俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句0267・ひかがみ01・藤井あかり01・2016-02-23(火)

2016-02-23 04:56:00 | 五体俳句

●五体俳句0267・ひかがみ01・藤井あかり01・2016-02-23(火)
○「春の野やひかがみといふ脆きもの」(藤井あかり01)
季語(春の野) 「はるののやひかがみといふあやうきもの」(「俳句201505」より引用)【→五体俳句-索引 →俳人一覧()】

【鑑賞】:「ひかがみ(膕)」とは「ひざの後ろのくぼんで いる所。膝窩 (しっか)。よぼろ。」とあります。めったに光の当たらない体の部位を詠みました。

藤井あかり(ふじいあかり)
○好きな一句「窓に凭りいつしか春の雨に凭り」(『封緘』2015)02
季語(春の雨) 「まどによりいつしかはるのあめにより」(「俳句界201508」より引用)

【Profile】:1980年、神奈川県出身。2008年→石田郷子に師事。「」同人。2009年椋年間賞受賞。「尖塔」により第5回北斗賞受賞。

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