自然の慣性に身をまかせて

自然から得られた重力と遠心力をスキーでいかに推進力に変換できるか楽しんでいる山猿510の記録です。

自己診断

2018-06-30 21:26:45 | 実使用インプレッション

通常は仕事話は書かないのですが、長い期間検討していた案件が一段落しそうな結果が出てほっとしました。
ということで久しぶりに気兼ねなくまったり朝練できました。

そして仕事が落ち着くまで気持ちが落ち着かなかったこともあり書けなかった記事もこれからボチボチ書こうかと

その第一弾として17-18シーズンの自己診断というか解析

今シーズンはこの3台体制でした。まずこの3台の出動割合を確認してみると

 レネゲ 40.0% (Reregade 186cm 135-122-129 R=35):深雪用 
 割箸君 33.3% (Raven 184cm 120-102-112 R=23/30):パウダー、予測のできない雪用
 KORE君 26.7% (Kore93 180cm 122-93-115 R=16.4) :ザラメ、ゲレンデ用

レネゲ君が今シーズンはとっても乗っていた気分だったけど、意外にまんべんなく乗っているなが私の率直な感想です。板のタイプ別としては

フルロッカータイプ 73.3%
キャンバータイプ  26.7%

でありロッカーがメイン機種であることは一目瞭然
これは私のゲレンデ/山=6.7% / 93.3%

であることも関係していると思う。というか去年、一昨年はゲレンデすら行っていないから
よくカタログにあるようなゲレンデ:バックカントリー比率でいうと0:100の人に分類されるなとシミジミ

山での雪質については定義が難しいけど、おおざっぱでいえば

パウダー 64.3%
複合 14.3%
ザラメ 21.4%

であり、これはパウダー+複合/ザラメとすると

パウダー + 複合/ザラメ = 78.6% / 21.4%
ロッカー / キャンバー = 73.3% / 26.7%

なので今シーズンの雪条件に対する板のバランスも良好だったかなと
こんな環境にいる自分としてはやはり4frntのHojiシリーズの板は微(美)ロッカーなので凄くフィットしています。

4frntの板でもキャンバーのあるラインナップもありますが、HOJIシリーズは正直ゲレンデでは楽しくありません。
しかし山では万能です。よくオールラウンドとオールマウンテンという2つの言葉があると思いますが、

オールラウンド:ゲレンデ、バックカントリー、パーク
オールマウンテン:雪質に関係なく楽しめる

と定義するとHojiシリーズはオールマウンテンタイプになるかなと、
あるプロスキーヤーの方はゲレンデが楽しくないスキーは山でも面白くないと言っていた方がいましたが、
それがHojiシリーズにおいては当てはまらないかと思います。
だからかだと思いますがスキーの試乗ではゲレンデがメインのためHojiシリーズの試乗での評価が低い
もしくは使いこなせないとの評価が多く、結果評価が低くなっているのだと思います。

と昔は思っていたのですが、今までなんとなく思っていたことが、この動画を見てある意味確信に変わりました。
2018_19 MASSIVE MOVIE


動画のコメントで「BCにいくシーンではゲレンデのアプローチが多いので圧雪の性能も、、、、」
のコメントにビツクリ、田舎者はゲレンデがそんなにないのでゲレンデアプローチがないけど、都会の人はそうだったんだと軽いカルチャーショック。そして状況が普通だとすれば4frnt(4前)が評価が低いのも理解できる。

実はそんな話よりもしたい内容があったり、なかったり、いや、あります。
なぜ4前がいいのかというと、、、
フルロッカーでコントロール性のいい板はいろいろあるけど、ロッカーならでわの減速感もあるかと思います。
それが4前では減速どころか加速感があります。これがどの雪質でも体験でき、そして感動が生まれる。それが4前の板です。

山ではそもそも楽しく滑れない雪質の時もあるだけに、本来はどんな雪質でも左右されないコントローラブルな板を選ぶ方がいいと思います。しかし私は山でも気持ちいいターンを求めている。それを可能にしてくれるのが4frnt Hojiシリーズです。

正直4前の板で楽しくない時もあります。でも10回行って1回だけうまく滑れ、感動できるライドができる
そんな板だと思います。いわゆる「くせのツヨーーイ板です」

もちろんロッカーにないキャンバースキーでのゲレンデでのカービングフィーリングも好きなので、KORE君も今季導入しました。
結果KORE君のゲレンデももちろんだけどザラメのカービングでの切替が面白かったので狙い通りの板で嬉しかった。

Hojiシリーズもゲレンデでの評価が関係しているのかどうかは知りませんが、
来シーズンのレネのシェイプが変わることが判明

17-18 Renegade 186cm 135-122-129 R-35
18-19 Renegade 186cm 139-122-130 R-30

サイドカーブだけが板の性能を決めるわけじゃないかもしれないけど、やはりサイドカーブがきつくなるのはさみしー
EHP 186cm R-40のようなサイドカーブ復活してくれるとうれしいんだけどなー

最新の画像もっと見る

コメントを投稿