うなぎの与三郎商店

目立たぬように、はしゃがぬように、似合わぬことは無理をせず、教育・古典など。タイトルは落語「うなぎ屋」より(文中敬称略)

いま、ここを超える「ねむの木」

2020-03-23 08:00:00 | 随想 社会・文化私論
【いま、ここを超える「ねむの木」】 《宮城まり子の訃報に接して》  宮城まり子が亡くなった〔注1〕。  7年ほど前の夏、家族旅行で「ねむの木村」に出かけた〔注2〕。  実際に出かけてみて、気付いたことがある。それは村の入り口にある雑貨屋の前を一生懸命に掃いていた女性店員の箒の動き、娘が道の脇に腰を下ろしてスケッチをしていたら目の前を通り過ぎて行った子どもたちと先生の集団の足音や歓声、ひと息 . . . 本文を読む
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明るいナショナル

2020-03-20 23:00:00 | 随想 社会・文化私論
【明るいナショナル】《対談「将基面貴巳×中島岳志 日本ではなぜパトリオティズムという「愛国」が理解されないのか」(週刊金曜日2020-03-20第1273号)を読んで》 今週号の週刊金曜日に、将基面貴巳と中島岳志の対談「日本ではなぜパトリオティズムという「愛国」が理解されないのか」が掲載されていた。その中から印象に残ったことを4つ。 1.つくる祖国、与えられる祖国 2.払底する知性 . . . 本文を読む
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