俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○色彩俳句625・濁り4・千葉仁01・2023-06-21(水)
○「早苗田に昨日の濁りありにけり」(千葉仁01)
○季語(早苗田・仲夏)(「俳句研究年鑑95年版」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:昨日田植が終わったばかりである。水田の底には昨日の泥の濁りを残している。まだ水田はあらゆるものを映している。
○千葉仁(ちばひとし)(1918-2003)
○好きな一句「秋日焼濃き老人の卵売」02
○季語(秋日焼・三秋)(引用同上)
【Profile】:1941年兵役中に「鶴」に入会。戦後小樽市に居住。一時期俳句を離れるが1969年→石塚友二の薦めにより「鶴」に復帰、同時に北海道「鶴」支部創立、機関誌「さるるん」を発行。1992年小樽市功労者(教育文化)表彰。