山紀建設な日々

その日の作業の内容からプライベートに至まですべてお見せします

新しい仲間が増えました。

2016年12月19日 22時16分53秒 | 仕事

はい、早々に2回目のブログです。

ずーっと昔から探してたんです。

 

土場での材料積み込み。今までは俗に言うバックホーを複数所有してましたので
それで対応してました。でもどうしても土場の形状から行くとバックホーではなくてフロントローディングの
機械、わかりやすいところでタイヤショベルの様な機械の方が良いんですよね。

 

でもタイヤショベルって単純にヤマキにとっては高い買い物なんです。バックホーと変わらない価格で
すくって積むくらいしか作業できない。費用対効果で考えるとなかなか手が出ませんでした。
そのお金があったら、バックホーを買う方が得かな?みたいな。

 

あと、地山の土の積み込みがあるので、タイヤショベルではなくてクローラーショベルの方が良いんですよね。
タイヤショベルが欲しい現場もあるけど、それはそのときにレンタルすれば良い。でもクローラーショベルなんて
どこも貸してくれないし。最近流行ってきたボブキャットの様なスキッドステアのクローラーショベルも
アリだけど・・・。

 

って思い続けて数年来。。。

 

 

この度、いろんな縁があって徳島の山奥の農家のおじいさんがちょっとだけ使ってそのまま
眠っていた機械があるってんで、それを格安で手に入れることが出来ました(^.^)

 

 

早速、和歌山からフェリーに乗りましていざ徳島へ。

 

で、譲り受けたままお昼は名物の徳島ラーメンへ。
ここも(株)あらいの新井さんに「大型で行ける徳島ラーメンの店」ってことで教えて貰ったところ。
さすが、全国を渡り歩いてる男ですわ。
 

あ、写真に写ってますが、このショベル、なんとブレードもセットで付いてきました。

で、チャーシュー麺とライスをオーダー。生卵は自由。

 

帰りはフェリーの時間とタイミング会わず、陸路で帰りました。久々の海峡大橋。
 

 

で、一旦は整備に向けた試運転を兼ねて自宅横の土場へ。
でも機関的には全く問題ないです。ホントに使ってたの?的な。農家の方でしかも1000時間しか乗ってないので。

ただずっと土に還るべく止まっていたので、その傷みが激しいってのが唯一の問題。
でもそんなのはヤマキに取ったら大した問題ではありません。

 

で後日、車庫へ移動して修繕開始!

 

まずはタダの木となっていたアームレストと椅子の交換を。
 

これに余っていたスポンジを巻いて。

アマゾンで合成皮革の切り売りを手に入れて
 

はい、出来上がり。
 

 

同時に車体は使わずに腐ってしまったバケットを外し、車体の錆や古い塗装の悪いところなどを全て剥離撤去。

 

底板は切って新しく貼り直し。
腐って痩せたボスは溶接で肉盛りして研磨。
 

 

とは言え、仕事も忙しいので昼間はせっせと現場。帰ってきてから夜業で鈑金。

黄色は透過色なので、いきなり本塗装が出来ませんので一回中間色を入れて下地を止めます。
 

 

もう寒さと夜露で負けそうになりますが、必死に頑張って事務所に戻り
次は部品の手配。もう30年前の機械なので部品の手配に時間も掛かりますが、
CATで対応できるので今日頼めば明日返事が来るくらいです。

ただ面倒な時は、今はネットでいくらでも流用部品が入手可能で何も怖くありません。

専用のバケットピンなんかも、寸法をチョチョイと書いて メールを送れば3日くらいでこんな感じ。
 

 

で、出来上がった機体がこちら。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はホースカバーも今人気のヤツを取り付けました。
装着も簡単で万一の破裂時の性能も期待できますし、日頃の見た目も良くなりました。 

 

 

懐かしいメーター周り。ちゃんとシールの類も作り直しました。

 

椅子とアームレストもバッチリです。
 

 

今回もええツヤ出てます。
 

 

と言うことで先週から土場で大活躍してまーす♪
 

 

これからも宜しくお願いします!!!

 

 

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