鹿としばし、たわむれたあと、宮島で
バイキング、いや、ハイキングへ行って来ました。
宮島ロープウエーなるものがあって、
『弥山』(みせん)へ登れると言うので、行ってみることに。
弥山も世界遺産になっている。
厳島神社の先を行ったところにある、紅葉谷公園を通って行くとこんな看板が。
え?
ここまでだって結構歩いたのに、まだ先なの?
ここから、ちょっと坂になってます。
途中にまたこんなのが。
本当だね!?
あと一息ですばらしい景色が見られるのね??
それを信じてひたすらロープウエーを目指して。
公園を抜けたらすぐにロープウエーに乗れると思っていたのが甘かった。。
ロープウエー乗り場までの距離は結構あった、
(後でわかったのだが、こんなに歩かなくとも、神社の裏からロープウエーまで無料のバスが出ていた)
切符は往復で1800円と結構するなぁ~!
でも維持管理にはしかたがないことなのね。。
と乗ったはいいが、乗ってすぐに後悔した!
ものすっごい急こう配で上がって行く!!
箱が揺れる~~!!(揺れてはいないのに揺れている気がする!!)
あ~、、、ケーブルカーとロープウエーと勘違いしてた。
(ケーブルカーは地に足がついてるのよね。。そして、ロープウエーって線にぶら下がっていて怖いんだった、と言うことを忘れていた。。。)
自慢じゃないが、こう言う乗り物、好きじゃない。。。
観覧車も大っきらい、ジェットコースターもダメ。。。
早く目的地について欲しい~~!!
向うに見えるきれいな景色も上の空。
下は深い谷が広がってる。
真っ赤なきれいな葉っぱの木が見えるけど、見ようとすると必然的に谷底が見える。。
前から来た箱がすれ違っていく。
あぁ~、見る見る間に小さくなって行く。。
こんなちっちゃな乗り物なのに、なんと、8人乗りだって!!
よくあるよね、、、
上空で宙ぶらりんって、、、(なんというマイナス思考、、、)
ほんの何分かしか、経っていないとは思うけれど、とっても長く感じられた。。
やれやれ、やっと着いた、、と思ったら、
な、なに~~??
のりかえだって~?
勘弁して欲しいよねぇ~。。
今度はちょっと大きなロープウエーになるらしい。
行ったばかりなので、待っているとどんどんと人が上がって来た。
でも、またこんな上空を乗るんだよ~!!
やっと終点、獅子岩駅に着きました。
でも、見て、、、
こんなに切り立ってるんだよ。。。
よくこんなところに作ったもんだ。。。
ロープウエーがこんなかわいい清盛仕様車になっていた。。
でも、こちらの方が怖くなかった。(箱が大きいからか?)
獅子岩からの瀬戸内海の眺め。
なんで、獅子岩って言うんだろう?
獅子に似てるから??
弥山山頂にはたくさんのパワースポットがあるんですって。
ケーブルカーの中でも説明のあった、
『消えずの火』。
広島平和記念公園の『平和の灯火』の元火になった火なんですって。
それは見に行かなくっちゃ!!
すぐに着くのかと思いきや、これが最初は山を下ってる!
なんで山頂へ向かっているのに下ってるの?
方向間違ってない?
でも、途中の案内表示は確かに下りを差してる。
途中まで来てやっとわかった。
降りた山と登ろうとしている山は違うんだ??
だから、一旦降りてまた昇るんだ!
降りたら、登りがつらい、、、
足が上がらない。。
思い足を引きずりながらやっとこさたどり着いた『霊火堂』
その中で弘法大使が修行に使った火が1200年以上も消えずに燃えている『消えずの火』
こんな風に燃えているのを想像していた。
が、、、
どう見ても火が見えない。。
一緒に見ていた外人さんも『ミエナイネ~』と言っていた。。
これって、絶対に消えているよね!!
なんで??
山の上だから、係の人が見に来ないの?
消えたの気がつかないの??
ここで終わりじゃなくてもっと先まで行かないと、奇岩の数々が見られない。
しかし、もう時間が16時を過ぎていて、頂上まで行くとなると時間がない。
ケーブルカーの最終時間が17時なので、それまでに駅に帰らないと。。。
山頂へ向かう途中での景色。
弥山の360度パノラマビューも奇岩の数々も見たかったけれど、これ以上登るとロープウエーに乗れなくなると思って残念ながら断念!
ロープウエーを使わずに降りると言う方法もあるけれど、こんな山の中、遭難しちゃう。。
うちのおにいさんはこの間の1人旅で山頂まで行って、岩を見て来たって言ってた。
よく、こんな山の中、1人で来たよね。。。
『あと一息!』の看板の裏側に書かれていた言葉。。。
お待ちされても、もう来ることはないだろう。。
と、心の中でつぶやいたのでした。。。
え?
なあ~んだ、もっといろいろ期待してたのに、
火は消えていたし、奇岩の数々は見て来ないし、一体何しに行ったの??
って??
ふ、『恐怖のロープウエー』と『山中の上り下りのつらさ』体験記、と言うことで。。
ほんと、
あと一時間あったら、頂上まで見に行けたんですよ!(強調!)
さて、次の日はいよいよ広島へと向かいます。
その前にここまで来たら、もう一か所寄らないと、、、
ど~せ、また、こんなんでしょ~?って?