俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●次元俳句0267・凸凹(空間)01・中川青野子01・2016-02-21(日)
○「手の先に水の凸凹芹洗ふ」(『吾に雪』2003)(中川青野子01)
○季語(芹・春) 「てのさきにみずのでこぼこせりあらふ」(→「歳時記」より引用)【→次元俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
【鑑賞】:芹を洗うときのおしみなく使う水の「でこぼこ」。春の光が手の先にほとばしります。
●中川青野子(なかがわせいやし)(1926~2002)
○好きな一句「霧流る山ふところの花あかり」(新居浜市滝の宮公園に句碑)02
○季語(花・春) 「きりながるやまふところのはなあかり」(→「滝の宮公園の句碑」より引用)
【Profile】:→松村巨湫に師事し、1953年から「灯」を創刊主宰。長く愛媛県俳句協会などの世話をした。