俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五感俳句540「地の底に濁流の音梅を干す」(桂鴻志)

2021-07-19 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句540・聴覚133・桂鴻志01・2021-07-19(月)
○「地の底に濁流の音梅を干す」(桂鴻志01)
○季語(梅干す・晩夏)(「俳句四季201607」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(うえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:地面に直置きした筵の上に梅を干す。数日来の大雨がようやく上がり近くの渓流が水嵩を増して濁流となっている。筵にその響きが伝わってくるのだ。


桂鴻志(かつらこうし)
○好きな一句「如意棒に良き枝を切る雲の峰」02
○季語(雲の峰・三夏)(引用同上)

【Profile】:1934年兵庫県丹波市出身。1946年丹波延命寺にて、→田村木国に俳句の初学を学ぶ。1976年笹鳴句会結成。1980年「」入会。1986年→吉本伊智朗主宰誌「」創刊編集同人。2005年俳句活動に対して東条町々長特別賞受賞。2005年度兵庫県ともしび賞(俳句部門)受賞。

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