俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句427・聴覚105・山田閏子1・2019-04-18(木)
○「もらはるる子猫の声の遠去かる」(『佇みて』2008)(山田閏子1)
○季語(子猫・晩春)(「俳句201707・現代俳人名鑑Ⅲ」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:もらわれていく子猫の悲し気なしだいに遠ざかっていく。聞こえなくなるころには思いを切って気持ちを切り替えている。
●山田閏子(やまだじゅんこ)
○好きな一句「お祈りをして遠足のお弁当」(『佇みて』2008)2
○季語(遠足・晩春)(→「増殖する俳句歳時記」より引用)
【Profile】:1944年東京都新宿区出身。1977年「ホトトギス」入会。1987年同人。1989年「花鳥来」入会、編集長。俳人協会会員、日本伝統俳句協会会員。