うなぎの与三郎商店

目立たぬように、はしゃがぬように、似合わぬことは無理をせず、教育・古典など。タイトルは落語「うなぎ屋」より(文中敬称略)

あ、ずっと俺それやってんのか〜『しずかな日々』の読後感

2019-12-12 23:00:00 | 文芸 調和と異端の文学・芸術論
【あ、ずっと俺それやってんのか〜『しずかな日々』の読後感】〈椰月美智子『しずかな日々』を読んで、子ども観、人生観についてしずかに考えたことなど。タイトルは、本記事中の寅次郎のセリフから〉 椰月美智子(やづき・みちこ)『しずかな日々』(講談社文庫、2010年)を読んだ。きっかけは、妻と娘が強く推してくれたことだ。作品は、祖父の家で過ごすことになった一人の少年のひと夏を中心に展開する—&m . . . 本文を読む
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