自然の慣性に身をまかせて

自然から得られた重力と遠心力をスキーでいかに推進力に変換できるか楽しんでいる山猿510の記録です。

〆っと2014

2014-12-29 14:48:21 | 山岳スキー

前回の山にて、今年の〆をしていなかったことを思い出し、急遽お山へ、、、

なんて、単なる言い訳です。少しでも時間があれば、スキーを、特に山スキーに行きたいだけです。

今日は当初朝練のみと考えてたら、午前券の了承を頂き、急遽朝練ならぬ、午前練を、、

午前中までの時間を少しでも楽しもうと、ヘッデン装着でスタート

今日もボナ―隊長。


昨日はかなりの人が入った模様で、トレースが結構ありました。
天気予報は曇りのち雨(山間部はミゾレか雪)

早くも上部はガスがたんまり

今日はトレーニングと割り切っていたので、視界不良なら潔く下山するつもりで登っていたら
トラバース以降は、なんと新雪が、、、

昨日のトレースもほぼリセット!!!!

思わず「よっしゃ!!」

すると視界も出てきて


これまた「よっしゃ!!!!!」

前回より気持ちよく滑降でき、一人雄叫び

やっぱり幸せの太陽効果は絶大


自分の作ったトレースで、同じ場所とテクテク登る

途中で、ガスがかなり濃くなり、雪も降ってきたので、無理をせず下山。
安全第一での滑降なので、せっかく登った一本を、気持ちよく滑降できなかったけど、今日は単独なのでやはり安全が重要だと、自分に言い聞かせる。

トラバースからは、雨、雨、雨。。
妖怪板掴みハイパーに会い、苦行でしかなかった。
山スキー人生の中で、一番の板掴みだった。でもこれも山。

怪我なく下山し、車から登った山を眺めると

自分の登った山は完全にガスの中。すこし早めに下山したのは正解だったなと渋々納得し、お昼前に帰宅。
今日の目標通り家族みんなで昼食。

ボナ―隊長はかなり登りも、滑りも体に馴染んできた。
パウでは、かなり無意識にいろいろ対応できるようになった。

これで2014年の山スキーは終了。
怪我なく2014年を過ごせた。
山スキーができることは、本人ももちろん。家族の健康等、自分ではコントロールできないことも整っていないと出来ない遊び。
こんな遊びができる環境にいることに感謝、感謝。


2015年のスキーも楽しみ。

お山にレッツゴー

2014-12-27 16:31:22 | 山岳スキー

昨晩会社の同僚と飲み会。
結構ビールを飲んでしまい、明日行くつもりの山があやうい。

朝 ふと起きた、「やばい寝坊だ」と思った、感覚としては9時ぐらい

が、、なんとまだ6時だった。なんてラッキー
若干のお酒が残っているものの、、山道具を準備して、そう

お山にレッツゴー

という感じで、今日は特にゆるい感じ。


20-30cmのラッセルで、一人なので焦らずゆっくり登る、登る、登る。

ほぼ休憩なしで、有酸素運動を意識し、心拍数を上げない登りを心がける。
すこしは脂肪燃焼したかな?

今日もボナ―隊長。
理由は前回の山の道具がちょうどあったという、またまたゆるい感じ。


うるさそうな木も完全に埋まり、山スキー場完全オープン。なんと素晴らしや

下部で1本滑っていたら、後続の方を発見。
ご一緒にテクテク登る、登る、登る。

先週もお会いした、山スキーの大先輩。

私より年齢が2回り違うのに、なんとも元気な方、山スキーされる大先輩の方は皆様元気で脱帽。
大先輩みたいな生き方、すごく憧れます。かっこいいです。

今日は一人で目的地までラッセルしたいなと思っていたので、そのプチ目標が達成できて、うれい。うれし。
でもまだ体力が足りず、自分が思っていたより、一本分登れなかった。

まだ、まだ精進が必要。


今日は風が強く、軽い雪がとばされてしまう(泣)

なので、斜面はちょっとパック気味。
そんなテクニカルな雪でもボナ―隊長は面白い。面白い。

大回りチックに滑ったら、なんとそこにうさぎさん

雪の景色に似合うね

やっぱり楽しい山ですが、楽しいだけじゃないのが山。
雪庇を気を付けて歩いたつもりが、、



雪庇を落としてしまった。

気をつけねば、


今日は白山もしっかり見てて◎

やっぱり山は、いいもんです。


朝練2

2014-12-23 13:03:13 | 山スキー朝練

今年もやってきました。朝練です。

駐車していたら、除雪の方が適切な場所をお教えくださった。
いつも除雪の邪魔になると思い、あえて仏原(九頭竜)側に停めていたいたけど、そっちは雪を落としたい場所とのことで、
できれば、大野側に停めてほしいとのこと。

除雪していただいている方からアドバイス頂き、大変感謝。
好意で駐車場所を確保いただいていると思うので、できるだけ除雪の方の迷惑をかけないようにしたいなと思う山猿です。
(季節、条件等で、駐車の適切な場所は変わると思われますので、除雪の方にあったら、その都度、御礼と確認をいただいた方がいいと思われます。)

今日は午後から用事があるということで、家族から午前中だけお時間を頂き朝練の場所に
どうせトレーニングするなら、やっぱりスキーのできる朝練の方が断然いい。


ボナ―隊長 180cm

ここ数回のスキーで、気を良くして、今回もボナさん

市内は雨交じりで、パウないかなと思ったけど、現地に行くとありました。パウ


ノートラック、面ツルバーンはやっぱり素敵

今日も一番乗りなので、ラッセルご褒美。脛ラッセルなので、登りやすい。

そしてまずは滑降。

下部は、ちょっぴり重い雪。でもこれも面白い。数回滑ったら、後続の方が既に上部までラッセルしていただき、
そのラッセルを拝借して私も上部にいきました。
(ラッセルして頂いたメガファットの方、この場をお借りして御礼申し上げます)


上部は予想に反して、結構軽くて◎


中間の林道も楽し、楽し、楽し。

ボナ―隊長は、メタル入りで、扱いにくいかもと思っていたのもあるのか、
実際滑ってみると、予想以上に板も柔らかく、パウでも許容範囲が広い。

パウでもポジションをある程度前後に動かし、板の走る場所を確認できる余裕があるぐらい、安定性がいい。
これはフロントロッカーの効果より、テールのすこしだけテーパーのあるほぼフラットなテールが影響しているような気がする。


映像はblisterから拝借

この点も含めてテールロッカーのゴーダマとは、やっぱり違う。

ボナ―隊長の滑りで、テールを使うということを、すこし教えてもらった気がする。
板が違うと、こんなにいろいろな滑りが楽しめるだと、改めてスキーの素晴らしさを実感。

滑りに関しては、板以外にも、1年半続けている体幹トレーニングが結構効果がでているような気もする。
山スキーをされる方は特に体幹トレーニングお勧めです。
(去年デモチャンピオンの井山敬介さんもSJ8月号で、体幹トレーニングを説明してましたね)

もっとボナ―隊長と一緒に滑って、ボナ―隊長を体に馴染ませたいな。


今日は超贅沢な3時間コースで、大満喫
スキーが楽しくて仕方がない。スキー中毒がここ最近特にひどくなり、自分でもすこし心配(笑)

朝練場所さん。今年もよろしくお願いします。

登ったり、滑ったり

2014-12-20 17:35:44 | 山岳スキー
全国的に大雪となったと、あれば、、、お山にレッツゴー

最近体重がすこし増えたこともあり、一日目はダイエットも兼ねて、てくてく登る、登る、登る
Day1:ゴーダマ 178cm

だれも歩いていない場所を歩くのは、やっぱり気持ちいい
この感覚、やっぱり好き

そんな場所に自分だけの足跡ができ、その足跡を利用して往復



ときには、こんな木々もあり、なんともまったり、まったり

シールでの登りでは、40cmぐらいしか沈まず、登りやすかったけど、
今日は登りのトレーニングも兼ねていたので、膝上ぐらいのラッセルもしたかったなというのが、正直な気持ち。

滑りに関しては、やっぱり滑り慣れているゴーダマ
重くて、予測しずらい雪質、斜面でも、瞬時に対応でき、頼もしい。

そして次の日は、滑走メインということで、スキー場に出動

Day2:ボナファイド 180cm

リフトの機動力に改めて感心してしまう。

今回は、あまり積雪もなさそうと判断して、センター98のボナさん出動
今でこそ、パウダーはセンター100オーバーなイメージだけど、
ちょっと前まで、センター90台が、パウダー用だったし、、、

まあ、ボナさん使いたいだけです(笑)

雪の深さは、残念ながら、想像通り「すねパウ」とそんなに深くもなく、98の板でも十分楽しめた。
とりあえず、パウでもボナさんで自分の滑り方にて、楽しく滑れることを確認できたことは、大収穫。

メタル入りの板は、やっぱり滑走安定性がいいなと、、
ギタギタになったバーンでも安定して滑れる。

全然違う板だけど、ボナとゴーダマは同じ感じがした。
(違いが分からないともいいますが、、)
今回のパウダーでのボナは、面での滑りが出来て、思ったより、板の踏める許容範囲も広く感じ、そして加速感もある感じを受けた。

ボナさんのザラメ性能を早く確認したいな


やっぱりスキーは楽しいな。


シェイクダウン(Shakedown)

2014-12-16 21:10:29 | ゲレンデスキー

購入してから、約半年、この日をすごく楽しみにしていました。

ニュースニーカー号のボナさんのシェイクダウン。


去年大好きなスニーカー号 バンテッドB4が、もう8年目ということを気づいてしまい、
その後継者を探していました。

後継者の条件としては。
 1.スキーセンター 90-100
     →パウダーかザラメかわからない時用

 2.ノーマルキャンバーのメタル入り
     →メタルの役割がイマイチ理解できていないけど、やっぱり板の反応が好き。

 3.180cm以下
     →高速安定性がほしいけど、180より長い板はジグが辛かったのを経験しているので、登り返しの多いと春用と考えると、

 4.安価
     →やっぱスニーカー号なので、庶民価格じゃないとね。ということで最低5万未満、ということは、もちろん型落ちを探す

その私の条件を満たしたのは、いずれも大手メーカーの旧モデルの板

  アリバイ  (アトミック) 180cm 132-98-118 R=18-19 (Wサイドカーブ採用)
  マントラ  (フォルクル) 177cm 132-98-118 R=24.2
  ボナファイド(ブリザード)180cm 133-98-118 R=21

全てフロントロッカー + キャンバー板

因みにB4は 178cm 122-94-112 R=23.6 (もちろんロッカーなんてない、クラシックキャンバー)

上記の板は、海外でかなり評価が高く、マントラとボナファイドは東西の横綱のようで、ベンチマーク品として
何年も高い評価があるのに、日本では板の存在すら、あまり知られていないような。。

海外では、ゲレンデもBCもどちらも行ける、絶妙な板の評価
国内では、ゲレンデでは、カービングがイマイチ、BCでは浮力がイマイチという、微妙で曖昧という評価が一般的

日本人は、あまりにも生真面目すぎて、この手のジャンルは、あまり魅力的じゃなのかな、、
まだこの手の文化は、正直遅れ気味であるというのが、生意気ながら私の個人的な見解。

これに付随してピステ、パウだけじゃない、ザラメ、スノーコーンなどの天然の雪も楽しめる文化がもっと浸透するといいなと

この中で、いろいろありまして、ボナさんとご縁があり、私の家に新品のボナさんが嫁いできました。
メタルは2.5枚(2枚+センターのビン付近)というかなりガチガチな板

当初ネットで重量を確認すると、2.08kgぐらいだと記載があったので、ちょっと重いけど、ぎりぎり許容範囲かと思っていたら
実測でなんと2.15kgもあるじゃない??

お お おもい(汗)

これじゃー 春はサクサク登れないじゃない??ということで、急遽radical speedのブレーキなしビンで軽量化
ということで、ビンも新規に投入して、追加経費!  安く仕上げようとしたのに、、、なにしてるんだか、、、

私のボナさん、去年モデルを購入したのだが、今年もコスメ変更のみで、中身は同じ
今年も早速受賞している。
このサイトでは一位なんかも、、

だから、この板が悪いはずがない、、

問題は自分の嗜好性に合うのかということ。
一度も試乗をしたことのない板だけに、今日のこの日まで、ボナさんが自分の嗜好に合うか、すごく心配であった。

雑誌で評価の高い飲食店、特にラーメンがあっても、自分が好きな味と同じとは限らないからね。


ということで、少しでも滑りたくて、時間がやりくりできた
今日、急遽スキージャムにてボナさんの筆おろしの儀を


そもそもまだ全然滑れていないので、滑りを思い出しながらの滑りだけど、カービングをすると、、

センター98と感じないような、気持ちいいカービング性能とオートマチックな切り替え
すこし後ろに乗ると、板はしーーる。はしーーる。
(ワックスを今回は青と紫も入れたのも影響しているかも、、今まで、そんなに複数のワックス入れたことなかったし、、)

板の走るポイントも、結構広い感じもした。


思わずダベリング調整するのを忘れ、カービングに終始没頭していた。
(チューンナップショップにて89°にプレチューンしてあり、トップのダベリングをしてあったかも、ですが)

ちょっと大げさにいうと、競技用の板並の感覚を感じた。
ブリザードの板は実は初めてだけど、評判がいいのを、すこしわかるような気がした。

3サイズだけでは、分からない板の良さって、やっぱりあるんだな~としみじみ実感、体感。

最近の板ってやっぱりすごい。
そして、やっぱりメタルの板はいい。

何より自分の好きな感覚のフレックスパターンだったのが◎

仕事があるので、数時間しか滑れなかったのに、カービングが楽しすぎて、カービングばかりしてしまい、
山で重要な操作である、面での滑り、スキッド(ずらし)のしやすさどがまだ、まだしっかり確認できず、
またボナさんに合った滑りの調整がまだできていないけど、なにより今日はこの板で滑って楽しかったのが、うれしかった。

やっぱり、楽しくないとね

そして、こんな気軽に仕事の前にスキーができる福井はやっぱり最高!!


私はプロライダーじゃないので、やっぱりいろいろなメーカーの板を滑りたいなと

私のスキー人生に新たなメーカーの板でスキーライフができると思うと、楽しみ!

ズン イン

2014-12-07 19:20:58 | 山岳スキー

北陸の大雪で、急遽お山にレッツゴー

スキー:ゴーダマ

私の北陸人生でも、12月上旬でこんなに降ったのは、そうそうないかも
今日の場所はボトムでも1Mオーバーの雪。これは今シーズン期待できるんじゃね♪


今日は面ツル、ファーストの場所もあり、膝下のフルラッセルご褒美で 


ラッセル交代しながら、えっちら、おっちらと登りました。

やっぱり滑りも楽しいけど、登りも楽しい

途中でこんなオシャレな♡マークも


そしてお楽しみの滑降





今日は初日ということで、午前中で終了
初日のシールハイクで、やっぱり疲れたみたいで、家で気づけばウトウトと、、、

急な神からのお雪のご褒美に、体も心も、まだ準備できていなかったけど、
一本滑ったら、山スキーモードにしっかりスイッチも入った。

最高の雪質とまでは、言えないが、それもまた山スキーの醍醐味
これだよな、これだよな、と自分の大好きな感覚を噛み締めながらのライド!!

おかげで夕食のビール(厳密には、夕食前)は最高においしかった。

今年も安全に留意しながら、山スキー楽しみたいな

モチベーションUP

2014-12-03 21:55:08 | かまけし
How To: Wax Skis


スキーワックスってなんだか、難しそう、面倒くさそうかなと思っている方がいたら
まさにその人に持って来いの動画かなと、、、

やり方を知っていても、やっぱり面倒くさいのが、ワックス。

そんな自分でもワックスをかけたくなるような道具が我が家にやってきた!

Vector glideのnano君

どうしても、この板を履いている息子を見たくて、息子と嫁に了解を得て、とうとう我が家に来ました。

本当は数年前の発売初年から購入したかったけど、できるだけ長く使用できるようにと
息子が150cmの板が履ける身長になるまでの数年間ですが、購入を我慢していただけに、我が家に来たときは、感慨ひとしお
(厳密には、息子には、ちとまだ長い板だけど、、まあ いいか)


スペックは150cm 115 - 75 - 105mm(R=12.5)


ゲレンデの滑走性と悪雪での操作性を考え、ロングノーズの形状を採用しています。

とのこと。 息子に現物を見てもらうと、「チョーカッコいい」とのこと
息子が気に入ってくれて、一安心


ワックスがんばろっと