昨日の続き。
地染め。
本当はキナリ色の布そのままの色がよかったんだけど、
型染めじゃなくて筒がきなので、地染めをしないと
線が消滅してしまうのでやむを得ず。
乾燥させて、
水洗いをして糊を落とす。
修正と、
直接手書きで色を差して微調整。
一応、完成。
ん?写真、なんがゆがんで見えるなぁ。
90cm四方の紅型風風呂敷。
筒がきでこのサイズの作品を作ったのは初めてです
実験作としては、及第点
まぁ、良しとします
↑のやり方は、かなり我流なところもあるので
本当の紅型(筒がき)の方法とは細かいところで違うと思います。
本当は色さしも地染めも布をぴんと張って
浮かせて染めていくと布にしわが寄らないので
色むらにもならないのですが…
設備がないもので…
実は今回のデザインはある着物をモデルにして
参考にさせてもらいました。
それは…
琉球王朝の尚家継承文化遺産である
白麻地牡丹尾長鳥水に菖蒲紅型単衣」
(長っ!でもそのまんまのタイトル)
尚家の継承文化遺産の紅型の中で、
この着物が1番好き
これは型染めなので地が白でイケるんですよ~。
やっぱ白地がさわやかでいいなぁ~
地染めする前のこの段階なら、
ちょっと↑の雰囲気があるでしょう?
ちなみに…
「テンペスト(下)」で尚 泰王(尚家)の側室になる
真鶴さんもこの衣装を召してございます。
すてき~