俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五感俳句637「苦瓜の疣まんべんなく不揃ひ」(『ぴあにしも』2017)(川村研治)

2023-09-11 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句637・味覚40苦み5・川村研治01・2023-09-11(月)
○「苦瓜の疣まんべんなく不揃ひ」(『ぴあにしも』2017)(川村研治01)
○季語(苦瓜・仲秋)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:あのゴーヤのいぼいぼの観察句である。よく見ると整然と揃っていない。宇宙的な不揃いと言ってもよい。そして苦味の強いワタは少し残し加減がよい。


川村研治(かわむらけんじ)
○好きな一句「雪来るか林檎の芯の透きとほり」(『ぴあにしも』2017)02
○季語(雪・晩冬)(「→栗林浩のブログ」より引用)

【Profile】:1939年東京都出身。神奈川県中郡大磯町在住。→加藤楸邨・→平井照敏に俳句を学ぶ。「寒雷」・「ににん」(→岩淵喜代子代表)所属。「ににん」編集長。「暖響」参加。

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