俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○特集俳句0315・夢見俳句04・藤岡筑邨01・2017-01-27(金)
○「柿落葉いちまいいちまい夢の中」(藤岡筑邨01)
○季語(柿落葉・冬) 「かきおちばいちまいいちまいゆめのなか」(「365日で味わう美しい季語の花(金子兜太監修:誠文堂新光社)」より引用)【→特集俳句-索引1・索引2・検索3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:庭の柿の木の葉が一枚、また一枚と降るほどに、眠りが深くなっていきます。そのように眠れたらさぞかしいい夢を見られるでしょう。
●藤岡筑邨(ふじおかちくそん)
○好きな一句「姨捨の深雪の底の炬燵婆」(『姨捨』1963)02
○季語(炬燵・冬) 「おばすてのみゆきのそこのこたつばば」(「名句鑑賞辞典(角川書店2000)」より引用)
【Profile】:1923年、長野県松本市出身。旧制二松學舍専門学校を出て母校松本深志の国語教師となる。教職の傍ら信濃の風土を詠う。松本学生俳句会「りんどう」を発行してのち主宰者となる。信濃毎日俳壇、『俳句四季』選者。俳人協会評議員。映画評論家。