唐突ながら問題。
公立学校でいちばん教職員の数が多い学校はどこ?
残念ながら、私も正確な答えはわからないんだけど、多分、ここ。
愛知県のとある特別支援学校。教員だけで193人。そのほかの職員を含めたら200人はゆうに超える。児童生徒数は468人で、81学級。教職員の数もすごいけど、81個も普通教室が確保されているということにも驚きである。
この学校、私も話に聞いているだけで、詳しい状況はわからないのであるが、朝の登校時は相当すさまじいらしい。登校時の決められた時刻に、スクールバスや自家用車が児童生徒玄関前にどっとやってくるから、教員が構内の交通整理を行うのだが、児童生徒の安全確保がとにかく大変らしい。もちろん、一事が万事、こうした朝の登校に限らず、学校生活のいたるところで超大規模校ならではの大変さがあるのだろうと思う。
もちろん、どんなに規模が大きくとも1個の学校だから、校長は1人。教頭も1人。職員会議はどうやってやるんだろうとか、校長の教員評価はどうするんだろうとか、いろんな疑問がすぐに浮かぶ。
ちなみに、私の手元にある資料によると、児童生徒数が400人以上いる特別支援学校(知的)は全国に8校あるとのこと。200人以上は110校とのこと。この規模になると教員の数は100人位だろうと思う。
私の勤務校は、児童生徒数は100人弱。教員の数は60人位か。この教員数に、寄宿舎職員や事務職員などを含めると勤務校の教職員数は100人を超えるということになる。これでも相当な大所帯である。
こういう大規模校というのは、もし校務が均等に分担がされれば、教員1人あたりの校務は、中小規模校に比べると少なくなる。ただし、あくまでも、うまくシェアリングできればの話。
私も、久しぶりに大規模校に勤務することになって、この校務の減少は実感できた。ただ、担任を持っているから、校務の少なさも相殺されようか(ちなみに、特別支援の場合は、生徒数とその生徒にかかわる担任業務は正比例の関係になっているととらえてよい。つまり、生徒2人の学級担任と、4人の学級担任の業務はごく単純にいって2倍の差がある)。しかし、大所帯で、なおかつ特別支援学校のような完全チームティーチング制のような形態だと、打ち合わせにかかる時間が半端でないのだ。この打ち合わせというのは、全校規模のものから、学部規模、学年規模にいたるまで、多種多様にある。ほぼ毎日打ち合わせがある。
というわけで、世の中はうまくできていて、どこかの学校だけが忙しいというわけではなく、大規模校だろうが小規模校だろうが、学校というのは忙しくできているということを今さらながらに思うのでありました。
公立学校でいちばん教職員の数が多い学校はどこ?
残念ながら、私も正確な答えはわからないんだけど、多分、ここ。
愛知県のとある特別支援学校。教員だけで193人。そのほかの職員を含めたら200人はゆうに超える。児童生徒数は468人で、81学級。教職員の数もすごいけど、81個も普通教室が確保されているということにも驚きである。
この学校、私も話に聞いているだけで、詳しい状況はわからないのであるが、朝の登校時は相当すさまじいらしい。登校時の決められた時刻に、スクールバスや自家用車が児童生徒玄関前にどっとやってくるから、教員が構内の交通整理を行うのだが、児童生徒の安全確保がとにかく大変らしい。もちろん、一事が万事、こうした朝の登校に限らず、学校生活のいたるところで超大規模校ならではの大変さがあるのだろうと思う。
もちろん、どんなに規模が大きくとも1個の学校だから、校長は1人。教頭も1人。職員会議はどうやってやるんだろうとか、校長の教員評価はどうするんだろうとか、いろんな疑問がすぐに浮かぶ。
ちなみに、私の手元にある資料によると、児童生徒数が400人以上いる特別支援学校(知的)は全国に8校あるとのこと。200人以上は110校とのこと。この規模になると教員の数は100人位だろうと思う。
私の勤務校は、児童生徒数は100人弱。教員の数は60人位か。この教員数に、寄宿舎職員や事務職員などを含めると勤務校の教職員数は100人を超えるということになる。これでも相当な大所帯である。
こういう大規模校というのは、もし校務が均等に分担がされれば、教員1人あたりの校務は、中小規模校に比べると少なくなる。ただし、あくまでも、うまくシェアリングできればの話。
私も、久しぶりに大規模校に勤務することになって、この校務の減少は実感できた。ただ、担任を持っているから、校務の少なさも相殺されようか(ちなみに、特別支援の場合は、生徒数とその生徒にかかわる担任業務は正比例の関係になっているととらえてよい。つまり、生徒2人の学級担任と、4人の学級担任の業務はごく単純にいって2倍の差がある)。しかし、大所帯で、なおかつ特別支援学校のような完全チームティーチング制のような形態だと、打ち合わせにかかる時間が半端でないのだ。この打ち合わせというのは、全校規模のものから、学部規模、学年規模にいたるまで、多種多様にある。ほぼ毎日打ち合わせがある。
というわけで、世の中はうまくできていて、どこかの学校だけが忙しいというわけではなく、大規模校だろうが小規模校だろうが、学校というのは忙しくできているということを今さらながらに思うのでありました。