俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●次元俳句429・黄金週間(時間)1・2019-04-28(日)
○「黄金週間潜水艦も潮のうへ」(『辻子』2000)(田中貞雄1)
○季語(黄金週間・晩春)(→「俳誌ろんど」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:作者は横須賀出身の俳人。軍港横須賀港の風景であろう。港に軍艦や客船などが浮いている。さらに潜水艦「も」潮の上に挺身をさらしているのだ。昨日からのGWは10連休となるが、今回はその間に改元がある。
●田中貞雄(たなかさだお)
○好きな一句「花からたち放課後のこゑ行きわたる」(『辻子』2000)2
○季語(花からたち・晩春)(引用同上)
【Profile】:1939年神奈川県横須賀市出身。→角川源義主宰「河」に入会、同人。→進藤一考主宰「人」創刊参加。第2回「人」結社賞受賞。→鳥居おさむ主宰「ろんど」創刊参加。2005年1月俳誌「ろんど」主宰継承。