ぐらいは負担しますよ。

 ということで、いちおう従来の路線で行けば次は10年後ということになるのですが、「生きてるかどうかわからないじゃないか」という声が起きており、われわれの年代だけでなにかやるかも知れません。。。

 ブログランキングならblogram ←「酒の上だけの話」にしてしまわないところが堕落鉄なりの信条でして。。。

 
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C6120「西北の杜」号運転(5)

2012年12月14日 | Weblog
 新年号の進行であたふたしておりますが、今回は校了が来週に延びましたのでいくらか余裕があります。したがって本ブログも休まずに進行いたします。

 さて午前の部が終わって、「西北の杜」号の水上発車15時20分まで2時間近くの昼休憩となります。まめな人はC61の写真を撮ったりしているのですが、堕落鉄たちは「寒い、、酒、酒」とつぶやきつつ駅前をうろついて、とある喫茶店に入りました。本当は隣の蕎麦屋さんの方がいいな、と思ったのですが、有煙組が嫌がるので「有煙可」の喫茶店に入ったのでした。店内にはすでに大先輩グループが煙を上げて待機しておりましたので、ごあいさつして入口に近い席に着きました。

 なにはともあれ「寒くてもとりあえずビールだろう」ということで、1人1本計8本を注文したところ、店のご主人がうろたえてどぎまぎしておられます。つまりこんな寒いときに一気に8本ものビールが出ることは予想されていなかったため、在庫がないのでありました。「いま倉庫から持ってきますから」とおっしゃるので「われわれが運びましょう。倉庫はどこです」と申し出ると「いえ、それにはおよびません」と断られました。しかたないので唯1本の在庫ビールを皆で分け合ってとりあえず乾杯し、次のビールを待ちました。ほどなく「まいど~」と酒屋さんが1ケースのビールを運んでこられました。なるほど、倉庫とは酒屋さんの倉庫だったのですね。。。
 喫茶店のご主人が残った瓶を冷蔵庫にしまおうとするので「あ、それはそこに置いといていいですよ」と気遣いを見せたりして(つまりみんな飲んでしまうからね、という意味です)、至極穏やかに昼酒を頂いたのでした。

 さて、1ケースのビールを空にして、堕落鉄一行はいよいよ「西北の杜」号に乗り込みました。12系6両編成(1号車は回送扱い)、全席指定です。われわれの席は3号車で、やはり年の順に6号車から割り振られています。つまり昨日合同宴会をした面々が同じ車両に乗り合わせているということで、その後の展開はご想像のとおりです。
 さて、その座席は上り勾配になる下り列車の先頭車--煙もドラフト音も一番多い--が最も先輩の席となっているわけで、ここも年功序列の美風が受け継がれております。
 下の写真が客車に装着されていたサボです。もちろんこれは鉄研がこしらえてしゃれで着けさせてもらったのでしょう。

                                           

 客車のデッキには缶ビールが箱入りのまま置かれていました。「お、用意がいいね~」さすが名幹事、、、などと感心しつつC61の連結風景の撮影にホーム先端まで向かいます。
 雪が時折激しく降る中を無事連結。それがトップに掲げた写真です。寒いので蒸気が盛大に上がっています。機関士はおそらく20代と思われる若い方でしたが、ブレーキ扱いもみごとで衝動もなくすばらしい運転でした。う~む頼もしい。
 ということで、暖かい座席に着いてしまうとおじさんたちはあとはひたすら飲むばかりとなり、一路高崎へ向かいました。水上発車後まもなく車販のお姉さんがやってきて記念グッズなどを販売し、金銭感覚のマヒしている酔っ払い鉄ちゃんからけっこうな売り上げを達成していました。ふと良く見るとワゴンにあった缶ビールはさっきデッキにあったものでした。「勝手に開けて飲まないでよかったな」とこそこそ話し合っていると、さっきのリーダー部がやってきて車内で校歌斉唱が始まりました。どうやら各車両ごとにやっているらしく、「若い人は元気でうらやましいですなぁ」などと急にご隠居さんになったようなことを言ってさらに飲みまくったのでありました。

 車内での話題は「さて、この次は何をして遊ぼうか」ということで、「磐越西線」「リニア鉄道館」「鉄道博物館」「三陸鉄道」などなど、いろいろなアイデアが飛び交いました。中でも東北地方で何かやろう--という声が多く、来年には実現しそうです。いずれにせよその打ち合わせと称して例会が招集されることは間違いないでしょう。

 ブログランキングならblogram ←明日はその他関係を申し上げます。

 
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C6120「西北の杜」号運転(4)

2012年12月13日 | Weblog
 長々と前置きを述べてきましたが、本日がメインの「西北の杜」号です。この列車名はもちろん校歌から採ったもので、ちゃんとヘッドマークも作られました。当然「記念にヘッドマークをとっておこうではないか」という意見が出たのですが、実は今どきの臨時ヘッドマークは土台の上にカッティングシートを貼ったものなので、使用後は剥がされてお終いなのです。つまりペラペラのビニールテープの親方のようなものが残るだけなのですね。

 さて、「西北の杜」号は9日(日)の一往復、つまり前日までの「SLみなかみ」号をそっくりそのまま使用するのです。本当は旧客を狙っていたのですが、残念ながら旧客は同時に行われていたC11による水郡線運転の方に行ってしまったので、結局12系での運行となりました。
 当然、スジも「みなかみ」のものですが、なぜか水上の発車時刻が10分早くなっていました。高崎到着は17時20分で、いつもと同じですからきっと途中での「予期せぬアクシデント」を警戒して10分余裕をもたせたのであろう、、、とわれわれは想像したのでありました。

 9日の基本動作(?)としては、各ホテルから高崎行のチャーターバスに乗車して高崎駅へ赴き、高崎~水上間を「西北の杜」号で往復することになっていたのですが、それでは「撮り鉄」連からブーイングが出ることは必定ですから、各撮影ポイントまで別途臨時バスを仕立て、下りを撮影してから皆を回収し、水上駅に集合させる--というプランが採られました。

 で、われわれ堕落鉄一行は協議の結果、最も水上からの移動距離が少ない諏訪峡へ路線バスで移動し、撮影したら回収バスでさっさと水上へ戻る、という労少なくして効多い作戦を考案しました。現地に行ってみると皆考えることは同じで、中高年グループがどっさりと撮影ポイントを占領していました。
 ここは有名撮影地らしいのですが、行ってみると架線柱やらケーブルやらがごちゃごちゃとしてあまり良いポイントとは思えませんでした。電機や電車ならともかく、蒸機には不向きのところです。「昔は線路の近くまで行けたんだけどなぁ」とK島師匠が嘆いていましたが、鉄道事業者もいろいろと事故防止を考えているのでしょう。最近では敷地内に侵入するとすぐに国家権力がお出ましになるそうです。
 ということで撮影したのが上の写真です。もっといろいろ工夫すれば良いアングルがあるのでしょうが、そういうところは早くから本格撮り鉄の皆様がキープしておられますので、堕落鉄としては遠慮申し上げて脇の方でシャッターを押したのでした。

 回収バスで水上駅転車台に着くと、すでに多くの会員が転向を終えたC61をカメラに納めていました。せっかくですからわたくしも記念のヘッドマークを撮影しました。

                                

 奥様連れがけっこう多くて、ふだん絶対眼にしないSLに近くで接して驚いていました。そうこうしているうちに記念撮影がやはり宿泊別に行なわれ、続いて下の写真のような光景が現れました。

                                      

 なんとC61をバックに校旗(正確には鉄研旗)が第1、第2とも掲揚され、参加者全員で校歌の斉唱が行なわれたのでありました。こんな企画は知らなかったのですが、そこは慣れた動作で、リーダーの指揮に従って粛々と行動いたしました。鉄研内には「リーダー部」という一種の分科会がありまして、野球の折など応援に駆けつけたり、交流会などで校歌斉唱のリーダーを務めているのです。あっけにとられる世間の皆さまを横目に大合唱が終わって午前の部は解散となりました。

 長くなりそうですので、午後の部は明日ということで。

 ブログランキングならblogram ←校歌斉唱の間中右手を振っているのはけっこうつらいものがあります。。。

 

 
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C6120「西北の杜」号運転(3)

2012年12月12日 | Weblog
 昨日は失礼しました。まだ本調子ではありませんが、いつまでも休んではいられません。
 さて、本日はC61は登場しません。交流会の顛末です。内輪の話ですからご興味のない方はスルーしてください。

 交流会とはいっても、300数十人が一堂に会してしまっては観光地・水上温泉としては落ちるお金が偏ってしまいます。なにしろ観光協会の副会長が鉄研OBなので、ここは分散して、ということで期別に数グループに分かれて宿泊し、交流会もそのかたまりで行ないました。
 ちょうどわたしたちの代が切れ目でしたので、わたしたちを兄貴分として3期分が合同で行ないました(1期のみ独自の闘い)。学年的にいうと、ある時期の1年生から4年生までがそろう形になりましたので、「ありし日」の序列に基づいてわたしたちが4年生。以下順に総勢21人が並びました。そうなるとわたしが最年長になってしまいます。この関係は30年経っても変わりませんので(あたりまえ)、「なにごとも年功序列が良いのだ」という幹事の趣旨によってわたしが乾杯の音頭を取らせていただきました。

 この交流会の開催に先立って、幹事から「30年間の鉄道趣味の遍歴をエクセルファイルで提出せよ」という命令が下されておりました。そして参加できない会員も含めてたくさんの「遍歴」が集約されましたので、乾杯後学年順に披露することとなりました。
 この間「鉄」でなかったメンバーもおりますので、内容は濃淡様ざまですが、その文面からは社会人になって以降の人生もようが十分に窺えるものでありました。「1人1分」という幹事の時間制限を全く無視して、交流会のほとんどの時間がこれに費やされたのは言うまでもありません。
 もちろんアルコール類もふんだんに追加注文されていたのですが、予定の時間をオーバーして続いた「30年の発表会」の間、皆まじめに傾聴していて、誰一人として酔いつぶれたり暴れたりしなかったのは意外というか、感心というか、、、でした。まぁ考えてみれば50代のいい大人の集まりですから、いまさら学生時代のように放歌高吟したりふすまを蹴破ったりするわけもないのでした。

 また、就職以来一度も顔を合わせていない仲間と会えたりして旧交を温めたことも言うまでもありません。

 最後に応援歌と校歌をきちんと斉唱し、恒例の(かつては)記念撮影を行なって1次会を終了、各自2次会3次会へと勝手に流れたのでありました。さすがに大変寒いので表へ出たツワモノはいないようでした。本当は夜行を山の上から撮影しようなどという試みもあったのですが、下見の結果「無謀」という結論を得ていたのです。

 というわけで、本日は実に楽屋話的な内容で申し訳ありません。しかしこれは「世間的にはまったく評価されていないオヤジにも歩んできた人生があるのだ」--という意味でしっかりとお伝えしなくてはいけないと思った次第です。。。
 ちなみに本日の写真は岩本駅手前の道祖神(らしきもの)です。人生一路平安!

 ブログランキングならblogram ←良い子にしていたので二日酔いにもなりませんでした。。。

 
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臨時回送

2012年12月11日 | Weblog
 昨夜から急に耳に水が溜まって音がよく聴こえなくなるという症状に陥りました。本日病院で検査したところ「耳管狭窄症」ということでした。つまり耳と鼻をつなぐ管が詰まって中耳が床上浸水したようです。
 以前にも同じ症状になって、鼓膜を切開して排水したことがあります。後が大変だったのでそうならないうちに…ということで本日は休業しました。まだよくなっていません。
 そういう次第で申し訳ありませんが本日は安静第一に徹して回送とさせていただきます。

 ブログランキングならblogram ←音が頭の中でキンキン響いてうるさいのなんの。。。

 
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C6120「西北の杜」号運転(2)

2012年12月10日 | Weblog
 今回からは時系列的に二日間のご報告をいたしましょう。
 まず8日(土)は9時過ぎに高崎駅に有志7人が集合してレンタカーで行動しました。ドライバーは『国鉄時代』などで鉄道写真界では知られた存在かつ雪国育ちの人間スタッドレス・K島氏(1期先輩)、ナビは地元在住にして「歩くダイヤ情報」でもあるN野氏ですから同乗したわれわれ「堕落鉄」組は完全にお任せ状態で言われるままに「はいはい」とついて行きました。

 はじめに上越線八木原~渋川間で115系、EH200などを練習がてら撮影し、続いてC61みなかみ号を撮影したのが上の写真です。このあとみなかみ号が渋川で長時間停車中に追い抜いて岩本駅手前でもう一回撮影したのが下の写真です。まぁ大変ベタな線路際写真ですが、所詮堕落鉄の作品ですからお許しください。

                                           

 ここでさらに一人が参入し、つごう8人で移動、お昼は「へぎそば」と舞茸のテンプラをたらふく食して雪のちらつく中をちょっと足を延ばして湯檜曽のループ線を「視察」しました。
 一同ほほぉーなどと今更のように感心しつつ「ループ線もいいがこの石積みの橋脚がいいな」などとマニアックなことを言いながら土合駅へ向かいました。例の地中駅を「視察」しようと思ったのですが、階段が486段もあるのであっさり予定変更して上から覗くだけとしました。
 しかしこのとき列車が入線してきて、たまたま扉が半分閉まった入口にいたため、強烈な列車風をくらって吹き飛ばされそうになり、大いに慌てました。場所が悪いと危ない目に遭うことを確認しました。それにしても人っ子一人おらず、実に廃墟のような駅でした。

 さて、みなかみ号の折り返しはどこで撮ろうかということになりましたが、ずっと絶気運転ですからまぁどこでもいいや、という「堕落鉄」の投げやりな希望をK島氏が一蹴して「俺の知ってるいいポイントがあるんだ。発電所の上だ」ということで全員山登りすることを強制されました。一行の中には月曜日の出勤に備えてサラリーマンスタイルの者もいたのですが、「鉄の道は厳しいのだ」ということで一同心を入れ替えてアタックしました。しかし幸いに、というべきかK島氏が場所を勘違いしてくれていたので道が分からず、結局ここでも線路端での望遠撮影という極めて平和的な手段に落ち着いたのはなによりでありました。

                                                    

 しかし、予想外に日没が早く、あれよあれよという間に陽は落ちて、肝心の列車が来る時刻にはお天道様は完全に山の向こうへと消えてしまい、薄暮状態での写真となりました。それが上の一枚ですが、ヘッドライトを点灯してまぁそれなりに汽車らしい雰囲気は見えるかな、と自画自賛しているところです。
 もうそのころには気温は極めて寒く、雪もちらついて「早く温泉に入りましょうよ~」と堕落組が哀願したので、K島氏も湯上りのビールがふと頭をよぎったのか「そうしよう」ということになり、一路宿へと向かったのでありました。

 さて、それからあとはお約束の大宴会、となるわけですが、それはまた明日。

 ブログランキングならblogram ←とにかく寒かった!

 
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C6120「西北の杜」号運転(1)

2012年12月09日 | Weblog
 さきほど、無事わが母校鉄研結成60周年記念事業である「西北の杜」号(C6120牽引高崎~水上往復)に乗車(乗務ではありません。残念ながら・・・)し、帰宅しました。当初見込みでは「200人ぐらいかなぁ」などといっていた参加者は、ふたを開けてみれば340人という大盛況で、まず大成功といってよい結果でした。通常の(昨日の)「SLみなかみ」号の乗車率が3割弱であったことを想えば「JR東日本は学習すべし」と言いたくなるほどの集まりでした。

                                         

 本日のところはとりあえず帰って来たぜ、というご報告にとどめさせていただいて、詳細は明日以降順次ご紹介させていただこうと思います。まぁ、上の写真をご覧いただけばなんとなく様子もご想像いただけるかな、、、と思います。なにしろ通常のOB会総会は100人ぐらいの集まりであるのに、その3倍のOB(およびその家族)が来たのですから、やはりSLの魅力は大きいということが出来るでしょう。わが同期は9人の参加で、いつもの動きからするとちょっと少ないかな、というところですが、年代的には50代後半の難しいところにいますので、一泊二日の旅で9人はまずまずというところだと思います。

 ということで本日は失礼させていただきます。明日、ちょっと冷静に写真等を分析しつつご報告していくつもりですのでよろしくお願いいたします。

 ブログランキングならblogram ←あちこちで校歌を斉唱したので喉が痛いです。。。

 
 
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