報道されない松下電器

松下電器といえば、昨年「偽装請負」で新聞やテレビにたびたび登場して世間を騒がせた。
その松下がまたまたリストラをするという。「またまた」というのはこれまでもリストラに次ぐリストラをやってきたからだ。

一部、新聞に載った内容は事業（所）の再編が主で、人のリストラはまったく報道されていない。
なぜか？それは「転進支援プログラム」という名の「リストラ」だからである。
会社は「松下を辞めて他に進む道を選択する社員を支援する」制度で「リストラではない」という。
だからマスコミも報道しないのである。

が、いままでの「転進支援」の実施ではこんな「退職強要」があった。
①２回や３回の面談は当たり前、なかには１０回も面談。
②「妻も退職しないでといっている」というと、奥さんまで呼び出して面談。
③小さい子供のいる女性に転宅を伴う異動か退職かを迫る。
このようにして、３万人を超える社員が不本意にも職場から追われていったのである。

今回のリストラは松下電器産業の中でも最大の、社員数約３万人のパナソニックＡＶＣ社という映像・音響関連の事業体で行われる。
みんな永い間、松下で働き、今日の世界的企業を築いてきた人たちばかり。

社員を退職に追いやり、人件費の安い請負労働者に代えて松下電器は史上最高の利益を上げている。

雇用での社会的責任を放棄した「松下経営」が、いま問われている。

2007の陽光

ユキは少し朝寝坊した。おっちゃんはすでにコーヒーを飲みながら新聞を読んでいた。
寒くもなく天気がいいのですぐに散歩に出た。空は透き通るような青空で気持ちがいい。

ここのところ暖かい日が多いせいか、近くの田んぼの稲株からは緑の新しい芽が出ている。
冬はまだまだこれからだというのに、稲株に反射する今日の朝陽には春を感じさせるものがあった。

おっちゃん！今年もユキのこと可愛がってね。ワン！

2007走り初め

正月３日。自転車での走り初め。
大坂城に向かって友と淀川左岸の河川敷道を走る。風もなく寒くもなくのまずまずの天気。
年末に少しメンテナンスをしてやった自転車もうれしそうに走ってくれる。

毛馬の閘門を左折して大川沿いを走ると桜ノ宮。ここら辺りのコンビニで少しばかりのお酒とつまみを購入。JR環状線をくぐると目の前に金ピカが眩しい大坂城の雄姿。
城門近くの店でアツアツのたこ焼きを買って天守閣を見上げながら友と乾杯。いろいろ今年の課題（大げさやなー）を話しあった。

ここまで来たのでこのまま帰るのはもったいないと中之島公園まで足を延ばした。
川沿いの柵に並ぶユリカモメ。川面を飛び交うユリカモメ。新しい年を喜んでいるようだった。
帰りは北西の向かい風で少し疲れた。今年の走り初めは６７kmのランだった。

2007初日の出

2007年の新しい年の幕が開いた。
元旦に書くつもりが、少し飲みすぎて？今日になってしまった。こんなことでは今年1年がどうなるか・・・。

オッチャンとしては今年で60回目の正月ですが、やはり普通の日とは気持が違う。
ユキは8回目の正月で、もう中年になってしまった。

ユキは相変わらず朝寝坊なので、オッチャンは1人で近くの高台に行って初日の出を見てきた。まあまあの初日の出やったが、何かワクワクするものがあった。

何はともあれ、今年1年元気でやりましょう。

※床に落としたデジカメが年の暮れギリギリに治って戻ってきた。本来なら有料のところ、メーカーの好意？によりタダだった。FUJIさんありがとうございました。