自然に恋して

春は山菜採り、夏秋はキノコ採り、春夏秋は山登り、冬はスキー、自然に恋する男がひとり

神室山(かむろさん)と禿岳(かむろだけ)・・・秋田・山形の山を歩く

2015年11月03日 | 日記
平成27年9月19日(土)~21日(月)


宇都宮ハイキングクラブ定例山行

参加者8名(男5、女3)車2台   ザック重量14kg


秋田県にある2百名山の神室山と同じような名前の

山形県の禿岳を登る山行である。


9月19日(土)雨

<コースタイム>

大谷4:00==(東北道)古川IC==秋ノ宮・西ノ又登山口(410m)10:30・・・不動明王13:10

・・・分岐15:15・・・神室山山頂(1365m)15:30・・・神室山避難小屋15:35


西ノ又登山口から沢コースを登る。沢沿いの細い石や岩は滑るので神経が疲れる。

途中からは、大雨に降られて、胸突き八丁の急坂を1時間半ぐらいかけて登り、視界のきかない中の

厳しい山行となった。


では、写真をどうぞ!!


地図です。


登山口。ザックカバーして出発。


緑の中を行く。


第一渡渉点。ブリキの細い橋はゆらゆらして怖い。


沢沿いを行く。


濡れた岩は滑るので苦手だ。


第二渡渉点。同じような吊り橋だ。


”老いて猶 かむろの道に 汗流る”誰かの句がみんなの心を代弁しているようだ。


一休みして昼食。


石の上を渡る。


三十三尋の滝とか。


岩を登る。


登山口から2時間40分で不動明王に着く。修験者の山なのだろう。きつい登りが続く。


更に急登を約1時間半、御田の神が祭られている小さな祠にでる。豊作を祈願するのだろう。


やがて草紅葉の拓けた草原に出る。きれいだ。


オヤマリンドウがあちこちに咲いている。


神室山と前神室山の分岐である。


登り始めてから約5時間でやっと神室山山頂にたどり着いた。


避難小屋まで10分ほどだ。


今夜は貸切のようだ。新しくてきれいだ。


リーダーが用意してくれた温かいうどんをみんなで食べて寝る。




9月20日(日)曇り

<コースタイム>

避難小屋8:20・・・分岐8:55・・・前神室山(1342m)・・・P1095 11:14・・・P1831 11:33

・・・西ノ又登山口13:15・・・秋ノ宮・太郎兵衛旅館(素泊まり)15:00


今日も天気はあまりよくない。

しかし、雨が上がっているだけよしとするか。

今日は、神室山のパノラマコースを下山する。そして秋の宮の太郎兵衛旅館へ。



では、写真をどうぞ!!


神室山山頂でパチリ。


紅葉が結構きれいだ。向かう前神室山だよく見えている。


カエデが鮮やか。


紅葉を行く。またガスが覆い始めた。


岩場の難所。難所はここだけ。


神室山を振り返る。晴れていれば紅葉がきれいなのだろうが・・・泊まった避難小屋が見える。


ここも栗駒国定公園に属するようだ。


錦繍がガスに巻かれている。


晴れていれば、快適な尾根歩きのはずが・・・


エゾシオガマが咲いている。季節感は?


小屋から約40分、水晶の森分岐。


ザックカバーがむさくるしい男。景観が台無しだよ。


小屋から1時間40分で前神室山山頂に着く。


ヨツバヒヨドリが頑張って咲いている。


ナナカナドがあちこちに。


やっと青空が顔を出した。


振り返ると神室山と前神室山が見える。


ここからざんげ坂の急な下りに入る。


ああ、疲れた。休憩。


第一ピーク。


栗駒山が見える。


約5時間で登山口到着。お疲れ。


今宵は秋の宮温泉郷の太郎兵衛旅館で素泊まり。ゆっくり温泉に浸かり、夕餉はまずビールで乾杯。

実にうまい。

今夜はゆっくり眠れそうだ。



9月21日(月)晴れ

太郎兵衛旅館7:00==禿岳・新中峰コース(車回し)9:30(550m)・・・分岐11:15・・・

禿岳(1262m)11:45-12:20(昼食)・・・花立登山口13:55(車回収)

==入浴==古川IC==大谷21:00


今日は、秋田県から山形県に移動して禿岳に登る。

春は、いろんな花がきれいだそうである。

天気に恵まれ、快適な一日になりそうだ。



では、写真をどうぞ!!


地図です。


車回しをして、新中峰コースから出発。


この山には一合目から九合目まで、標柱が立ててある。花立コースへの下山は1合目から9合目の標柱。

漢字とアラビア数字の表記と区別している。


ブナがきれいだ。


二合目。


三合目。緩やかな傾斜で快適。


緑がまばゆい。


四合目。


やっと視界が拓けてきた。


栗駒山だ。


久し振りの青空だ。気持ちがいい。


急登もある。


空気もさわやかだ。


五合目。全然紅葉はしていない。緑一色だ。


坂道は益々急になる。


平らな尾根に出るとみんな笑顔。


六合目。


尾根に出ると禿岳が見えてきた。


七合目。


快適、快適!! 山頂は近い。


田んぼがきれい。まだ稲刈りまでには時間が掛かりそうだ。


栗駒山がどっしりと。


雲はもう秋だ。


九合目。”九合目をもって道、半ばとす”というが。


残念ながら、すぐ山頂到着。登山口から約5時間弱。


周りの景色を眺めながらの昼食風景。

山頂から


虎毛山や


神室山など360度の大展望である。


草モミジはまだまだのようである。


禿岳を振り返る。紅葉にはまだほど遠いようだ。


9合目の標柱。


美しい日本の田園風景が残っている。


ゆっくり歩こう。


なだらかな尾根道が続く。ホントに快適。


山頂から約1時間半で花立登山口に下山。



東北の山は、静かでいい。



今回はこれでおしまい。


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