俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五体俳句624「夢いまだ指にのこれる団扇かな」(紆夜曲雪)

2023-06-13 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句624・指26・紆夜曲雪01・2023-06-13(火)
○「夢いまだ指にのこれる団扇かな」(紆夜曲雪01)
○季語(涼しさ・三夏)(「→週刊俳句 Haiku Weekly」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたけこすせそちつてとにぬねのふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:指に残る昨夜の夢の重さ。あおぐ団扇が作り出す風にも夢の欠片がちりばめられている。方法の「抽象の物質化」の要素もある句。


紆夜曲雪(うよきょくせつ)
○好きな一句「涼しさの火籠りの眸のふたつづつ」02
○季語(団扇・三夏)(引用同上)

【Profile】:1994年香川県出身東京都在住。無所属。東北若手俳人集「むじな」編集人。

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