俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句0266・梔子色01・土岐錬太郎01・2016-02-17(水)

2016-02-17 04:56:00 | 色彩俳句

●色彩俳句0266・梔子色01・土岐錬太郎01・2016-02-17(水)
○「膵病めば梔子色に春の月」(土岐錬太郎01)
季語(春の月) 「すいやめばくちなしいろにはるのつき」(→「575筆まか勢」より引用)【→色彩俳句-索引01色彩俳句-索引02 →俳人一覧()】

【鑑賞】:梔子色(くちなしいろ)とはクチナシの実で染めた少し赤みのある黄色。もちろん初登場の和色であります。→和色大辞典(「支子色くちなしいろ#fbca4d」)

土岐錬太郎(どきれんたろう)(1920~1977)
○好きな一句「白辛夷円空仏にかしづける」02
季語(辛夷・春) 「しろこぶしえんくうぶつにかしづける」(→「芭蕉の旅、円空の旅」より引用)

【Profile】:北海道新十津川町出身。円満寺住職の傍ら、アカシヤ俳句会の設立、北海道新聞俳壇選者、現代俳句協会会員、後に分離した社団法人俳人協会評議員となる。俳人活動以外にも民生委員・保護司・社会教育委員・選挙管理委員・教育委員などを歴任。

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