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《注目記事》 ■比人「のり子」さんお礼のカード ■土肥前三鷹高校長「闘い続ける」決意表

2009年04月13日 12時01分41秒 | 政治・社会
■ 比人「のり子」さんお礼のカード 父母の帰国前、市民に感謝

2009年4月12日 共同
 
埼玉県蕨市に住む日本生まれのフィリピン人カルデロン・のり子さん(13)と父母は12日、父母が13日に帰国するのを前に、市民の支援に感謝する気持ちを込めたカード約600枚を自宅近くのJR蕨駅前で配った。

支援者や友人ら10数人も駆けつけ、家族に「フィリピンでも頑張って」と声を掛けた。

はがきサイズのカードには「たくさんのご協力ありがとうございます」と感謝の言葉が書かれ、裏面にはのり子さんが

中学校の前に1人で立っている絵が描かれていた。のり子さんによると「両親と離れ離れになって寂しい気持ちも込めた」という。

父親のアランさん(36)は「うちの家族のために何万人もが署名してくれた。帰国するので、最後にありがとうを言っておきたかった」と声を掛けて回っていた。

■ 土肥前三鷹高校長「闘い続ける」決意表明

2009/4/10 週刊金曜日「金曜アンテナ」

http://www.kinyobi.co.jp/backnum/antenna/antenna_kiji.php?no=577

都教育委員会の「職員会議での挙手・採決禁止通知」に異議申し立てをしている土肥信雄・前都立三鷹高校長の、小川高教諭当時の卒業生有志が五日、町田市内で「一〇年ぶりの土肥授業」集会を開いた。

土肥さんはまず、今春の三鷹高校卒業生(五八期生)一同名で「都教委の弾圧にもめげず卒業(定年退職)しました」という卒業証書を、また卒業生全員(八クラス)から色紙をもらったことを披露した。

色紙に「校長先生が語った『社会的リーダーになれ』という言葉を忘れません」と書く生徒が多かったことについて、土肥さんは「リーダーによって国が変わる。リーダーたる者は自己の利益だけを考えるのでなく他者のことも考えろと、『社会的』という語を入れて語っている」と説明。

続いて土肥さんは、(1)“君が代”強制を強化する都教委の10・23通達は違憲・違法とした〇六年九月の東京地裁判決の速報を職員室で教員から知らされ、「都教委はやり過ぎたから、頭を冷やすいい機会だ」と言った。

(2)米長邦雄・都教育委員が天皇に“君が代”強制は「良くない」と言われても止めず、一層厳しく言うようになったことを飲み会で批判した――の二点を内部告発され、「校長たる者が都教委を批判するとは何事だ」と、度重なる事情聴取を受けたことを紹介。「定年後の非常勤教員の選考に応募したが、都教委が不合格にしたのは、これらへの報復だ。不合格取消訴訟を起こせば、都教委は逃げられない。引き下がってしまうと、校長の中で自由に発言する人はいなくなる」と、闘い続ける決意を表明した。

(永野厚男・教育ライター)

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