昨日でB20のシリンダー周りのこう着修理は完了したのですが、ひとつだけ残されていたことがありました。それは右弁室前蓋の取り付けボルトが1本ネジ穴に折れ込んでいたことです。
これは専用の工具があるのでそれで抜き取れば完了…とそのときは思っていたのですが、実際にあたってみると折れ込んだネジが穴の最奥部に引っ込んでいて、ネジ抜きビットが届かないのでした。
折れたネジの先端に時計ドライバーの小さいものをハンマーで打ちこんで回転させて抜こうと思いましたが、これも叩いたことで穴の中でネジを太らせてしまったらしくビクともせずにダメでした。
かくなるうえは、、、とそのネジ穴自体をM2からM2.3にすることにしました。つまり2mmのドリルで折れたボルトもろとも掘り込んでしまい、それを下穴にしてM2.3のタップを立てたのです。それが上の写真です。
相手が鋳鉄で、しかも止まり穴ときているので慎重にタップを切って行きました。
結果的には手術は成功し、上写真のように前蓋のボルトはすべて本来の役目を果たすことになりました。
新たに使ったM2.3のボルトは動輪舎の今はなき真鍮精密ボルトです。平径3mmの小頭タイプですので、周りのM2ボルトより平径が小さくなってしまいました。写真をよぉ~く見ていただくと左上のボルトの頭が少し小さいことがお分かりいただけるかと思います。
この真鍮精密ボルトは、作っていた工場が作るのをやめてしまい、すでに動輪舎にも在庫がありません。大変便利なボルトですので、ぜひどこかで再生産していただきたいところです。わたしはY作社長の強い勧めにもかかわらず買いだめしておかなかったので在庫はあと10本ほどしかありません。ネットでネジ屋さんを検索してみるといくつか注文に応じるところが出てきます。ここでもこんなに小さいボルトは作ってくれないのでしょうか。。。動輪舎さんが決死の覚悟(?)で大量注文してくださればあるいは作ってくれるのではないでしょうか??その節はきっと大量に買いだめして売り上げに貢献したいと思っているのですが、Y作社長!いかがなもんでしょう!!??
さて、ここのところB20の仕事ばかりしていましたので、そろそろフォルテの運転台車の方にも手を伸ばそうかと思います。
←明日は小スケールのお噂などをお送りします。
これは専用の工具があるのでそれで抜き取れば完了…とそのときは思っていたのですが、実際にあたってみると折れ込んだネジが穴の最奥部に引っ込んでいて、ネジ抜きビットが届かないのでした。
折れたネジの先端に時計ドライバーの小さいものをハンマーで打ちこんで回転させて抜こうと思いましたが、これも叩いたことで穴の中でネジを太らせてしまったらしくビクともせずにダメでした。
かくなるうえは、、、とそのネジ穴自体をM2からM2.3にすることにしました。つまり2mmのドリルで折れたボルトもろとも掘り込んでしまい、それを下穴にしてM2.3のタップを立てたのです。それが上の写真です。
相手が鋳鉄で、しかも止まり穴ときているので慎重にタップを切って行きました。
結果的には手術は成功し、上写真のように前蓋のボルトはすべて本来の役目を果たすことになりました。
新たに使ったM2.3のボルトは動輪舎の今はなき真鍮精密ボルトです。平径3mmの小頭タイプですので、周りのM2ボルトより平径が小さくなってしまいました。写真をよぉ~く見ていただくと左上のボルトの頭が少し小さいことがお分かりいただけるかと思います。
この真鍮精密ボルトは、作っていた工場が作るのをやめてしまい、すでに動輪舎にも在庫がありません。大変便利なボルトですので、ぜひどこかで再生産していただきたいところです。わたしはY作社長の強い勧めにもかかわらず買いだめしておかなかったので在庫はあと10本ほどしかありません。ネットでネジ屋さんを検索してみるといくつか注文に応じるところが出てきます。ここでもこんなに小さいボルトは作ってくれないのでしょうか。。。動輪舎さんが決死の覚悟(?)で大量注文してくださればあるいは作ってくれるのではないでしょうか??その節はきっと大量に買いだめして売り上げに貢献したいと思っているのですが、Y作社長!いかがなもんでしょう!!??
さて、ここのところB20の仕事ばかりしていましたので、そろそろフォルテの運転台車の方にも手を伸ばそうかと思います。
←明日は小スケールのお噂などをお送りします。