俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●特集俳句0253・鉄ちゃん俳句02=貨車・桑原立生01・2015-11-20(金)

2015-11-20 04:56:00 | 特集俳句

●特集俳句0253・鉄ちゃん俳句02=貨車・桑原立生01・2015-11-20(金)
○「雪の貨車切り離されて雪落す」(『寒の水』2013)(桑原立生01)
季語(雪・冬) 「ゆきのかしゃきりはなされてゆきおとす」
【鑑賞】:終着駅で切り離された連結器から雪の塊が落ちました。北国から運んできた雪塊です。【→特集俳句-索引 →俳人一覧()】


桑原立生(くわばらたつお)(1946~2014)
○好きな一句「寒柝の灯のなき橋を折り返す」(『寒の水』2013)02
季語(寒柝・冬) 「かんたくのひのなきはしをおりかへす」
【Profile】:静岡県浜松市出身。1962年「若葉」入会、1968年退会。1998年、→黛執に師事して「春野」入会。1999年同人、同年春野賞受賞。句会報「ひばり」代表。「あかとき」代表。「十七音樹」編集長。第47回角川俳句賞、結城蕪村賞、静岡県俳句文学賞受賞。俳人協会会員。静岡県俳句協会理事。


桑原立生掲載句
03白萩の風のもつれを風が解く(白萩・初秋)〈特集597・言葉俳句7「風-6」〉2022/8/26

コメント