俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●特集俳句0281・画家俳句010=コロー・原柯城01・2016-06-03(金)
○「水芭蕉昏れてコローの森となる」(原柯城01)
○季語(水芭蕉・夏) 「みずばしょうくれてころーのもりとなる」(「名句鑑賞辞典(角川書店2000)」より引用)【→特集俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
【鑑賞】:画家俳句の最終回はジャン=バティスト・カミーユ・コロー(1796-1875フランス)。「コローの森」から想定される絵は→「モルトフォンテーヌの想い出(1864年ルーヴル美術館)」。鬱蒼とした森の夕暮れです。
●原柯城(はらかじょう)(1908~1994)
○好きな一句「召されなば花野このままさまよひて」(『道』1979)02
○季語(花野・秋) 「めされなばはなのこのままさまよひて」(引用同上)
【Profile】:大阪府出身。1934年「馬酔木」入門。→水原秋櫻子に師事。1943年「→馬酔木」同人。1960年「風雪」創刊主宰。1982年、馬酔木賞受賞。