最上の自然

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エゾアカガエル

2011-03-02 09:07:37 | 両生類
昨日のgeckoさんの記事に触発されて。
コメント欄にいい写真があったらと書きましたが、いい写真がなかった…でも書きます(笑)

まずは観察した環境。

2007,4,2 北海道網走市

湿地林の中にある水溜り。水が湧いているのか、年間を通して凍結することは無い。
この水溜りではスジエビ、ウキゴリ?、ヒメゲンゴロウ、エゾヒメゲンゴロウ、スジヒメガムシなどを確認している。


採集したエゾアカガエル Rana pirica
2007,4,5 北海道網走市

数個体は居たはずだが写真を撮ったのは一個体のみ。もっと撮っておけばよかったけれど、もう後の祭り。
聞いていた通り(最近聞いたんだけれども)体色は黒に近い。肌の張りはこの写真では良くわからないが、geckoさんのところの個体のようにパツパツに張っていないことは確か。
結構ぶよぶよだった記憶があるが、気にしてなかったのであまり信用出来ない記憶かも…。



2009,4,18 北海道網走市

こちらは繁殖期のエゾアカガエル。体色はだいぶ淡くなり、アカガエルの名前の通り赤褐色になる。

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2 コメント

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おはようございます。 (gecko)
2011-03-02 10:18:53
エゾアカ水中越冬の資料写真ありがとうございます。
参考になりました。

越冬環境はわたしの記事の環境かなり似ていますが、生息している水生生物から水質が少し貧栄養性で、流れも若干あるように感じます。
ナガレタゴガエルのような流水性のカエルは越冬時には皮膚が顕著に弛ませることで表面積を増やし、水中の酸素を効率的に取り入れるらしいので、エゾアカガエルも流水での越冬では若干皮膚が弛み、止水ではあまり変化がないのかもしれない・・・って考えていますがどうでしょう?

その場所では、数個体確認されたということですが、サイズはどれくらいでしたか?
調べてみると大型については水中越冬確認情報はあるのですが、小型(幼体)についての水中越冬は聞いた事がないもので・・・
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geckoさま (wata)
2011-03-02 11:37:13
こんな記事が少しでも参考になれば幸いです

この場所は表面上はどことも繋がっていないように見えますが、湧き水ではなく、地中で繋がっているのかもしれませんね。
湿地林内では蛇行している細い河川が一応流れています。
その中ではヤマメも見られます。

確認したサイズはみな同じような大きさで、小型の個体はいないようでした。
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