俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●特集俳句0256・鉄ちゃん05=停車・森田公司01・2015-12-11(金)
○「国境に長き停車や枯るる中」(森田公司01)
○季語(枯れ・冬) 「こっきょうにながきていしゃやかるるなか」(「新版・俳句歳時記〈第2版〉」より引用)【→特集俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
【鑑賞】:鈍行列車のやや長い停車です。急行待ちか点検か。冬枯れの中では蒸気機関車が似合います。
●森田公司(もりたこうじ)(1926~2020)
○好きな一句「往還に出て竹馬の秩父の子」02
○季語(竹馬・冬) 「おうかんにでてたけうまのちちぶのこ」(引用同上)
【Profile】:埼玉県出身。→加藤楸邨に師事。「寒雷」同人。寒雷清山賞受賞。「杉」(→森澄雄主宰)同人。1976年「かたばみ」創刊主宰。埼玉文化賞受賞。NHK学園講師。埼玉文芸賞選考委員。