生き残った6人によると 5巻
漫画、山本和音
ゾンビ漫画。
ゾンビものだけど、あんまり怖くないと
思ってましたが、
ちゃんとゾンビパニックものらしくなってきた
ような、不思議な人が加わったので
怖さを緩めてくれて読みやすくなってます。
ということで本編。
前巻で、4人になったとこに入ってきたのは
トモコ・アンダーソン（26）大学教授。
なんだか掴みどころのない不思議ちゃんの
ようですが、大学教授という賢い人でした。
彼女は観察眼が鋭いため
4人の今の状況やら恋愛模様も
すぐに把握しちゃいます。
ショッピングモールまで来れた彼女曰く、
『ゾンビに気付かれない方法がある』
それは、人間らしい規則性を無くすこと。
梨々と入江は戦闘能力が高いため
向いてないと一刀両断されちゃいます。
渚くんが、この能力が高いことが判明。
（彼が生に執着してないのも）
教授以上に上手くゾンビを騙せる渚が、
食料品売場から食料を取ってきてくれます。
しかし、教授はゾンビたちの中に
指導者が現れたかもと感じ
渚くんが確実に目撃します。
そこから食料品売場のゾンビが見当たらなく
なりますが、
それは嵐の前の静けさだと判断した5人は、
防衛の強化に努めます。
そして、統率されたゾンビたちが
いっせいに襲ってきます。
梨々、教授、渚くん組と
入江、バースト組に分断してしまいます。
入江は屋上に逃げて時間稼ぎ、
梨々は間に合うように敵の主犯のサシ勝負。
なんと統率ゾンビは
色んなゾンビを改造強化する能力まで
持ち合わせてます。
1対1なら自信があった梨々ですが
予想以上の強化に
梨々の身体能力でも苦戦します。
しかし、凶器を持った腕を集中して狙い
凶器を落とすことに成功。
統率ゾンビを倒したことで、
他のゾンビたちは戸惑い
動きが一時停止します。
しかし、これは一時的なものだから
次の手を打たなければ！
というところで以下次巻。
教授は、
入江が気にしてるのは梨々だと推察してたけど
確かに気にはしてるけど異性としてでは
なかったようです。
そしてビーストには気がないフリをしてたと
いうことみたい。
（彼の思想的なものというか団体？に
梨々を戦力として欲しくてビーストは
巻き込みたくないと思っていた模様）
教授の雰囲気的に、
そんな興味ないから深追いして考えてなくて
単純に外したのか、
入江の本心を引き出すために
わざと間違えたのかは謎です。
とりあえず今は恋愛よりも
全員で生き残ることを
梨々は最優先と考えています。
頑張れ梨々！
