俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句0255・嗅覚053・浅野如水01・2015-12-01(火)
○「魚臭き雪が舞ひこむシネマ館」(第31回角川俳句賞受賞作品「津軽雪譜」50句中の1句)(浅野如水01)
○季語(雪・冬) 「うおくさきゆきがまひこむしねまかん」(「俳句201411別冊付録第60回記念歴代受賞作品集~角川俳句賞のすべて」より引用)【→五感俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
【鑑賞】:「映画の日」にシネマの1句。雪国の港湾にあるシネマ館。魚臭い雪が扉の隙間から舞い込みます。
●浅野如水(あさのじょすい)
○好きな一句「雪ばんば寺領に隣る映画館」(同上)02
○季語(雪ばんば・冬) 「ゆきばんばじりょうにとなるえいがかん」(引用同上)
【Profile】:1949年生まれ。「津軽雪譜」50句により第31回(1985年)角川俳句賞受賞。受賞時は「河」所属。