俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●特集俳句0254・鉄ちゃん=貨車03・寺島ただし01・2015-11-27(金)
○「貨車つなぐ響き枯野へ抜けにけり」(寺島ただし01)
○季語(枯野・冬) 「かしゃつなぐひびきかれのへぬけにけり」(「今はじめる人のための俳句歳時記新版(角川学芸出版)」より引用)【→特集俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
【鑑賞】:「鉄ちゃん俳句」第3弾は連続で「貨車」。前回と反対に今回は連結器の結合音。乾いた音が枯野に響き渡ります。
●寺島ただし(てらしまただし)
○好きな一句「垂れしまま蜘蛛の糸とぶ小春かな」02
○季語(小春・冬) 「たれしままくものいととぶこはるかな」
【Profile】:1944年、宮城県出身。→阿部みどり女に入門、駒草賞受賞。「駒草」所属。俳人協会幹事。千葉県在住。「浦里」にて1992年第38回角川俳句賞受賞。