杉並からの情報発信です

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大阪府民200万は橋下徹氏の「大嘘」に騙されて投票した!

2011年11月30日 14時48分01秒 | 政治・社会
私は昨日(11月29日)のブログに「大阪府民が橋下氏を勝たせたのはドイツ
国民がヒットラーを 勝たせたのと同じ!」という記事を書きました。

http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/e9016d952b1f6470fb1d0dd8c26b7d49

大阪府民が橋下氏を勝たせたのはドイツ国民がヒットラーを 勝たせたのと同じ!」飛び先の説明

この記事の中で大阪市の「市債残高」との「大阪府負債残高」の推移の図を添
付しました。

この表でわかることは、平松大阪市長は在任期間4年間で市債残高を約600億円
削減したのに対し、橋下府知事は在任期間2年半で約3000億円増加させてい
る事実です。

橋下徹前大阪府知事は「5兆円の赤字会社を、職員の賃金、補助金カットで、1
千億円の利益の出す優良会社にし短期間で財再再建に成功した」という 「大嘘」を
大手マスコミを利用してを垂れ流した結果、何も知らない大阪府民は「大嘘」とは
わからずに「彼なら改革が出来るのではないか」と洗脳さ れ投票し大勝させたのです。

11月27日の大阪ダブル選挙では200万人の「洗脳され易い国民」が橋下徹
氏のカリスマ性と大手マスコミの「橋下神話」報道に騙されたのです。

全くのデタラメ、大嘘、でっち上げが「世論」となってしまったのです。

この記事に対してTwitterで以下のようなコメントもらいましたが「洗脳
されやす国民」の一般的な反応なのでしょう。

「どういった頭脳からこんな意見が飛び出して来るのだろう、僕の脳味噌もポン
コツだがね(~_~;) RT “@chateaux1000: 大阪府民が橋下氏を勝たせたのはドイツ
国民がヒットラーを 勝たせたのと同じ! http://goo.gl/QScfM”」

▼「洗脳されやす国民」の「根拠なき熱狂」は「独裁者」を登場させる!

このような「洗脳されやす国民」の「根拠なき熱狂」によって「独裁者」が選ば
れ、独裁者の暴走で国民生活が破壊された例はいくつもありますが、ここでは
二つを取り上げます。

一つは、1920-30年代のドイツ国民がアドルフ・ヒットラーを首相に
えらび国家元首にまで押し上げた例です。

第一次世界大戦の敗北で戦勝国への莫大な賠償金の支払義務を負ったドイツ国民
は、貧困と絶望と閉塞感を打ち破る力強いアドル フ・ヒットラーと彼が率いる
「国家社会主義ドイツ労働者党」(ナチス)に「根拠のない熱狂」で支持しまし
た。ヒットラーは「第三帝国の建設」と「ユダヤ人 絶滅」を掲げてユーロッパ
各国とソ連へ軍事侵攻し最後には米英ソ連の連合軍に敗北しドイツを含む全
ユーロッパの国民生活を破壊し存亡の危機に立たせたのです。

二つ目は、2001年4月小泉純一郎氏を「根拠なき熱狂」で支持して首相
に押し上げ「構造改革」という名の「弱者切り捨て政策」を強行させ国民生活
を破壊させた例です。

小泉首相は在任期間の5年半の間に「小泉・竹中構造改革」という「市場原理主
義」である「弱者切り捨て」「強者優遇」政策を強行し日本は米国に次ぐ
「1%の金持ちと 99%の貧乏人」の大格差社会となったのです。

その時も大手マスコミは根拠のない「小泉構造改革」神話をまき散らし今でも反
省していません。

今回の「橋下氏勝利」は「洗脳されやす国民」の「根拠なき熱狂」が同じ過ちを
再び繰り返したと思います。

▼ ネット版「アサ芸+」は第二の「日刊ゲンダイ」!

週刊誌「アサヒ芸能」のネット版「アサ芸+」は、第二の「日刊ゲンダイ」よろ
しく、橋下徹氏の「大嘘」のカラクリを4回にわたって連載していま す。

1)「財政のペテン師」橋下徹は失政の責任を取らんかい(1)借金をして黒字に見せかけ  

  2011年11月15日 アサ芸+

 http://www.asagei.com/?p=2421

(1)借金をして黒字に見せかけ

2)「財政のペテン師」橋下徹は失政の責任を取らんかい(2)強きを保護し弱きを切り捨て 

  2011年11月16日  アサ芸+

  http://www.asagei.com/?p=2425

2)強きを保護し弱きを切り捨て

3)「財政のペテン師」橋下徹は失政の責任を取らんかい(3)新庁舎に300カ所の亀裂 

   2011年11月17日 アサ芸+

   http://www.asagei.com/?p=2428

(3)新庁舎に300カ所の亀裂

4)「財政のペテン師」橋下徹は失政の責任を取らんかい(4)「もうやらないほうがいい 

   011年11月18日 アサ芸+

   http://www.asagei.com/?p=2432

(4)「もうやらないほうがいい

以下に第一回目記事の一部を転載しますのでお読みください。

この記事によりますと、橋下徹氏は国からの地方交付税が十分でないとの理由で
穴埋めに「臨時財政対策債」という地方債(大阪府債)を年間3000 億円発
行し、それを「収入」に繰り入れて「単年度黒字転換」にして「粉飾した」事を
暴露しています。

財務省は償却財源の見込みがない地方債の起債は認可しませんので、橋下氏が総
額1兆円の巨額な地方債を起債出来たことということは、財務省や総務 省の特
権官僚が彼とつるんで「認可」したのでしょう。

マッキンゼー出身のコンサルタントがこのスキームを作ったとのことですので、
その背後に米国支配層がおり「橋本勝利」の謀略の指令を下したので しょう。

なぜ大阪市議会議員、大阪府議会議員、国会議員はこの件に関して沈黙している
のか、不思議なことです。

なぜ大手マスコミは橋下氏による大がかりな「大阪府財政粉飾」に関して一切報
道しないのか、不思議なことです。

● 財政のペテン師」橋下徹は失政の責任を取らんかい(1)借金をして黒字に見せかけ  

2011年11月15日 アサ芸+


http://www.asagei.com/?p=2421

(一部転載開始)

橋下氏は08年2月に府知事に就任すると、「皆さんは破産会社の従業員だ」と府
職員をどやしつけ、大赤字財政に手をつけるべく、財政非常事態宣言 を出し
た。それが退任時には「皆さま方は優良企業の従業員であります」「僕以外の知
事ではできなかった」などと、黒字決算に転化させた手腕を強 調、自画自賛し
てみせたのだった。

 ところが、その財政再建にはカラクリがあるのだという。橋下府政の暗部を知
るノンフィクションライター・森功氏は言う。「単年度で見ると黒字に なって
いますが、これは借金をして黒字に見せかけただけ。実際は赤字ですよ」

 いったいどういうことなのか。森氏が続ける。

「要するに、財源不足により、国からの地方交付税が十分でないため、その穴埋
めに臨時財政対策債という地方債を発行して借金をしただけです。年間
3000億円ぐらいずつ、合計1兆円は突破しています」

 つまりは、借りた金を収入だとして、黒字転化を成し遂げたというわけなの
だ。臨時財政対策債による借金は、将来の地方交付税で補てんする仕組み に
なっているため、橋下氏は国の責任だと主張している。

 まるでペテンのような言い分に、府政をチェックし提言を行っている大阪自治
体問題研究所の木村雅英主任研究員も、次のように反駁するのだ。

「これで橋下さんが財政を立て直したと胸を張るのは、本当に財政を知っている
人からすれば、とんでもない話です。橋下さんはいろんな都合のいい数 字を
持ってきてアピールする力にはたけている。しかし、まやかしだらけ、政治を道
具に使った言葉の魔術師です。真面目に府民の暮らしをよくしたい というふう
には見えませんでした」

 前出・森氏も断じる。「橋下氏がやったことは結局、コストカットであって、
収入を増やしていません。企業で言えば収益を生む構造になっていない ので
す。税収をもたらす政策を立てるべきで、カットだけでは企業は成り立ちませ
ん。それをもって再建というのはおこがましいですよ」

(転載終わり)

山崎康彦

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