俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句0253・視覚015・米田一穂01・2015-11-16(月)

2015-11-16 04:56:00 | 五感俳句
●五感俳句0253・視覚015・米田一穂01・2015-11-16(月)
○「箱眼鏡なまこの眠る国のぞく」(米田一穂01)
季語(なまこ・冬) 「はこめがねなまこのねむるくにのぞく」(→「575筆まか勢」より引用)
【鑑賞】:「覗く」という語句のある視覚俳句。季は「箱眼鏡(夏)」ち「なまこ(冬)」の季重なりですが「なまこ」をとりました。【→五感俳句-索引 →俳人一覧()】
 
米田一穂(まいたかずほ)(1910~1994)
○好きな一句「湯の里の舞ふ雪縫ひて燕来る」02
季語(燕来る・春) 「ゆのさとのまふゆきぬひてつばめくる」(「俳句201411」より引用)
【Profile】:青森県三本木町(現十和田市)出身。戦後上北郡各地小学校長を務める。→中村草田男に師事。「萬緑」同人。「酸か湯」により第20回角川俳句賞受賞。青森県文化賞、地域文化功労者賞受賞。
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